端末のリモート操作

MobiControl v14 Manual


A. リモート端末の操作画面の表示方法

Android端末をリモート操作の対象にすると、コンソールにリモート端末の画面が現われます。そしてそれを操作できます。
アプリの使い方について端末ユーザから問い合わせがあったときに、代行操作をして 使い方の教育ができます。 
社内で開発した業務アプリにバグがあったときの原因究明に役立ちます。
また、端末の設定アイコン を開いて設定変更をすることも可能です。

A-1. オンライン端末を選択

リモート端末の画面操作を実現するには、幾つかの事前作業が必要です。
それらの事前作業を実施済みという前提で、以下、リモート端末の操作画面の表示方法を説明します。

(図1)

コンソールでオンラインのAndroid端末の名前をクリックすると、右上に(図1)のようなアクション・アイコンが現われます。 これの「リモート操作」のアイコンをクリックすると、(図2)がポップアップします。

A-2. リモート画面の操作の2つの方法の選択肢

(図2) 

リモート画面の操作の2つの方法の選択肢が(図2)で、表示されます。

A-3. リモート画面の操作を開始

(図2)の2つの選択肢のどちらかを選択すると、(図3)が表示されます。

(図3)リモート操作画面 画像クリックすると拡大画面に

 

 

(図2)で、ウェブベースを選択した場合のUIは、(図3)と若干変わります。

B.リモート端末画面の操作

  1. リモート操作 
    (図3)の中央の端末画像をマウスでクリックすると、現物をタップするのと同じ感覚で、画面操作ができます。 スワイプや文字入力もできます。 
    スキンをセットしてあれば、 音量調整など、端末のハードウェアボタンもリモート操作できます。
  2. リモート閲覧 
    端末ユーザが操作すると、それに伴い画面が変化します。
  3. ツールバー
     
    (図3)の左上に、ツールバーが表示されています。 
    端末画像の縮小端末画像の拡大端末画像の回転 端末画像の色品質。 
    画面変化を速くするには、低品質へ
    端末画像をキャプチャ。 
    画像をコンソール
    コンピュータに保存
    端末画像を 
    クリップボードへ
    端末画像を印刷端末画像の変化を
    ビデオ録画
    ビデオ録画の中止 ビデオ録画の終了
  4. 端末画面のビデオ録画 
    (図3)のツールバーのビデオカメラアイコンを操作すると、端末画面変化をビデオ録画できます。
    PCで再生できます。画面操作の動画マニュアルに使えます。
  5. 端末操作のマクロ作成
    端末操作プロセスをマクロ記録しておくことができます。同じプロセスを、後日実行するときには、自動的に同じ操作プロセスを実行します。 マクロファイルは、Windowsのコマンドファイルです。

    (図4)

    上辺の「マクロ記録開始」ボタンを押すと、(図5)がポップアップします。

    (図5)

    「参照」を押して、マクロファイルの保存フォルダを指定します。続けて、任意のファイル名を入力して、「OK」を押すと、記録が始まります。 画面操作を開始してください。マクロ記録を終わらせるときは、「マクロ記録停止」ボタンを押してください。
  6. 端末操作のマクロの実行
    端末ユーザに見て貰うために、マクロの実行をします。

    (図6)

    マクロファイルのリストをプルダウンし、実行したいファイルを選択してから、「マクロ実行開始」を選択します。
  7. ファイルの送受 

    (図7)

    (図3)上辺の「エクスプロラツール」を選択すると、左側に、端末とコンソール・コンピュータと端末のエクスプロラが表示されます。
    リモート端末がコンソールコンピュータの外付けデバイスとして認識されています。
    (図3)の左側ペインの「Android Plus」と表示されているデバイスが、それです。これの + を押すと、端末内のフォルダが開きます。 その開いた端末内フォルダと、コンソール・コンピュータの間でファイルを送受します。 
    ファイルのコピー、削除、移動も可能です。
  8. アプリケーションマネージャーツール 
    (図7)で、「アプリケーションマネージャーツール」ボタンを押すと、 端末に搭載しているアプリケーション名とそのパッケージIDが(図8)のように表示されます。

    (図8)アプリの一覧

  9. プロセスマネージャーツール 
    (図7)で、「プロセスマネージャーツール」ボタンを押すと 端末で現在稼働中のプロセスの一覧が表示されます。各プロセスの「PID(Process ID)」「UID(User ID)」「メモリの使用状況」を把握できます。

    (図9)プロセスの一覧

  10. コマンドで端末操作 
    (図3)の中央の端末画像の右の「シェル」タブを選択すると、端末画像の部分が、コマンド入力画面に変わります。
    (図10)は、? を入力した例です。
    リモート端末は、コンソールコンピュータの外付けドライブとして認識され、そのドライブ名として 1: が割り当てられます。
    MobiControlスクリプトを使って、コマンドを入力し、端末を操作します。 MobiControlスクリプトは、 「Android端末で使うMobiControlスクリプト一覧」を 参照ください。
    (図10)は、Android端末には適用できないスクリプトも表示されています。 設定モードが、Windows EmbeddedやWindows Classicを対象端末とした場合のコマンドも表示されています。

