端末一覧のプロパティの入れ替え

MobiControl v14 Manual


端末一覧のプロパティの入れ替え

(図1)は、コンソールの初期画面です。(図1)のの欄には、 「メーカー」や「モデル」や「バッテリー充電率」などの文字列が並んでいます。これらを端末のプロパティと呼びます。 端末のプロパティは160種類以上あり、その主なものを、このページの下段の G. 主な端末プロパティに表示してあります。
の欄に表示するプロパティを G. 主な端末プロパティの表にある任意のプロパティと入れ替える方法を説明します。
端末の能率的な管理運用のためには、端末プロパティを機動的に入れ替えることをお勧めします。

(図1)

A. プロパティ列の左右の順番を変える

プロパティ名をつまんで、左右に動かすと、縦列全体が左右に動きます。つまり、プロパティの 左右の順序は、ドラッグアンドドロップの手法で、変えることができます。
また、プロパティの各ヘッダーをクリックすると、上向きまたは下向きの山形マークが現れます。これをクリックすると 当該プロパティ値のアルファベット順に、端末の上下順序を変えることができます。

B. Defaultコラム

(図1)のの欄に、 G. 主な端末プロパティの表にあるプロパティを表示させることができます。 逆に、現在表示されているプロパティを未表示にすることもできます。

(図1)の 「コラム表示」欄の「Default」の下向き山印をプルダウンすると (図2)が表示されます。(図2)の歯車マーク(赤矢印)をクリックすると、(図3)のように、プロパティの一覧が表示されます。
(図2)
(図3)のどれかのプロパティ名の白丸にチェックを入れると、緑丸に変わります。 そうすると、(図1)のの欄に、当該プロパティが追加されます。

逆に(図1)のの欄で、 表示する必要がないプロパティは、(図3)のプルダウンメニューの中から、チェックを外します。 そうすると、 (図1)のの欄から表示が消えます。

(図3)の各プロパティ名の右端にある、のマークをマウスオーバーすると 対応する端末OSの一覧が表示されます。 (図3)の黒背景の囲みがそれです。対応していないOSを持つ端末に対しては当該プロパティ値は表示されません。

端末プロパティには、端末そのものが持つプロパティとMobiControlによる端末設定に対応するプロパティがあります。
  • 端末そのものが持つプロパティ
    (例)MACアドレス、メーカー、接続していたWiFiのSSID
  • MobiControlによる端末設定に対応するプロパティ
    (例)MobiControlエージェントのバージョン、監視モードか否か、Android EnterpriseのDevice Owner ModeかProfile Owner Modeか
(図3)

C. プロパティは、3つに大別される

端末のプロパティには、次の3種類があります。
  1. 表示のための設定が不要なプロパティ
    下記の b.項またはc.項の設定をしなくても表示されるプロパティ。
    端末が固有に持っているプロパティ(OSバージョンやWiFiのSSIDなど)と MobiControlサーバとの設定モード(iOS端末なら監視モードか否か、Android Enterpriseの設定モードなど)
  2. 付属情報
    これは、コンソール管理者が追加入力するプロパティです。
    例えば、「端末が私物か会社支給か」、「端末の資産台帳番号」、「端末ユーザの社内での役職」、「端末裏側の色」などです。
    付属情報プロパティは、付属情報の定義をしないと(図3)には表示されません。
  3. 監視データ
    端末内の特定のファイルの特定の位置にある文字列、又はデータです。
    データ収集ルールでの「タイプ」ダイアログで「新規」ボタンを押して指定したファイルまたはデータです。
    指定しないと(図3)には表示されません。 監視データとなりうる端末内のファイル又はデータは、下表の通りです。
    端末のOS表示できるファイル又はデータ
    Android
    • INIファイルの指定セクション
    • XMLファイルの要素ノード
    詳しくは、Android: 監視データの指定を参照
    Windows系
    • テキストファイルの指定行
    • レジトストリ・ハイプ
    • INIファイルの指定セクション
    • EXEファイルの終了コード
    • EXEファイルの標準出力(STDOUT)の1行目
    • コンソール管理者が端末毎に入力した静的文字列
    詳しくはWindows: 監視データの指定を参照
    Linux
    • テキストファイルの指定行
    • INIファイルの指定セクション
    • EXEファイルの標準出力(STDOUT)の1行目
    • 端末API
    詳しくはLinux: 監視データの指定を参照
    Apple製品に対しては、監視データの指定はできません。

