指定日時にインストール

MobiControl v14 Manual


A. パッケージを指定日時に送る。または指定日時にインストールする。

(図1)は、「パッケージのプロファイルへの積み込み」のページの「5.プロファイルの配布先となる端末グループを指定」の (図8)の再掲です。

(図1)

(図1)で、構成プロファイルの配布対象となる端末グループまたは端末を選択します。そして、下辺の 「割り当て」ボタンを押すと、パッケージを積み込んだ構成プロファイルは、すぐに端末に送られます。 そして、パッケージが包含するアプリは、サイレントインストールされます。
またパッケージに包含されたスクリプトコマンドも実行されます。

この迅速な展開は、有用な反面、事情によっては、次の2つの不都合もあります。
  1. 通信回線に輻輳が生じ、他のオンライン業務に悪影響を与える。
    WiFi接続をしている端末台数が、数千台ある場合で、これら端末に一斉に構成プロファイルを送ると、インターネットアクセス回線が輻輳します。
  2. アプリの操作の邪魔になる
    端末で、なんらかのアプリを操作中に、このインストールが開始され、且つ、 インストール・プロセスに時間がかかる場合などは、アプリ操作に中断が生じます。

a. の対策の一つは、対象端末グループを小分けして、時間間隔を空けて、送ることです。
もう一つの対策は、勤務時間帯以外、又は週末に送るようにします。

B. パッケージを指定日時に送る

(図1)の下辺の「割り当て」ボタンを押さずに、上辺の「オプション」タブを選択します。 画面は(図2)に遷移します。

(図2)

(図2) の「割り当て日」にチェックを入れ、日時を指定すると、 その日時に送信を開始します。それまでは、パッケージを積み込んだ構成プロファイルは、MobiControlサーバに留め置かれます。
日時指定をせずに、「次のアップデートスケジュールにずらす」にチェックを入れる方法もあります。 これは、端末からのチェックインの時刻に送る方法です。 端末グループ毎に、その端末のチェックイン時刻は異なります。 従って、端末グループ単位で、小分けして、サーバから送られます。通信回線の輻輳を避けることができます。

C. アプリのインストール日時を指定する

通信回線の輻輳の問題はないとしても、勤務時間帯に、インストールやアップデートを避けたい場合があります。
その場合は、(図2)の または、 を指定します。
を選択した場合は、 「追加」ボタンを押して、インストールを実行する時間帯を指定します。 端末の電源オフなど、 なんらかの理由で、その日の時間帯にインストールができなかった場合は、翌日の同じ時間帯に、インストールを試行します。

端末の時差時刻でなく、国際標準時での時刻を指定することもできます。それには、右端の「端末の時刻」の右をプルダウンすると、 「UTC時刻」の文字列が表示されますから、それを選択します。

