電子メールプロファイル作成

MobiControl v14 Manual

「アラート・ルール」を適用して、アラートをEメールします。その際のMobiControlサーバから SMTPサーバへの認証手順を規定するのが電子メールプロファイルです。

 

1. バーチャルな差出人アドレスを登録

電子メールプロファイルは、SMTPとの認証規定だけでなく、差出人のメールアドレスを登録します。 アラートのメールは、マシン(MobiControlサーバ)が実際の差出人ですが、これに対して返信されても 対処できません。そこで、バーチャルな差出人として、誰かを任命し、その人のメールアドレスを 差出人メールアドレスとして登録します。(図1)では、Aさんをバーチャルな差出人としてあります。 アラートメールに対し、返信があれば、その返信メールはAさんに届きます。  
Aさんは、アラートに対する担当者ということになります。実際は、サポートチーム全員宛の グループアドレスをバーチャルな差出人としておくことが多いでしょう。 そうすると、返信はサポートチーム全員に送られてきます。 
電子メールプロファイルは複数作成できます。その電子メールプロファイルにはプロファイル名を付けますが、 このバーチャルな差出人の名前やチーム名を、プロファイル名としておくと、管理がしやすいでしょう。

(図1) 

 
社員の携帯電話に関する部門は、多岐にわたります。 
「社内メールサーバにつながらない」というインシデントには 技術的サポート担当者 
携帯電話の利用ルール違反に関しては、CSR担当者 
会社支給の携帯電話の行方不明などは、備品管理者 
などになる場合があります。従って、アラートの種類によって、バーチャルな差出人は変わることになります。 従って、電子メールプロファイルの種類も、複数となります。

2. 端末のアラートルールの作成:最後のステップ

端末のアラートルールの作成の最後のステップで、(図2)のようなダイアログが表示されます。

(図2) 

 
(図2)で、メールの宛先、件名、本文を規定します。  
From の欄に、電子メールプロファイルを選択し、入力します。電子メールプロファイルは複数作成できます。 新規に電子メールプロファイルを作成するには、「電子メールプロファイル」ボタンを押します。

3. 電子メールプロファイルのリスト

(図2)で、「プロファイル」ボタンを押すと、(図3)の電子メールプロファイルのリストが表示されます。 このリストは、作成済の電子メールプロファイルの名前リストです。新規に、電子メールプロファイルを作成するには、「新規」ボタンを押します。

(図3) 

4. 電子メールプロファイルの作成

4.1 SMTP関連情報

(図3)で、「新規」を押すと、(図4)が現われます。SMTPサーバとの認証情報を入力します。

(図4) 

SMTPサーバおよびSMTPサーバに認証させる送信側の情報を入力します。 
「認証」欄の右端をクリックすると、認証方式のメニューが現われます。「匿名(認証無し)」「ベーシック(パスワード)」「NTLM」「ダイジェスト」「Kerberos」 「交渉(TLSネゴシエーション)」から選択します。
 

4.2 差出人メールアドレス情報

(図4)での入力が終われば、「次へ」を押すと、(図5)が現われます。 
(図1)のAさんに相当する差出人のメールアドレス情報です。

(図5) 

 
(図6)のように入力します。

(図6) 

 

4.3 送信可能時間帯の設定

メールの受信人の勤務時間帯以外にメールを送ると、アラート対応が遅れることがあります。 また、メールが携帯電話に勤務時間帯以外に到着するのは、受信人にとって迷惑です。 そこで、メールの送信可能時間帯を設定します。

(図7) 

 
24時間/日、365日/年の対応が必要なアラートの場合は、夜間対応、休日対応のサポートチームのメールアドレスを 差出人とする電子メールプロファイルを別途作成します。 
時間を変更する場合は、変更対象を選択してから、「編集」ボタンを押すと、(図8)が現われます。

(図8) 

各々の欄の右端をクリックし、ドロップダウンメニューの中から適切な曜日や日時を選択します。 複数の時間帯を登録することが可能です。例えば、月曜から日曜まで、別々の時間帯を設置することも可能です。
 

4.4 電子メールプロファイル設定の確認

(図8)で「次へ」を押すと、(図9)が現われます。 設定内容が正しければ、「終了」を押します。修正したい場合は「戻る」を押します。 
(図9)の例では、電子メールプロファイル名を、差出人の名前と同一として設定してあります。

(図9) 

 

4.5 デフォルトの受信人メールアドレス

アラートのメールの受信人は、アラートルールで設定します。  
それ以外に、電子メールプロファイルのデフォルトの受信人メールアドレスも設定することができます。  
 
その場合は、(図9)の右下の「詳細設定」ボタンを押します。  
メールの宛先人情報の入力画面が現れます。「追加」ボタンを押すと、追加のための一行に入力スペースができます。 宛先のメールアドレスと、宛先人の名前を入力します

(図10) 

 
(図11)のように入力します。タイプは、「To:」か「CC:」か「BCC:」の宛先区別です。 
「委任」欄にはデフォルトでチェックが入ります。 後に、当該人物宛に送るのを一時停止したいときは、チェックを外します。

(図11) 

デフォルトの宛先を追加すると、アラートルールで設定した受信人と電子メールプロファイルのデフォルトの受信人の両方に アラートのメールが送られます。
 

4.6 SMTPサーバとの認証方式のテスト

(図4)で設定したSMTPサーバとの認証情報が正しいかどうかのテストをします。 (図9)の右下の「テスト」ボタンを押します。

(図12) 

受信人アドレス、件名、本文を任意に入力して、「送信」ボタンを押してください。 設定したSNMP認証情報が正しかったら、「メール伝送成功」の旨のポップアップがでます。 また、受信人アドレスでメーラーを開いてテストメールが届いているかどうかを確認ください。
 

(図13) 

この場合のテストは、MobiControlサーバからSMTPサーバにテストメールを 送ったのではありません。 (図13)のように、電子メールプロファイルを作成しているパソコンから、直接SMTPサーバに テストメールを送っただけです。 
完全なテストを実施するには、ダミーとなる端末で実際にアラートイベントを起し、 それが、MobiControlサーバにチェックインをして、アラート通報をすることで、本番テストをすることを お薦めします。

5. ルールと電子メールプロファイルの紐付け

(図14) 

アラートルールは複数作成されます。電子メールプロファイルも上記1.項で説明したように複数作成されます。 
お互いは、このページの(図2)、つまりアラートルールの作成画面のFrom:欄で、適切な電子メールプロファイルを選択することで紐付けします。  
(図2)のFrom:欄の右端をクリックすると、ドロップダウンメニューが現われ、そこに電子メールプロファイルの リストが表示されます。その中から選択します。
ここで作成した電子メールプロファイルは、アラート情報の通知だけでなく、 通信費管理ルールで、月間通信量が一定量を越えたときの注意メールにも使われます。