地理的位置を表示

MobiControl v14 Manual


A. 直近の位置を地図表示する

  • iOSは、複数アプリを同時起動できません。MobiControlエージェントによるMobiControlサーバとのオンラインを常時維持できません。 従って、オフラインの時は、その時点での端末位置を地図表示できません。
  • そこで、最近接続した時点までの位置履歴を地図表示するのが、次善策となります。
  • MobiControlエージェントは、バックグラウンドで、端末移動の毎に、その位置情報を取得し、端末内に保存しています。 そしてオンラインになった時に、その取得した情報をまとめて、MobiControlサーバに送ります。D項の「iPhone、iPadの位置表示スキーム」を参照ください。
  • 端末に送ったメッセージを開いたり、SOTI Surfをデフォルトのブラウザとしておくことで、端末は頻繁にオンラインになります。
  • 直近の位置を表示するには、F項の「日時を指定して、端末の位置を地図表示」を参照し、直近の日時を探し、その時点の位置を Google Mapに表示ください。
  • Apple端末が、その地理的位置情報を収集し、端末内に保存するようにするには、 データ収集ルールを設定しておく必要があります。

B. 過去の端末位置とその日時を表示する

コンソールの端末一覧で、位置表示をしたい端末の名前をタップします。 現れる画面の上部タブで、「位置情報」を選択すると、最初、ヨーロッパの地図が現れます。 ヨーロッパの地図が出ると、すぐに下辺の白い帯の部分ををクリックします。そうすると、 のアイコンが現れるので、 これをクリックします。(図1)がポップアップします。

(図1)

(図1)のカレンダーマークをクリックするとカレンダーが現れます。
過去の地理的位置を表示する期間を指定します。
期間の指定が終わると、「OK」ボタンを押します。
そうすると、端末の過去の位置が(図2)のように表示されます。

(図2)
(図2)の青い小さい丸が過去の位置です。 (図2)では、見つけやすいように、赤丸で囲っています。 ここをクリックすると、(図2)のように、その地点に端末が存在していた日時が表示されます。

(図4)


のアイコンを 押さないでいると、(図4)のように、現在位置が表示されない旨のメッセージが表示されます。
その際も、(図4)ののアイコンを 押すと、(図3)を表示することができます。

C. 現在の端末位置を表示

端末が、MobiControlサーバに接続していると、 コンソールの端末の一覧で、端末のアイコンが緑色 に変わります。
その上で、コンソールで、当該端末の名前をクリックし、現われる画面の上部タブで、「位置情報」を選択します。 (図5)が表示されます。(図5)の二重丸が、端末の現在位置です。
(図5)

D. iPhone、iPadの位置表示スキーム

端末の過去の移動位置履歴や、現在の位置は、次のスキームで、コンソールで表示されます。

(図6)

  1. データ収集ルールの (図4)の「端末のバックグラウンドジョブで位置情報を端末内に保存」にチェックを入れておきます。そして、そのデータ収集ルールを端末グループに適用します。
  2. MobiControl エージェントが、位置情報(緯度経度情報。テキスト形式)を収集し、端末内に保存します。その収集頻度は、OSが指定します。
  3. 端末がMobiControlサーバに「接続」したときに、、端末は、保存してあった位置情報(緯度経度情報。テキスト形式)をMobiControlサーバに送ります。
    チェックインのときには、位置情報は送られません。なぜなら、Apple端末のチェックインは、 Apple OSにバンドルされているMDMプロトコルの機能で実行されますが、そのMDMプロトコルには、位置情報を送る機能がないからです。
  4. コンソールで、端末一覧から該当端末を選択します。 現れた画面で、「位置情報」のタブを開くと、MobiControlサーバは Bing Mapサイトにアクセスし、緯度経度情報を送り、それに対応する、Bing Map上の位置ポイント情報を取得します。それをコンソールに送ります。
  5. コンソールは、Bing Mapサイトから地図(画像)をダウンロードし、その画像に、MobiControlサーバから送られてきた 位置ポイント情報を載せます。
  6. 端末がオフラインの場合でも、 サーバが受け取った過去の位置履歴を、コンソールの地図に位置履歴として表示します。但し、MobiControlサーバから切断した時刻以後の位置は表示されません。(図6)を参照。
  7. 端末がオンライン(接続)の場合は、現在位置も表示します。(図7)を参照。