のどちらの場合でも、サイレントインストールがされます。

D. その他のオプション

(図2)を参照ください。
  • 通信回線の限定
    構成プロファイルを送る際、端末側の通信回線を限定します。
    ローミング中は送らないようすることができます。
    携帯電話回線に接続中は送らないようにすることができます。
    その場合は、無線LANに接続した段階で送るようになります。
  • 最小のバッテリレベル
    パーセントを単位として入力します。バッテリの残存容量が少ないときは、サーバからの送信をしません。
  • デバイスでサポートされている時にパッケージを持続的に保存
    Windows Embedded端末などでは、バッテリ残存がゼロになったり、バッテリパック交換をすると、 メモリ内のファイルが削除されます。しかし、不揮発性フォルダが指定されている場合は、そのフォルダ内のファイルは 削除されません。これにチェックを入れると、パッケージは、その不揮発性フォルダに保存されます。
    • 端末OSが、Windows Embeddedの場合、不揮発性フォルダは、端末メーカーにより指定され、端末モデルにより異なります。 そのフォルダ名は、エージェントの作成と配布準備のページの(図8)に記載されています。 どの端末モデルの場合でも、Rootフォルダです。
    • Windows PC を Windows Classicとして設定した場合、「%Program Files%\SOTI\MobiControl」を不揮発性フォルダとします。 ドライブ名は問いません。
  • すべてのアップデートスケジュールでパッケージを再インストールして チェックイン
    端末からのチェックインのたびに、パッケージをサーバから送ります。 アプリを積み込まずに、スクリプトだけのパッケージがあります。
    • 例えば、特定のアプリを起動させるスクリプトを積み込んだ パッケージの場合、チェックインのたびに、そのアプリが起動するようになります。
    • 端末画面にメッセージを表示させるスクリプトがあります。「メッセージ(showmessagebox スクリプト)」。 そのスクリプトを積み込まんだパッケージを送ると、チェックインのたびに、そのメッセージが表示されるようになります。
  • プロファイルの失効または削除でパッケージコンテンツをアンインストール
    コンソール側で、構成プロファイルを削除すると、端末でインストール済の該当アプリがアンインストールされます。
  • 「無効日」にチェックを入れると、指定した日時以降に、同一端末グループに 追加登録した端末には構成プロファイルは適用されなくなります。しかし、この日時までに登録された端末には適用されたままになります。
  • 「失効日」にチェックを入れると、指定した日時以降は、 対象端末の全てで、構成プロファイルは適用されなくなります。アプリの場合は、起動しなくなります。
    しかし、その構成プロファイルが端末で削除されたわけではありません。「保留」になったままです。 構成プロファイルの管理画面(「パッケージのプロファイルへの積込」のページの(図2)から「インストールの再試行」 を実施すると、端末で保留されていた構成プロファイルは復活し、再適用されます。

(図2)での指定が終わったら、下辺の「割り当て」ボタンを押します。

E. 端末ユーザの任意の時刻にインストール

インストールのプロセスで、ユーザ名や部門名を入力しなければ、インストールが完了しないアプリがあります。 この場合は、サイレント・インストールを避け、ユーザの任意の時刻にインストールするようにします。
(図2)の インストール方法は、デフォルトでは「自動」です。
これの右端をプルダウンすると、「自動」でなく「セルフサービス」を選択できます。「セルフサービス」を選択すると、プロファイルは自動的には 端末で適用されず、パッケージに積み込んだアプリもインストールはされません
(図2)の下辺の「割り当て」ボタンを押すと、構成プロファイルはMobiControlサーバ内に留め置かれます。
例えば、「在庫検索」という名前の構成プロファイルを「セルフサービス」指定したとします。端末では、次のような操作を行います。

端末のMobiControlのアイコンをタップすると、 (図3)が現れます。(図3)で、「端末のステータス」をタップします。 遷移した画面の上辺で、「プロファイル」タブを選択します。「在庫検索」という構成プロファイルが、今、「未インストール」と表示されています。 この「未インストール」(赤矢印)をタップします。
(図3)(図4)
(図5)のように、「インストール」ボタンが表示されるので、これをタップすると、MobiControlサーバからのパッケージの ダウンロードが開始されます。ダウンロードが終わるとインストールが実行されます。 インストールが終わると、画面は(図6)のように遷移します。ここで、端末でのMobiControlアプリの操作を終わります。 もし、このアプリをアンインストールしたい場合は、(図6)で、「削除」ボタンを押します。
(図5) (図6)

端末ユーザの勤務時間が固定してない場合があります。例えば、24時間営業の店舗の端末やタクシードライバの端末などです。
これらの端末での最適なインストール時刻は、予想つきません。そこで、端末ユーザの手がすいた時に、手動でインストールして貰います。
これらの端末のユーザには、上記の(図3)(図4)(図5)の手順をメールなどで教えておきます。

