
ネットワークの制限
利用できるデータ通信回線を制限するアプリを指定します。下表の A か B かを指定します。(図1)の「構成のメニュー」の画面を表示します。
A B 携帯電話回線での通話 Wi-Fi 携帯電話回線でのデータ伝送 ローミング中でない
(国内)ローミング中
(海外)
表示方法は、「iOS端末の構成プロファイルの作成」を参照ください。
(図1)
(図1)で「ネットワークの制限」」を選択すると(図2)のダイアログが現れます。
(図2)
(図2)の「追加」ボタンを押して、(図3)のように、対象となるアプリのバンドル IDを入力します。(図3)
アプリのバンドルID(バンドル識別子)を知るには、「バンドル識別子を知る」を参照ください。 (図3)で、データ制限の欄の右端を押すと、(図4)のように、「携帯電話回線データの禁止」か「ローミング中の携帯電話回線の禁止」の 二つの選択肢が現われます。 どちらかを選択します。
(図4)
「ローミング中の携帯電話回線の禁止」は、下表の A です。「携帯電話回線データの禁止」は、下表の B です。
A B 携帯電話回線での通話 Wi-Fi 携帯電話回線でのデータ伝送 ローミング中でない
(国内)ローミング中
(海外)の接続状態の場合は、LINEやSkypeでの通話も不可になります。 既に登録済みのバンドルID もしくは、もしくは、上の表の A か B かを変えるときは、当該アプリのバンドルIDを指定してから「編集」ボタンを押します。
使用制限を解除する場合は、当該アプリのバンドル IDを指定してから「削除」ボタンを押します。 これで、個別アプリが使える通信回線の種類を制限するための構成が作成できました。 構成プロファイルの作成が終わると、「OK」ボタンを押します。構成プロファイルの作成が終わると、これを対象とする端末グループやAD(Active Directory)の グループに割り当てます。そして、それを当該グループの端末に配布し、インストールします。詳しくは、 「Apple製品の構成プロファイルの作成」 のページの「E. 構成プロファイルの端末グループへの割り当て」以下を参照ください。