(図7)

iPhoneとiPadは、次の場合に、MobiControlサーバと接続状態になります。

端末のOSが macOSの場合は、MobiControlサーバに常に接続しています。従って、現在位置を常に表示できます。現在までの位置履歴も表示できます。

E. 下辺のアイコンの説明

(図2)と(図5)の下辺に、(図8)のようなアイコンが表示されています。

(図8)

現在の位置を表示する。端末が、MobiControlサーバに「接続」している必要がある。
追跡
これからの端末の移動ルートを表示する。端末がMobiControlサーバへの「接続」を維持している必要がある。
履歴
過去の端末の位置表示。端末をMobiControlサーバに「接続」しておく必要はない
(図6)参照。
ジオフェンス
適用するジオフェンスを指定。又は、新規にジオフェンスを作成。

F. 日時を指定して、端末の位置を地図表示

あの日、あの時、端末がどこにいたかを地図表示できます。直近の時刻の端末位置を地図表示できます。
端末一覧から該当端末を選択します。(図9)が現れるので、「収集したデータ」タブを選択します。

(図9)

  • の部分をクリックすると「位置情報」の文字列が現れるので、これを選択。
  • カレンダーマークを選択して、現在の時刻までを表示範囲とします。
  • あの日、あの時を探します。
    緯度の数字にマウスを載せたまま、経度の数字までマウスを移動すると、背景色が青に変わります。この状態で、キーボードで、Ctrl + C を押します。 緯度と経度の数字が、クリップボードにコピーされます。
  • ブラウザで、Googleにアクセスし、その検索欄に、マウスを載せて、Ctrl + V を押します。 (図10)が、緯度経度をコピペした例です。
    ここで、Googleの検索ボタンを押すと、直近の位置が、Google Map に表示されます。

(図10)

G. 紛失モード - オフラインでも、現在の端末の位置を知る

端末を紛失した場合は、端末は、MobiControlサーバに接続していません。 その場合でも、現在の端末位置を表示したいときがあります。その際は、コンソールの操作で、端末を紛失モードにします。
そうすると、(図5)が表示されます。詳しくは、「紛失したiOS端末を探す」を参照ください。

H. 今後の移動先の位置表示

をクリックすると、 (図11)がポップアップします。端末がこれから移動するとして、時間間隔を置いて、その地点を、表示します。
  • 位置を更新
    端末が位置を計測する時間間隔(秒単位)
  • 最新を表示(位置)
    画面に表示する位置の数。青い点で表示されます。
  • 追跡を停止(分後)
    端末でMobiControlエージェントが起動したままにしたとして、何分間追跡するか
今後の移動先を表示するには、端末が、MobiControlサーバとの接続を維持しなければなりません。
iPhoneとiPadは、次の場合に、MobiControlサーバと接続状態になります。 端末がスリープ状態になると、接続状態は終わります。「設定」-->「画面表示と明るさ」-->「自動ロック」で、自動ロックまでの時間を長くしておく必要あります。 できれば「なし」にして、自動ロックをしないようにしておくと、永く、追跡ができます。
(図11)

I. ジオフェンス

(図8)で、 をクリックすると、この端末に対し ジオフェンスを指定できます。 ジオフェンスは、仮想的な境界線です。
例えば、特定の市町村の拡がりでジオフェンスに設定します。そうすると、指定した市町村から離れた場所で、端末が、MobiControlサーバに 「接続」をすると、その端末に対してのアクションを発動できます。
ジオフェンスに関する詳細は、ジオフェンスの作成と運用を参照ください。
ジオフェンスは、端末がMobiControlサーバに「接続」したときに、現在位置を通知し、アラート発報します。移動してから、なるべく早くジオフェンスを起動するには、 端末が、頻繁に、MobiControlサーバに「接続」するような配慮が必要です。

J. 端末で、現在位置を知る

(図12)


端末側で、MobiControlエージェントを起動すると、(図12)のようなメニューが現れます。
これの「位置情報」をタップすると、端末の現在位置が端末の地図に表示できます。