アプリ・カタログルール

MobiControl v14 Manual

2020年 11月 17日

Android端末向けアプリ配布の3つの手段

Android端末へのアプリの配布手段として、MobiControlは、「アプリカタログ・ルール」、「ファイル同期ルール」及び「MobiControlパッケージ」の3つを用意しています。

アプリカタログ・ルールによる公開アプリの配布なら、アプリファイルのコンソールでのダウンロードとMobiControlサーバへのアップロードの作業を 省くことができます。

下表で、セルの背景色が黄色の場合は、サイレント・インストールが可能です。 サイレント・インストールとは、 端末ユーザの知らない裡に、アプリを自動ダウンロードし、インストールすることを指します。業務アプリの迅速な展開やバージョンアップに有用です。

アプリカタログ・ルール ファイル同期ルール MobiControl
パッケージ
Google Play
アプリ
社内限りアプリ 又は
他ソースからダウンロードしたアプリ
Android Plus
Android Enterprise
仮想端末グループ宛
端末が閉域網にある場合
ダウンロード元サーバが、MobiControlサーバ
  • ファイル同期ルール
    INSTALLスクリプトを付記しておくと、アプリファイルを送った後に、スクリプトが起動されて、アプリはサイレント・インストールされます。
  • MobiControlパッケージ
    MobiControlパッケージスタジオを使って、アプリを挿入し作成したファイル(拡張子 .pcg)です。 構成プロファイルにパッケージを積み込んで、端末に配布します。 デフォルトでは、サイレント・インストールをします。
    仮想端末グループ宛には、配布することができません。
  • 仮想端末グループ
    通常の 端末グループは、企業/団体の階層的組織に対応して作成します。端末に働きかける機能やアプリが、組織の部門によって異なることが多いからです。
    一方、端末が同じ端末グループに属していても、端末モデルやOSのバージョンによって、対応していないアプリがありえます。 そこで、端末モデルやOSバージョンを同じくする端末だけの仮想端末グループを作ります。
    該当する端末は仮想端末グループへ自動的にフィルタリング移動されます。 端末は、通常の端末グループと仮想端末グループの両方に属すことになります。

A. アプリ・カタログ・ルール名の入力

(図a-1)
(図a-1)のAndroid端末のルールの一覧を表示するには、 Android端末のルールの設定を参照ください。 (図a-1)で、「アプリ・カタログ」を右クリックすると、「アプリ・カタログルールの作成」の文字列が現れます。これをクリックすると、(図a-2)の設定ダイアログがポップアップします。

(図a-2) 

赤い背景色の部分に、ルール内容を連想しやすいルール名を入力します。 

(図a-3) 

「次へ」のボタンを押します。

B. アプリの種類

(図a-3)で「次へ」を押すと、(図b-1)が現れます。 (図b-1)で、「追加」ボタンを押すと、アプリの種類として3択のプルダウンメニューが表示されます。 これのどれかを選択します。

(図b-1) 

下記のをクリックください。 
説明を開いた状態
説明を閉じた状態

C. 管理対象Google Playアプリ

Android Enterprise端末宛のみ
managed Google Playのアプリを端末に配布し、インストールします。
サイレント・インストールができます。
アプリカタログの作成に当たっては、 端末登録ルールで指定した管理者用Googleアカウントを参照します。
  • C-1. 管理者用Googleアカウントの選択

    (図b-1)で「管理対象Google Play アプリ」を選択すると、(図c-1)が現れます。

    (図c-1) 

    管理者用Goolgeアカウントには、「managed Google アカウント」と「managed Google Playアカウント」 の2つのタイプがあります。
    (図c-1)のの部分をプルダウンします。 次のリストが現れます。 そのどれかを選択します。もし複数あるときに、どれを選択するべきかは、下記の「K. 管理対象Google Playアプリの留意事項」を参照ください。

    管理者用Googleアカウントを選択してから、の「Managed Google Play」を押します。 これを押すことで、で選んだ管理者用Google Playアカウントで、 managed Google Play Store にアクセスできます。(図c-2)が、そのmanaged Google Play Storeの画面です。

    (図c-2)

    A の括弧内には、(図c-1)のの部分と同じ文字列が表示されます。

    C-2. 端末に配布するアプリを検索する

    (図c-2)の検索欄に、アプリ名の一部、または提供元の名前の一部を入力し、検索ボタン(虫メガネ)を押します。(図c-3)では、例えば、sotiの4文字を入力しています。

