macOSコンピュータの機能とコンテンツの制限
macOSコンピュータの機能または、利用できるデータ種類に関して制限を加えることができます。情報漏洩を防止したり、業務時間中としては不適切な端末利用を防止するのが目的です。
(図1)の「macOS ユーザーの構成プロファイル・メニュー」の画面を表示します。
表示方法は、「macOSユーザ別構成プロファイルの作成」を参照ください。
(図1)
macOS ユーザー構成プロファイルのメニュー
(図1)で「端末の機能制限」を選択すると(図2)のダイアログが現れます。
(図2)で、「端末の機能」タブを選択します。
端末の機能制限
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(図2) |
標準搭載アプリの制限
(図2)で、「アプリ」タブを選択します。(図3)に変ります。
(図3)
- ソフトウェアと OS アップデートの使用可能性を遅らせる
Apple社から macOSのシステムソフトとOSのアップデートが公開されてから、該当端末に適用するまでの日数を設定する。 OSの新しいバージョンで、業務アプリが正常に作動するかどうかを検証する日数を指定できる。 - ゲームセンターへのアクセス禁止
macOSの「ゲームセンター」へのアクセス禁止 - ゲームセンターに友達を登録することを禁止
- 他の端末と連携してプレイするゲームの禁止
いわゆるマルチユーザプレイゲームの利用を不能にする - アカウント変更を無効にする
「ゲームセンター」でのアカウント変更を禁止 - Safari Autofillを無効にする
Safariでの入力欄で、キャッシュに残っている(パスワードなどの)値をそのまま表示したり、入力することを無効にする。 必ず、手入力を必要とします。 - App Storeアプリ採用を許可
チェックを入れないと、Appストアのアプリを利用できない - アプリをインストールまたは更新するためには、管理者パスワードが必要 当該macOSコンピュータのアドミンパスワード入力を必要とする
- App Storeをソフトウェア更新だけに制限
- Apple Musicを禁止
- 選択したアプリケーションだけに許可
別途作成したアプリのホワイトリスト/ブラックリストで定めたアプリのみしか起動できないようにする。
メディアコンテンツの制限
外付けメディアを使っての情報漏洩防止
(図2)または(図3)で、「メディアコンテンツ」タブを選択します。
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(図4) |
構成プロファイルの作成が終わると、「OK」ボタンを押します。
macOS ユーザー構成プロファイルの作成が終わると、これを適用対象とするAD(Active Directory)のユーザグループに割り当てます。
詳しくは、
「macOSユーザ別構成プロファイルの作成」
のページの「G. 構成プロファイルのActive Directoryのグループへの割り当て」以下を参照ください。