D. 新規コラムを作成する

ここでいうコラムとは、プロパティのグループ名を指します。 「Default」もコラムの一つです。
「Default」に追加して、新規のコラムを作成します。 例えば、「Apple」、「Android」、「ActiveDirectory」などの任意の名前を付けたコラムを作成します。

そうすると、(図1)の の「コラム表示」をプルダウンすると、 (図4)のように、追加作成したコラムが表示されるようになります。そして、「Default」以外のコラムを 選択すると、そのコラムが指定した端末プロパティが(図1)の の欄に表示されます。
(図4)サンプル
(図5)の緑丸(赤矢印)をクリックします。「新規コラムの設定1」の文字列が表示されます。
(図5)=図2の再掲(図6)

「新規コラムの設定1」の文字列にマウスオーバーすると、歯車マークが右端に表示されます。 この歯車マークをクリックします。 (図8)の上辺の鉛筆マーク(赤矢印)をクリックすると、コラムの名前を変更できます。 「新規コラムの設定1」から、例えば、「Apple]とか「Android」とか任意の名前で上書きします。
(図7)(図8)

(図8)でコラムの名前変更をしたら、そのコラムが表示する端末プロパティ名にチェックを入れます。 そして、「完了」ボタンを押します。
これで、新しいコラムが作成できました。
をプルダウンしての (図4)で、Default以外のコラムを選択すると、 の欄は、そのコラムが指定したプロパティが表示されます。

(図8)で、ゴミ箱マークをクリックすると、当該コラムは削除されます。

E. 端末一覧のダウンロード

(図1)ののダウンロードボタンを 押すと、端末一覧がCSV形式ファイルでダウンロードされます。Excelで当該ファイルを開くことができます。 ダウンロードする目的は、端末展開のアーカイブとして保存したり、分析のためです。
ダウンロードされるファイルに付記される端末プロパティは、現在、(図1)に表示されているプロパティのみです。 もし、他の端末プロパティを付記してダウンロードする場合は、予め(図1)に表示されている端末プロパティを 入れ替えておきます。それには、を押して 端末プロファイルを入れ替えるか、コラムを変えておきます。
また、表示する端末を一定の条件で限定する場合は、 「コンソールで端末を探す 」を参照ください。

F. 左側インデックスを隠す

コラムが指定する端末プロファイルの数が増えると、の欄が 横に広がり、一覧では表示できなくなります。
その際、左側インデックスの端末グループ・ツリーを隠すことで、より多くのプロファイルを表示できます。
左側インデックスの端末グループ・ツリーの表示を隠すには、(図1)の の左向き矢印を押します。