    (図c-3)

    目的のアプリの候補の一覧が表示されます。

    (図c-4)

    ここでは、MobiControl Androidエージェントを選択します。 (図c-5)が現れます。

    (図c-5)

    C-3. アプリが、端末にダウンロードされる対象になることを、承認

    (図c-5)で、「承認」ボタンを押します。(図c-6)がポップアップ表示されます。

    (図c-6)

    (図c-6)でも「承認」ボタンを押します。(図c-7)がポップアップ表示されます。

    (図c-7)

    (図c-7)で「完了」ボタンを押します。これで、アプリに対する「承認」作業が終わりました。 アプリが、端末にダウンロードされる対象になることを、承認しました。
    画面(c-8)に遷移します。
    (図c-7)の選択では、アプリの自動更新が行われます。Google Play ストアに、当該アプリのバージョンアップ版が掲示されると、 48時間以内に端末に、そのバージョンアップ版が、端末に自動ダウンロードされ、サイレントインストールされます。自動ダウンロードさせないためには、 「managed Google Playのアプリの更新諾否」を参照ください。

    C-4. 「managed Google Play」と「MobiControlサーバ」との同期

    (図c-8)

    (図c-8)で、「選択」ボタンを押します。これで、MobiControlのアプリカタログに取り込むアプリを選択したことになります。(図c-9)に画面遷移します。

    (図c-9)

    (図c-9)のの「アプリの同期」を押します。 これで、MobiControlサーバは、「managed Google Play」で承認されたアプリ群に関する情報を、自らのDB内に取り込みます。

    C-5. アプリカタログに掲示するアプリを検索

    (図c-9)のに、アプリの名前の一部の文字列を入力し、「検索」ボタンを押します。
    MobiControlサーバが、「managed Google Play」から取り込んだアプリ群の中から検索します。検索の結果として、複数の候補が表示されます。候補の中で、端末に配布を意図するアプリを見つけたら、それを選択します。 (図c-9)の欄のように、目指すアプリのフルスペルの名前が表示されます。

    の「アプリの同期」を押さないで、「検索」を押しても、目指すアプリの名前が表示されないことがあります。 MobiControlサーバが、「managed Google Play」から、承認されたアプリ群に関する情報を取り込んでないからです。

    C-6. 配信オプションを「必須」に変更

    (図C-9)の右下の「詳細設定」を押します。(図c-10)に画面遷移します。

    (図c-10) 

    (図c-10)の赤矢印部分をプルダウンして、「推奨」を「必須」に変更します。「必須」にすると、アプリはサイレント・インストールされます。 端末ユーザの操作で、インストールさせたい場合は、「推奨」のままにしておきます。

    (図c-11) 

    インストールが終わってから、最初に表示される画面を指定したい場合は、「設定したURI」に、その画面のURIを入力します。URIを知るには、検証端末で指定のアプリ画面を 表示しておいてから、スクリプト identify_activity を送ることで知ることができます。

    C-7. アプリカタログのアプリ一覧

    (図c-9)、(図c-10)または(図c-11)で、下辺の「OK」を押すと、画面は、(図c-12)にもどります。(図b-1)に、アプリのリストが挿入された画面となります。

    (図c-12) 
    (図b-1)再掲

    これで、アプリカタログへの管理対象アプリの、追加の作業は終わりです。 (図c-12)で、「次へ」を押します。(図f-1)に画面遷移します。
    管理対象Google Playアプリとして、「MobiControl | Android Enterprise」(=MobiControlエージェント)を、追加しておいてください。 Android EnterpriseのMobiControlエージェントが、Google Play側でアップデートされたときに、端末でもアップデートさせるためです。
    さもないと、エージェントのAPKファイルをパッケージに挿入するなど、アップデートに手間がかかります。 エージェントは、月に一度の頻度でアップデートされています。
    詳しくは、「Android端末エージェントのアップデート」を参照ください。

D. Google Playアプり

Android Plus端末宛のみ
Google Playのアプリを端末に配布する場合のアプリカタログを作成します。
  • (図b-1)で「Google Playアプリ」を選択すると、Google Play ストア内のアプリ検索画面(図d-1)が現れます。

    (図d-1) 

    キーワードを入力すると、(図d-2)のように、候補となるアプリの名前が表示されます。

    (図d-2) 

    目指していたアプリの名前を選択すると、(図d-1)は、(図d-3)のように変わります。

    (図d-3) 

