監視データの指定

MobiControl v14 Manual

1. 端末の特定フィールドのデータ値の変化で、端末の設定を変える

監視データとは、Android端末内の次の2種類のデータ値を指します。
  • 端末のアプリが作成/更新するINIファイルの特定のパラメータの値
  • 端末内のXMLファイルの特定の要素ノードの値 
    (端末ユーザがブラウザで当該ノードに値を入力する)
MobiControlサーバは、 「監視データ」を、更新スケジュールの時に対象端末から収集します。 「監視データ」が特定の値になっていると、アラートメールを発信したり、端末の所属する端末グループを変更します。 端末グループを変更すると、新しい端末グループの「構成プロファイル」「ルール」「詳細設定」を該当端末に適用します。  

監視データの用途
  • 特定のアプリの振る舞い結果を監視 
    データ収集ルールで、収集する項目として設定すると、 監視データの値は、コンソール右辺ペインの「収集した監視データ」欄に表示されます。
  • アラートの検知対象に 
    アラートルール(端末ステータス)で、監視データのしきい値を設定します。 このしきい値を越えたり、下回ったりすると、アラート・アクションを執ります。 当該端末を隔離したり、アラートメールを関係者に発信します。
  • 監視データが特定の値になった端末を、特定の端末グループ(または仮想端末グループ)に振り分ける 
    端末移動ルールを適用して、特定の端末グループに移動 
    • 移動先グループの「構成プロファイル」や「詳細設定」に従って端末が振る舞うようにさせる。
    • 移動先グループの端末に対して、特定の働きかけをする。 
      (例)
      • 一斉メッセージを送り、画面に表示する
      • 「アプリ・カタログルール」などを適用して、特定のアプリをインストールする。
      • その他
ここでは、端末のデータの中のどこを「監視データ」として指定するかを規定します。  

2. 監視データ管理画面

(図1)を表示します。(図1)の表示方法は、Android端末&グループの詳細設定を 参照ください。

(図1)監視データの管理画面 

 
「新規」を押して、(図2)を表示します。  

(図2)監視データの指定 

 

(図2)の項目説 明
名前監視データ定義に対する名前。半角の英数字で入力
表現対象ファイルがINIファイルかXMLファイルかの選択
タイプ右端をドロップダウンします。選択肢「文字列」、「浮動小数点数」、「整数」の中から選択します。
説明なぜ、このファイルの値を監視するかを、メモとして入力します。
 
監視データ定義に対する名前を入力します。(例)DeviceName 
それから、「ビルド」を押すと(図3)のように、INIファイルかXMLファイルかのプルダウンメニューが現れます。

(図3)INIファイルかXMLファイルか選択 

3. INIファイルデータを監視データとして指定

(図3)で、INIファイルを選択すると(図4)が現れます。 

(図4) 

 
(図4)で、INIファイル名、セクション名、値の名前を入力します。 
AndroidのINIファイルのフォーマットは次の通りです。 
フォーマット<Key>=INI://\<ファイル名>?SC=<セクション名>&NM=<値の名前>
サンプルINI://\%SDCARD%temp\ver.ini?SC=Version&NM=Num
(図5)が、その入力例。 

(図5) 
(図4)の入力例

 
SDカードのルートフォルダは、%SDCARD%の文字列の後に記述します。 
(図5)で、「OK」を押すと、(図2)に戻り、その表現欄に(図5)の入力が反映されます。  
(図6)は、そのサンプル。
 

(図6) 
(図2)の入力例

 
タイプ(データ型式)の右端をドロップダウンします。(赤矢印部分) 
選択肢「文字列」、「浮動小数点数」、「整数」の中から選択します。  
(図6)で「OK」を押すと、(図6)で付けた名前が(図1)の右欄に表示されます。(図1)の再掲例として(図7)の赤矢印を参照ください。

(図7)監視データの管理画面 
(図1の再掲)

 
もし、今すぐ、端末監視に適用したくないときは、左向き矢印ボタンを押して、「収集可能な項目」(左側)に 控えさせます。適用するときになれば、右向き矢印ボタンを押して、「表示項目」(右側)に移します。  
 
(図7)で、「OK」を押せば、監視データの指定は終了です。

4. XMLファイルデータを監視データとして指定

(図3)で、XMLファイルを選択すると(図8)が現れます。

 

(図8) 

 
フォーマット <Key>=XML://\<FileName>?XP=<NodePath> 
サンプルXML://%SDCARD%/SOTI/demo.xml?XP=/本社・支店/本部名/部名/課名
 
「XMLファイルの名前」欄には、ファイルパスとファイルの名前を入力します。 SDカードのルートフォルダは、%SDCARD%の文字列の後に記述します。これにて、監視対象となるXMLファイルを特定します。 
Xpath Expressionは、XMLファイルの中の要素ノード(ツリー構造)を入力します。これにて、当該XMLファイルの要素ノードを特定します。  
 
(図9)は、入力例 

(図9) 

 
「OK」を押すと、(図10)が現われます。

(図10) 

 
  • 「名前」欄に、監視データ定義に対する名前を入力します。 
  • (図9)の入力内容が、(図10)の表現欄に表示されます。 
  • タイプ(データ型式)の右端をドロップダウンします。(赤矢印部分) 
    選択肢「文字列」、「浮動小数点数」、「整数」の中から選択します。
  • 「説明」欄への入力はオプションです。備忘録的内容を入力します。
 
「OK」を押すと、(図11)のように、「監視データの管理画面」の右側に (図10)で入力した名前が表示されます。  

(図11) 

 
もし、今すぐ、端末監視に適用したくないときは、左向き矢印ボタンを押して、「収集可能な項目」(左側)に 控えさせます。適用するときになれば、右向き矢印ボタンを押して、「表示項目」(右側)に移します。  
 
(図11)で、「OK」を押せば、監視データの指定は終了です。

5. 監視データの適用

監視データは、データ収集ルールの収集データの一部として、端末から収集されます。 そして、更新スケジュールの際に、端末からMobiControlサーバに、送られます。
MobiControlサーバが受信すると、端末移動ルールが適用されて、新しい端末グループに移動します。 アラートルールが適用されて、アラートメールを関係者に発信したり、端末グルーップの移動を行います。 、

6. 監視データの表示

コンソールで、対象となる端末の名前にマウスを当ててクリックすると、(図12)のように、当該端末に関する情報が表示されます。

(図12)

(図12)の「監視データ」のコラムに、監視データの名前とその値が表示されます。 監視データの名前とは、(図2)、(図3)、(図6) または(図10)の名前欄に入力した名前です。
過去の監視データの値を見ることもできます。(図12)の上部タブで「収集した(監視)データ」を選択します。 (図13)が現れます。

(図13)

(図13)の右側で、監視データを収集した期間を指定します。
(図13)の左側の「収集された監視データタイプ」をプルダウンすると、監視データの種類のリストが表示されます。 (図2)、(図3)、(図6) または(図10)の名前欄に入力した名前が表示されているので、それを選択します。
(図13)の下段に、監視データの値が表示されます。