リモート操作の設定(スキン)

MobiControl v14 Manual


(図1)
IT-G600

スキンとは

端末の画面をコンソールに映して、コンソールで端末を操作することを端末のリモート操作と呼びます。
端末画面をリモート操作」を参照ください。

端末のモデルに依っては、操作のためのボタンが、画面の外枠フレームの下辺にある場合があります。 (図1)が、その例です。 これらのハードウェアボタンを、スクリーン画像と一緒に、コンソールに表示することができます。コンソールでこれらのボタンをクリックすることで、 端末と同じような操作ができます。

この外枠フレーム画像ファイルを、MobiControlでは、スキンと呼びます。契約をしている端末メーカーのモデルのスキン画像のデータベースが、SOTI のクラウドサービスに格納されています。 これをMobiControlサーバにダウンロードしておきます。

現在、契約済の端末メーカーは、約300社あります。

スキンの選択

(図2)を表示します。(図2)の表示方法は、Android端末&グループの詳細設定を 参照ください。

(図2) 

  1. (図2)のにチェックを入れます。
    「リモート操作の設定」は、端末グループ単位で行います。 端末グループは階層構造になっています。上位の端末グループに所属する端末モデルと、今、設定しようとしている端末グループの端末モデルが異なる場合に ここにチェックを入れます。
  2. (図2)のをプルダウンすると、端末メーカーのリストが現れます。当該端末グループに登録した端末メーカーの名前を選択します。
  3. (図2)のをプルダウンすると、端末モデルのリストが現れます。当該端末グループに登録した端末モデルを選択します。

通信回線

(図2)のをプルダウンします。(図3)のような、通信回線のリストが現れます。

(図3) 

(図3)では、(自動)の設定のままにしておきます。リストの中の、どの選択肢を選択しても、現在接続中の通信回線経由で、リモート操作(リモート表示)は、開始されます。

端末の設定モードとリモート画面操作

リモート画面操作、またはリモート画面表示を開始するには、該当端末を選んでから、「リモート操作」のボタンをクリックします。

次の設定モードの端末に対しては、リモート画面操作ができます。
  • Android Plus
  • Android Enterprise Device Owner Mode

Android Enterprise Profile Owner Mode の端末に対しては、リモート画面表示 のみができます。

Android Enterprise Device Owner Modeのリモート画面操作では、次の様に、2つの異なる操作仕様があります。

操作仕様端末の条件コンソールキーボードを使って、端末画面に文字入力ができるか? スキンが用意されているか?
AA1. デバイスプラグインをインストールした端末可能多くの機種で用意されている
A2. Samsung製の一部機種用意されている
BA1. A2. 以外の機種
アクセシビリティサービスを利用
不可能一部機種を除き用意されていない
但し、端末画面の文字入力ポップに対し、マウスを使って入力は可能
  • デバイスプラグインのインストール、またはバージョンアップに関しては、「プラグインのインストール」を参照ください。
  • お手元の機種に対し、デバイスプラグインが、用意されているかどうかを知るには、 「Android Enterpriseのプラグインがあるかどうかのチェック」を参照ください。
  • アクセシビリティサービスを、利用してのリモート画面操作を設定する方法は、「Android Enterprise端末のリモート画面操作を可能にする」を参照ください。
  • Android Enterprise Device Owner Mode と Android Enterprise Profile Owner Mode の違いについては、 「初期化をしないで、Android Enterpriseをセットアップ」を参照ください。
  • アクセシビリティサービスを利用できる、Android OSバージョンは、Android7以上です。 従って、Android6.x で、デバイスプラグインが用意されてない機種の場合、リモート画面操作ができません。リモート画面表示は可能です。
    Android6.xで、デバイスプラグインが用意されていなくても、Android Plusとして設定すれば、リモート画面操作は可能です。