    PCで、Google Playに直接アクセスし、アプリの検索が終わると、ブラウザのURLが、変わります。そのURLをコピペして、 (図d-3)の「URLを入力してください」の欄に、入力することでも、アプリを指定できます。
    (図d-3)の右下の「詳細設定」を押すと、(図d-4)のような画面がポップアップします。

    (図d-4) 

    配信オプションの右端をプルダウンすると、「推奨」を「必須」に変えることができます。

    (図d-5) 

    「必須」にすると、次のような効果があります。
    • 端末が、MobiControlサーバにチェックインする毎に、インストールを促すメッセージがポップアップします。
    • アラートルールの対象になり、チェックインの毎に、「必須アプリがインストールされてない」の アラートログが、「アラートログ画面」に表示されます。 「アラートルール」の「端末の動作結果に関するイベント」を設定します。 「端末の動作結果に関するイベント」に、「端末に必須アプリがない」というアラートイベントがあります。これを設定しておきます。

    インストールが終わってから、最初に表示される画面を指定したい場合は、「設定したURI」に、その画面のURIを入力します。URIを知るには、検証端末で指定のアプリ画面を 表示しておいてから、スクリプト identify_activity を送ることで知ることができます。

    (図d-5)での設定が終われば、「OK」を押します。画面は、(図b-1)に戻ります。 (図b-1)に、アプリのリストが挿入された画面となります。

    (図d-6) 
    (図b-1)の再掲

    (図d-6)で、Google Playアプリのアプリカタログへの追加が終わりました。(図d-6)で、「次へ」を押します。 画面は、(図f-1)に遷移します。
    Google Playアプリは、Android Enterpriseとして設定した端末のアプリカタログには表示されません。

E. エンタープライズアプリ

Android Plus端末宛のみ
社内で開発するか、外注して開発したアプリを、MobiControlサーバから端末へ配布します。または、 Google Play以外のソースから端末へ配布します。
  • E.1 ダウンロード元サーバの選択

    (図b-1)で、「エンタープライズアプリ」を選択します。(図e-1)に画面遷移します。

    (図e-1) 

    「エンタープライズ・アプリ」のダウンロード元となるサーバには、2種類があります。
    1. MobiControlサーバ
    2. 社内のファイルサーバ、又は、Google Play以外のダウンロードサイト

    E.2 MobiControlサーバをダウンロード元とする方法

    (図e-1)で、「APKファイルのインポート」にチェックを入れ、「参照」ボタンを押すと、 Windows エクスプロラーが現れます。配付するべきアプリファイルのあるフォルダに移して、 該当するアプリをインポート(MobiControlサーバにアップロード)します。
    画面が(図e-2)のようになります。

    (図e-2) 

    画像部分をダブルクリックすると、エクスプロラーが現れます。当該アプリのアイコンとするべき画像ファイルを選択します。画像ファイルがMobiControlサーバにアップロードされます。

    (図e-2)の右下の「詳細設定」を押すと、画面は、(図e-4)に遷移します。

    E.3 その他サーバをダウンロード元とする方法

    (図e-1)で、「専用アプリのダウンロード元」にチェックを入れて、ダウンロード元のURLを入力します。 Google Play以外のサイトで、ブラウザにURLを入力すれば、APKファイルがダウンロードできるURLです。

    当該サーバへのログイン操作に関しては、配慮が必要です。ユーザ名とパスワードを要求する方法だと、 端末ユーザの負担が増えます。該当URLにアクセスできるネットワーク環境に端末を置いておく必要があります。
    画面が(図e-3)のようになります。

    (図e-3) 

    E.4 アイコン画像ファイルをアップロード

    (図e-3)の 画像部分をダブルクリックすると、コンソールPCのエクスプロラーが現れます。当該アプリのアイコンとするべき画像ファイルを選択します。画像ファイルがMobiControlサーバにアップロードされます。

    E.5 詳細設定

    (図e-2)又は(図e-3)の右下の「詳細設定」を押すと、画面は、(図e-4)に遷移します。

    (図e-4) 

    配信オプションの右端をプルダウンすると、「推奨」を「必須」に変えることができます。 「必須」にすると、次のような効果があります。
    • 端末が、MobiControlサーバにチェックインする毎に、インストールを促すメッセージがポップアップします。
    • アラートルールの対象になり、チェックインの毎に、「必須アプリがインストールされてない」の アラートログが、「アラートログ画面」に表示されます。 「アラートルール」の「端末の動作結果に関するイベント」を設定します。 「端末の動作結果に関するイベント」に、「端末に必須アプリがない」というアラートイベントがあります。これを設定しておきます。