左側インデックスの表示を再開するには、同じ の右向き矢印を押します。

端末プロパティの値を指定して、端末(群)を検索し、それらを(図1)に表示することもできます。 詳しくは、コンソールで端末を探すを参照ください。

G. 主な端末プロパティ

(図1)の の欄に表示すると、有用なプロパティの一部を、 下表に示します。
プロパティのラベル名注釈
OS共通のプロパティ

OS名
OSバージョン
メーカー
モデル
端末IDメーカー出荷時に付された番号。端末を一意的に指定できる。
携帯電話キャリアNTT DoCoMo、KDDI、SoftBankなど
パス所属する端末グループ。ルートグループから末端グループまでの階層が表示される。
登録実行日時端末をMobiControlに登録した日時
電話番号SIMカード搭載の端末に限る
パーソナライズされた名前端末ユーザの操作で端末につけた端末名。MobiControlがつけた「端末の名前」とは別。
エージェントバージョン古いバージョンだと特定機能が無効の場合がありえる
コンプライアンスステータスエージェントのバージョンが適正か否か
エージェントチェックイン時間端末がMobiControlサーバに接続した直近の時刻。Apple製品の場合、MDMプロトコルによる チェックイン時刻ではなく、端末ユーザの操作で接続した時刻。
パスコードが有効ロック解除のパスコードを設定してあるか否か
管理サーバ直近にアクセスしたデプロイメントサーバの名前
端末モード登録解除されているかどうか。端末ユーザにより登録解除された端末では、「UnenrolledByUser」と表示される。
ネットワーク接続タイプ最近の接続メディアが、3G、LTE、WiFi、イーサネットなどのどれか
ネットワークSSID最近接続したWiFi APのSSID
IPアドレスMobiControlサーバに最後に接続したときの端末のIPアドレス
IP v6MobiControlサーバに最後に接続したときの端末のIPv6アドレス
MACアドレス端末のWiFiモデムまたはイーサネットのMACアドレス
書込可能なストレージ
書込可能なメモリ容量
Battery Percentageバッテリの残余容量
Apple製品のみのプロパティ
MDMステータス更新MobiControlサーバへの直近のチェックイン時刻
監視下監視モードとして設定されているかどうか
アクティブ化ロックアクティベーションロックを設定しているかどうか
バイパスアクティブ化ロックステータスアクティベーションロックバイパスを端末に要求している状態か否かの表示。 又は、アクティベーションロックのバイパスを要求できる状態か否かの表示。 詳しくは、アクティベーションロックとそのバイパスを参照
アクティブ化ロックバイパスコード監視モード端末をWipeした後に、再度アクティベーションする時に、 Apple IDの替わりに入力するコード。(監視モード端末では、Apple IDを設定してない場合がある)
「iPhoneを探す」を有効にする「iPhoneを探す」を有効にしてあるかどうか。 有効にしてないと他人によりWIPEと再アクティベーションができる。
ユーザIDハッシュ
ITUNESストアがアクティブ
モデル番号iPhoneとiPadのモデル番号
Android端末のみのプロパティ

Android Enterprise 管理タイプ値が「作業が管理された端末」は、Device Owner Modeを指します。「作業プロファイル」は Profile Owner Modeを指します。
AndroidアカウントのタイプAndroid Enterprise端末のGoogleアカウントを付与する管理者アカウント。 「管理されたGoogleアカウント」または、「管理されたGoogle Play アカウント」が値
Android セキュリティ パッチ レベルAndroid セキュリティ パッチ レベルを充てた最終日付。(Googleは脆弱性情報を 毎月の月初に公開しており、端末メーカーはそれに対応して、セキュリティパッチを端末に配布している。最新の日付なら脆弱性対策が強固。)
暗号化済「いいえ」と表示される端末は、暗号化をしていない
ウィルス対策スキャンウィルスファイルがあるかないかをスキャンした最終日時。もしウィルスの疑いがあるファイルが発見されたら、そのファイルは隔離フォルダに移動される。 未だスキャンをしてない場合は、「無期限」と表示。
ウィルス対策検疫なし隔離フォルダの中のファイルを削除した最終日時。未だ削除したことがない場合は「無期限」と表示。
ウィルス対策定義アップデートウィルス定義ファイルを更新した最終日時。未だ更新したことがない場合は、「無期限」と表示。
ウィルス対策定義バージョンウィルス定義ファイルのバージョン。定義ファイルを一度も受信したことがない場合は、「無期限」と表示。
Windows Modernのみのプロパティ

OSエディションホーム、プロ、エンタープライズ、エデュケーション
DM リビジョンDevice Management Protocol のRevision番号
Linuxのみのプロパティ

配布タイプディストリビューションがUbuntuかRaspbianか
Windows Embeddedのみのプロパティ

学習アプリ制限の検討のために学習モードにしてあるかどうか
AD_DSまたはAD_FSで本人認証をした端末
ADでのユーザ名
EメールアドレスADと連動するExchangeのメールアドレス
ドメイン名端末ユーザが属するADのドメイン名
UPN端末ユーザのAD_DS及びAD_FSへのログインID
IDSIDを指す。端末IDでないので要注意。AD_DSのセキュリティ識別子。