    (図10)

    端末画面の表示に戻るには、横側タブの「端末画面」を押します。

C. 2種類のリモート画面操作の方法

リモート画面操作をするためには、(図2)で示されたように、2種類の方法があります。この 2種類の方法について、説明します。

コンソール側の
アプリ
準備特長
ウェブベース ブラウザ サーバ側にSOTI Assistのインストール(注1) Windows PCだけでなく、macOSコンピュータやタブレットのブラウザからも画面操作可能
ダウンロード可能な
プラグイン
コンソール
(Windows PC)用
プラグインアプリ
コンソール(Windows PC)にプラグインのインストール(注2) リモート操作が始まってからの操作ポイントをマクロとして保存可能。次回からはそのマクロを実行すれば、 自動的に端末操作をしてくれる。
  • 注1. SOTI Assistは、有償です。しかし、リモート画面操作に限定利用する場合は、メーカーは当面の間、無償としています。 購入元の営業担当者に、お問い合わせください。
  • 注2. Windows PCプラグインのインストールには、注意するべきポイントがあります。 「Windows PCプラグインのインストール」を参照ください。

D. その他の事前準備

  1. 端末のスキン(外枠画像)をSOTIのサイトからダウンロードしておきます。
    詳しくは、リモート操作を設定を参照ください。SOTIのサイトにスキンの用意がないときは、設定を断念します。
  2. 端末は、MobiControlサーバとオンラインである必要があります。端末一覧で、オンラインの 端末アイコンは、となっています。
    常に接続を維持」を参照して、端末をオンラインにしてください。
  3. 前回のリモート操作が、異常終了したときの場合などに、リモート画面操作の画面が表示されないときがあります。 その場合は、下記のスクリプトコマンドを端末に送付ください。
    _resetfailedrcdetectionflag restartagent

    (図11) 

  4. 端末メーカーに依っては、リモート操作をしようとすると、端末側に(図11)のような画面が表示され、 端末ユーザの許可が必要な場合があります。
    (図11)が表示されない端末もあります。
    どのメーカーの端末が(図11)を表示するかを、あらかじめ検証しておいてください。
  5. システムアラートルール」で、次のイベントにチェックを入れておきます。
    177 リモート制御セッションがユーザによって拒否されました: {0} リモート画面操作を始めようとしたら、端末ユーザによって拒否された: {0}
    補足 リモート画面操作ができなかった場合、その理由が、上のd.項の理由であることがわかります。端末にメッセージを送って、「許可」ボタンをタップするように依頼します。
    178 リモート制御セッションが開始されました リモート画面操作を始めた

E. Android Enterprise での制限

Android Plusとして設定した端末では、例外なく、リモート画面操作が可能です

Android Enterpriseとして設定した端末でも、例外なく、リモート画面ビューは可能です。 リモート画面ビューとは、端末ユーザが操作した画面変化が、コンソールに表示されることを指します。

Android Enterpriseでも、リモート画面操作ができるか否かは、端末メーカーと端末モデルにより、3つの対応があります
  1. 多くの端末メーカーは、MobiControlエージェントに対する プラグインを提供しています。そのプラグインを、そのメーカーのAndroid端末にインストールすると、リモート画面操作が可能になります。 当該端末モデルに対する、エージェントプラグインが提供されているか否かは、 「Android Enterpriseのプラグインがあるかどうかのチェック」を 参照ください。
    併せて、「Android端末へのプラグインのインストール」を参照して、プラグインの一斉インストールを実施ください。
  2. 一部の端末メーカーは、プラグインを提供していません。
  3. Samsung製の端末では、プラグインがなくても、リモート画面操作が可能なモデルがあります。

F. コンソール(Windows PC)のプラグインのインストール

F-1. インストーラをダウンロード

(図2)で、「ダウンロード可能なプラグイン」を選択すると、(図12)がポップアップします。

(図12)

「ダウンロード」ボタンを押して、これをダウンロードします。ファイル名は、 SotiRemoteControlInstaller.msi です。

F-2. インストーラを起動

ダウンロードフォルダを開いて、SotiRemoteControlInstaller.msiをクリックします。(図13)が現れます。

(図13) 

(図13)の赤枠にチェックを入れ、の「Advanced」ボタンを押します。 デフォルトのの「Install」ボタンを押さないでください。

F-3. 利用者を指定

(図14) 

(図14)では、「Install for all users of this machine」にチェックを入れて、「Next」を押します。

F-4. インストールフォルダを指定

(図15) 

フォルダを変えたいときは、「Change」を押します。「Next」を押します。

F-5. 「Install」を押す

(図16)が表示されます。

(図16) 

(図12)で、「Install」を押します。インストールが始まります。

F-6. 証明書の確認

インストールの途中で、(図17)が表示されます。

(図17) 

(図17)で、「はい」を押します。

F-7. インストールの完了

(図18) 

(図18)で、「Finish」を押します。続けて、 ブラウザを再起動してください
これで、コンソール(Windows PC)のリモート操作用のプラグインのインストールが終了しました。
この プラグインは、1、2カ月に1回の割合で、バージョンアップされています。
バージョンアップに努めてください。