    インストールの後に、アプリの特定の画面を表示したいときがあります。 その場合は、その画面のURIを、(図e-4)の「設定したURI」に入力します。

    (図e-4)での設定が終われば、「OK」を押します。

    E.6 アプリのリスト

    (図e-2)、(図e-3)、または(図e-4)で、「OK」を押すと、画面は、(図b-1)に戻ります。
    アプリが加わり、(図b-1)は、例えば、(図e-5)のように、画面遷移します。

    (図e-5) 
    (図b-1)の再掲

    (図e-5)で、エンタープライズアプリのアプリカタログへの追加が終わりました。(図e-5)で、「次へ」を押します。 画面は、(図f-1)に遷移します。
    エンタープライズ・アプリは、Android Enterpriseとして設定した端末のアプリカタログには表示されません。

F. 対象となる端末グループの指定

(図c-12)、(図d-6)または、(図e-5)で「次へ」を押すと、(図f-1)が現れます

(図f-1) 

アプリ・カタログ・ルールが対象とする端末グループを指定します。仮想端末グループをも対象とできます。
「次へ」のボタンを押します。

G. アプリ・カタログ・ルールの設定内容

(図f-1)で「次へ」のボタンを押すと、(図g-1)の設定確認ダイアログが現れます。

(図g-1) 

(図g-1)の設定に問題がなければ、「終了」ボタンを押します。
エンタープライズアプリは、カスタムアプリの欄に表示されます。

「詳細設定」を押すと、ルールの適用開始日を今すぐでなく、後日にすることができます。
これで、アプリ・カタログ・ルールの作成は終りです。

アプリ・カタログ・ルールに限らず、ルールを作成または編集しただけでは、すぐに、端末に反映されません。 端末からのチェックインを以って、端末に反映されます。
端末にチェックインをさせて、ルールを今すぐ展開したい場合は、 をクリックします。 それも、端末がMobiControlサーバに接続している必要があります。詳しくは、「チェックイン」を参照ください。

H. 作成済のアプリ・カタログを見る

(図h-1)

左側ペインの「アプリ・カタログ」の文字列を左クリックすると、作成したアプリ・カタログのリストが現れます。リストの中の アプリ・カタログの名前部分を右クリックすると、左の(図h-1)のようなプルダウンメニューが現れます。 
  • 「カタログのプレビュー」を選択すると、端末にどのように表示されるかが、ポップアップ表示されます。
  • 「ルールの編集」を選択すると、アプリ・カタログ・ルールの中身の修正ができます。 アプリの追加や削除、対象とするグループの変更などができます。

I. 端末でのアプリカタログの表示

端末で、MobiControlのアイコンを、 タップすると、(図i-1)が現れます。

(図i-1)

(図i-1)で、「アプリカタログ」をタップすると、(図i-2)に画面遷移します。
(図i-2)(図i-3)

インストールすることが承認された Google Playのアプリの一覧です。「インストール完了」「OPEN」の印があるアプリは、インストール済です。 「無料」のアプリは、未だインストーラー(APKファイル)をダウンロードしていません、「無料」をタップすると、 インストーラがGoogle Playからダウンロードされ、続けてインストールされます。 (図i-2)で、「社内開発アプリ」タブを押すと、(図i-3)に画面遷移します。
「E. エンタープライズアプリ」として登録したアプリです。「インストール」を押すと、インストールが開始されます。
  • Android Enterprise端末では、「社内開発アプリ」タブ画面は表示されません。
  • Android Enterprise端末では、「必須」指定されたアプリは、サイレント・インストールされます。
  • Android Enterprise端末では、Google Playストアから任意のアプリをダウンロードできません。 アプリカタログルールで承認されたアプリのみをダウンロードできます。
  • Android Plus端末で、起動できるアプリの制限をするには、「アプリのブラックリスト・ホワイトリスト」を作成します。