F. 構成プロファイルの送信の成功/失敗のログ

パッケージを積み込んだ構成プロファイルが、スケジュール通りに、送られたか否かのログを採るようにします。
システム・アラート・ルールの作成」を参照ください。 システム・アラート・ルールのアラートイベントの中に、次のようなイベントがあります。これらにチェックを入れておきます。 これらのイベントをサーバが認識したら、アラートログ画面には、ログ記録がされます。
イベント名アラート文のサンプル(編集可能)
94. スケジュールされたプロファイルの割り当てアクションに失敗しました プロファイル "{0}" バージョン {1} のスケジュールされたプロファイルの割り当てアクションに失敗しました
補足 スケジュールの日時になったのに、サーバが構成プロファイルを送信しなかった。
95. スケジュールされたプロファイルの割り当てアクションは正常に処理されました プロファイル "{0}" バージョン {1} のスケジュールされたプロファイルの割り当てアクションは正常に処理されました
補足 スケジュールの日時に、サーバが構成プロファイルを送信した。
96. スケジュールされたプロファイルの失効アクションに失敗しました プロファイル "{0}" バージョン {1} のスケジュールされたプロファイルの失効アクションに失敗しました
補足 (図2)で、失効を指定した日時なのに、失効ができなかった。
97. スケジュールされたプロファイルの失効アクションは正常に処理されました プロファイル "{0}" バージョン {1} のスケジュールされたプロファイルの失効アクションは正常に処理されました
補足 (図2)で、失効を指定した日時に、失効ができた。
98. スケジュールされたプロファイルの無効化アクションに失敗しました プロファイル "{0}" バージョン {1} のスケジュールされたプロファイルの無効化アクションに失敗しました
補足 (図2)で、無効を指定した日時なのに、無効ができなかった。
99. スケジュールされたプロファイルの無効化アクションは正常に処理されました プロファイル "{0}" バージョン {1} のスケジュールされたプロファイルの無効化アクションは正常に処理されました
補足 (図2)で、無効を指定した日時に、無効ができた。
「アラート文のサンプル(編集可能)」の文章が、アラートログに表示されます。この文章は、任意に編集できます。 "{0}" の部分には、構成プロファイルの具体的な名前が表示されます。 {1}の部分には、構成プロファイルのバージョン番号が表示されます。

G. 構成プロファイルがインストールされたか否かのログ

端末で受信した構成プロファイルが、正常にインストールできた場合には、端末からその旨のアラート・イベントをサーバに送ってきます。
Android端末が送ってくるアラートルール」を参照ください。 これの「端末の動作結果に関するイベント」を選択ください。次のようなイベントがあります。 これらにチェックを入れておきます。
これらのイベント報告をサーバが受信したら、アラート文をアラートログ画面に、ログ記録をします。
イベント名編集後のアラート文
プロファイルがインストールされました 構成プロファイル "{0}" バージョン "{1}"が、インストールされた
表示されるアラート文では、"{0}"には、構成プロファイルの名前が、"{1}" には、構成プロファイルのバージョン番号が表示される
ついでながら、次のイベントにもチェックを入れておきます。
イベント名編集後のアラート文
パッケージ <package_name> バージョン <version_number> がアンインストールされました パッケージ "{0}" バージョン "{1}" がアンインストールされた
表示されるアラート文では、、"{0}"には、パッケージの名前が、"{1}" には、パッケージのバージョン番号が表示される
プロファイルが削除されました 構成プロファイル "{0}" バージョン "{1}"が、アンインストールされた
表示されるアラート文では、"{0}"には、構成プロファイルの名前が、"{1}" には、構成プロファイルのバージョン番号が表示される
プロファイルの削除に失敗しました 構成プロファイル "{0}" バージョン "{1}"が、アンインストールに失敗した
表示されるアラート文では、"{0}"には、構成プロファイルの名前が、"{1}" には、構成プロファイルのバージョン番号が表示される
端末のOSが、Android以外の場合は、各々の「アラートルールの作成」のページを参照ください。