J. Google Playアプリのアップデート

Google Playストアでのアプリのアップデートがあって、それを端末のアプリカタログに反映させるためには、 次の作業をしておきます。
  • Android Enterprise端末では
    • (図c-10)の「詳細設定」で、アプリの配布オプションを「必須」に指定しておきます。
    • managed Google Play アプリの更新諾否」を参照して、 「常にアップデート」、または、「WiFiだけでアップデート」に設定変更をしておきます。「常にアップデート」なら、携帯電話回線に接続中でもダウンロードします。
    • Google Playストアでのアプリのアップデートがあってから、48時間以内に、自動的にサイレントアップデートします。 但し、端末を充電ケーブルに接続するまで、サイレントアップデートを待ちます。
    • managed Google Play アプリの更新諾否」で、「アップデートをしない」 を選択しておくと、端末の自動アップデートを阻止できます。
  • Android Plus端末では
端末で、Google Playアイコンをタップし、ハンバーガーマークをタップします。現れたメニューで「設定」を選択します 「アプリの自動更新」を選択します。 「ネットワークの指定なし」を選択すると、携帯電話回線に接続中でも、自動アップデートを実行します。
(図J-1)(図J-2)(図J-3)

K. 管理対象Google Playアプリの留意事項

Android Enterprise端末の端末登録ルールと、管理対象Google Playアプリのバインディング(紐づけ)に関する留意事項。
Android Enterprise端末では、承認されたアプリしかダウンロードできない仕組み
  • K-1. 承認されたアプリしか、端末はダウンロードできない

    (図k-1)は、端末登録ルールの作成ダイアログ画面の一つです。

    (図k-1)

    (図k-2)は、上述した「C. 管理対象Google Playアプリの」の(図c-1)の一部です。

    (図k-2)

    (図k-1)の端末登録ルールを適用した端末グループに、(図k-2)のアプリカタログルールを適用しようとする場合、 (図k-2)のA欄に選択入力する文字列は、(図k-1)の欄の文字列と同じにしてください。 これにより、端末はmanaged Google Playから承認されたアプリをダウンロードできることになります。

    (図k-2)


    managed Google Playアカウント保有者は、そのアカウントの登録時に、Enterprise(企業)名をGoogleに登録します。 (図k-1)の 欄の文字列が、そのEnterprise(企業)名です。
    MobiControlに登録される際に、端末は、このEnterprise(企業)傘下の端末としての端末用Googleアカウントを Googleから付与されます。つまり、端末用Googleアカウントは、Enterprise(企業)名に紐づけられていると、Googleは認識します。

    (図k-2)のA 欄にEnterprise(企業)名を選択入力することで、managed Google Playの アプリも、そのEnterprise(企業)名に紐づけられます。

    端末用Googleアカウントと、アプリの両方に紐づけられたEnterprise(企業)名が、同じ文字列なので、Googleは、端末に、そのアプリの ダウンロードを承認するのです。

    端末は、Google Playからは、任意のアプリをダウンロードできません。承認されたアプリだけしかダウンロードできません。

    また、そのEnterprise(企業)名に紐づけられたGoogleアカウントを持つ端末しか、ダウンロードができません。

    もし、貴社で、複数のmanaged Google Playアカウント保有者を登録した場合は、そのEnterprise(企業)名も、各々異なる文字列になります。 その場合は、端末登録ルールとアプリカタログルールも、各々別々のセットにしないと、端末は、指定のアプリをダウンロードできなくなります。

    (図k-1)で、を選んだときは、その端末ユーザの AD_DS(Active Directory Domain Service)のアカウントが、端末のGoogleアカウントになります。 また、(図k-2)のA に入力する文字列は、managed Gogle アカウント保有者のアカウントID(通常は メールアドレス型式)となります。

    K-2. 「Google Playアイコン」と、「managed Google Playストア」の関係

    • Android Enterprise Profile Owner Modeとして設定した端末(私物端末を想定)の画面には、 の両方が表示されます。
      managed Google Playストアにアクセスするには、カバンマークがついたを タップします。
    • Android Enterprise Device Owner Modeとして設定した端末の画面には、 が表示されます。 但し、これをタップしても、通常のGoogle Playストアにはアクセスできません。替わりに、managed Google Playストアにのみアクセスします。

L. インストールプロセスで要求されるパラメータを「詳細設定」で入力

アプリに依っては、インストールプロセスで、幾つかのパラメータの入力を要求する場合があります。 それを、予め入力しておきます。
  • 上述した、アプリの詳細設定の画面 (図c-10)、(図d-4)または(図e-4)を参照ください。 これらの画面が、アプリに依っては、(図L-1)のように表示されている場合があります。

    (図L-1)

    インストール完了後、端末ユーザが、これらのパラメータ値の入力をしないと、アプリの利用を開始できないアプリです。 これらの一部は、コンソールで予め入力しておくことができます。その分、端末ユーザの作業が軽減されます。

    Android Enterprise端末での、サイレント・インストールを実現するには、ぜひ、入力しておかなければなりません。

    これらの値は、個別端末毎の値や、端末ユーザの属性の場合があります。 登録の際に、端末ユーザに、AD_DS(Active Directory Domain Service)の認証を要求するように、端末登録ルールを設定できます。
    その端末登録ルールを適用して登録した端末に関しては、MobiControlサーバのDBに、端末ごとのAD_DSの情報を格納しています。
    (図L-1)のようなアプリカタログルールの作成時には、これらのAD_DSの情報を、マクロ文字列で代替できます。
    実際に端末に展開する時には、各端末ごとにそのユーザの具体的な情報に入れ替えます。、

    利用できるマクロ文字列は、次の通りです。
    1 %ENROLLEDUSER_DOMAIN%端末ユーザが所属するAD_DSのドメイン名
    2 %ENROLLEDUSER_EMAIL%端末ユーザのExchangeメールアドレス
    3 %ENROLLEDUSER_FIRST_NAME%AD_DSでの端末ユーザのファーストネーム
    4 %ENROLLEDUSER_UPN%AD_DSでの端末ユーザのUPN
    5 %ENROLLEDUSER_USERNAME%AD_DSでの端末ユーザのユーザ名
    6 %ENROLLEDUSER_LAST_NAME%AD_DSでの端末ユーザの姓
    7 %IP%端末のIPアドレス
    8 %MANUFACTURER%端末の製造メーカー名
    9 %MODEL%端末のモデル名
    10 %PERSONALIZED_DEVICE_NAME%端末でのユーザ名(デフォルトではモデル名)
    11 %PHONENUMBER%電話番号
    12 %PLATFORM%端末のOS
    13 %SERIALNUM%出荷時に付けられた端末のシリアル番号
    上の表で、1から6は、AD_DS(Active Directory Domain Service)でユーザ認証して、端末をMobiControlに登録しておく必要があります。 または、コンソールで、AD_DSのユーザ名を入力した場合です。

M. 承認した管理対象Google Playアプリの一覧

  • managed Google Play のアプリ群の中で、「承認」を与えたアプリの一覧を見たいことがあります。

    M-1. ブラウザのGoogleアカウントを確認する

    ブラウザで、Googleにアクセスします。

    (図m-1)

    (図m-1)の右上の「ログイン」をクリックして、管理者用GoogleアカウントのIDとパスワードを入力します。
    既に、他のGoogleアカウントでログインしている場合は、(図m-1)の右上の「ログイン」の部分のアイコンをクリックすると、メニューが現れます。
    そのメニューに「他のアカウントでログインする」の項目があるので、それを選択し、管理者用GoogleアカウントのIDとパスワードを入力します。

    M-2. managed Google Playにアクセスする

    続けて、https://play.google.com/work/licenses/appsに、 アクセスします。 (図m-2)が現れます。
    (左インデックスで「管理対象のアプリ」を選ぶと、「承認」したアプリの一覧を見ることができます。

    (図m-2) 


N. アラートルールの設定

アラートルール」の「端末の動作結果に関するイベント」を設定します。 「端末の動作結果に関するイベント」に、「端末に必須アプリがない」というアラートイベントがあります。 これにチェックを入れておきます。
アプリの配布オプションで、「必須」指定をしておいたにも拘わらず、当該アプリが、 なんらかの理由でインストールできなかった端末があると、その端末名を付して、「必須」アプリがインストールされてない というアラート文が、「アラートログ画面」に表示されます。 詳しくは、「アラートルール」を参照ください。
このアラートルールの適用対象は、ルートグループとしておくことをお勧めします。

O. アプリがインストールされた端末を列挙

(図o-1)

端末一覧の画面の上辺に端末フィルタ条件式を入力することで、特定のアプリがインストールされている端末のみを一覧表示することができます。 (図o-1)は、soti surf という名前のアプリがインストールされている端末のみを一覧表示する条件式です。
これにより、アプリカタログ・ルールの展開結果を確認することができます。
詳しくは、 「指定するアプリをインストールしている端末を列挙」を参照ください。
この際、検索対象群となる端末の端末種別(Android PlusかAndroid Enterpriseか)を限定する端末フィルタ条件式と 組み合わせて、一覧表示することをお勧めします。