Android:端末の詳細
コンソールの左側ペインで任意の端末グループを選択すると、(図1)のような端末一覧が表示されます。(図1)
(図1)の中の任意の端末名をクリックすると、(図2)のように、当該端末の属性情報が表示されます。(図2)
(図2)に記された情報は、端末からMobiControlサーバへの直近のチェックイン(更新)の時の情報です。 現時点での情報を知るには、(図2)の上辺の「チェックイン」アイコンを押します。但し、端末とMobiControlサーバは 接続している必要があります。詳しくは、Android端末に働きかけるを参照ください。1. コンプライアンス
(表1)
項 目 | 説 名 |
---|---|
コンプライアンス ステータス |
端末が正常な管理対象になっているかどうか
|
エージェント互換 | インストールされたエージェントのバージョンが、MobiControlサーバに格納しているエージェントバージョンと不一致。 一致していると「はい」 端末のエージェントバージョンが古いが、MObiControlサーバに格納しているエージェントバージョンの古いと、古くても、適合性が「はい」になる。 「Android端末エージェントのアップデート」を参照。 |
2. 端末の詳細
(表2)
項 目 | 説 名 |
---|---|
端末種別 | Androidの設定モード:「Android Plus」「Samsung ELM」Android Enterpriseでも、Android Plusとして表示されてしまいます |
端末ID | 登録時にMobiControlが付番した16進法番号 |
登録実行日時 | MobiControlに登録した日時 |
端末ファミリー | 端末登録ルール作成時の上辺タブの名前:「Android Plus」か「Android Generic」 |
IPアドレス | WiFiモデムのIPアドレス |
エージェントオンライン | 「接続」しているか否か。端末が「接続時間帯」である、若しくは、端末ユーザがMobiControlエージェントまたは、コンソールから送られたメッセージをタップすると「接続」する。 |
端末モード | 下記のいずれかの表示
|
OSバージョン | OSバージョン |
パス | 所属する端末グループの階層関係 |
Deployment Server | 端末を管理しているデプロイメントサーバの名前 |
エージェントバージョン | MobiControlのエージェントソフトのバージョン |
Android APIレベル | |
IPv6 | WiFIモデムに割り当てられたIPアドレス |
エージェント チェックイン時間 | MobiControlエージェントによる直近のチェックイン時刻。チェックインは接続中に実行される。 |
エージェント接続時間 | MobiControlエージェントによる直近の接続時刻 |
エージェント切断時間 | MobiControlエージェントによる直近の接続の後に切断した時刻 |
ネットワークBSSID | WiFiのBSS(Basic Service Set)で割り当てられたID |
ネットワーク接続タイプ | 直近のチェックインの時に、端末が直接的に接続していた回線の種類: 「携帯電話回線」経由か「WiFi」 |
ネットワークRSSI | WiFiの受信信号強度インジケータの値 |
ネットワークSSID | WiFiのAPのID |
OEMのバージョン番号 | 端末メーカー(OEM)が付番した番号 |
パーソナイラズされた名前 | Bluetoothで認識される端末名。コンソールに表示される端末名ではない。 |
電話番号 | 契約キャリアから割り当てられた電話番号 |
サポートされているAPI | 端末のMDM機能に対するバージョンレベル。メーカーにより異なる。Android Enterpriseの場合は、 「作業が管理された端末」とかEnterprise4.1とか表示される。 |
Androidセキュリティパッチレベル | Android OSに対してのパッチ適用日 |
3. 携帯の詳細
(表3)
項 目 | 説 名 |
---|---|
携帯電話のキャリア | 現在接続中の携帯電話会社。契約した携帯電話通信会社でないことがある。 |
携帯電話強度 | |
ICCID | ICカード識別子。SIMカードの識別番号の一つ。19桁。 |
IMEI/MEID/ESN |
端末識別番号 IMEI (International Mobile Equipment Identity) MEID (Mobile Equipment Identfier) ESN(Electric Serial Number) |
ローミング | 現在、ローミング中か否か |
加入者番号 | 電話番号。国番号つき |
4. 端末ステータス
(表4)
項 目 | 説 名 |
---|---|
エージェントの更新が有効 | 新しいバージョンのエージェントが端末に送られてきた場合、それを受け入れるか否か。 |
端末管理アクティブ | Mobicontrolサーバと端末との交信していなければ、「はい」 |
パスコードのリセット可能 | |
Exchangeがブロックされました | MS ExchangeのフロントサーバであるExchange ActiveSyncに対し、アクセス拒否を指示したかどうか。 指示してないときは、「いいえ」 |
Exchangeのステータス | MS Exchangeサーバへのアクセス許容/拒否 許容されているときは、「いいえ」、拒否されているときは「はい」 |
暗号化済 | パスコードまたはTouch IDを設定しているか否か |
OSセキュア | ルート奪取をしているか否か。してないと「はい」 |
パスコードが有効 | パスコードの設定をしてあるか否か |
ELMのステータス |
5. ユーザ情報
端末を、MobiControlに登録する際の本人認証で入力したAD_DS(Active Directory)の情報が表示されます。
(表5)
項 目 | 説 名 |
---|---|
ユーザ名 | AD_DSでのユーザ名。 |
名 | 下の名前。英語のFirst Name |
ドメイン名 | AD_DSのドメイン名 |
UPN | ユーザープリンシパル名。ユーザ名とAD_DSのFQDNドメイン名を @で接続した文字列 |
ID | AD_DSのユーザアカウントのSID(Secure Identifier)。AD_DSにユーザを登録したときに自動的に発行されるID番号。 |
端末ユーザに対応するユーザ情報を手動で入力できます。
ユーザ情報とは、
AD_DSなどのディレクトリサービス、または、Azure IdPなどのIDプロバイダに保存してあるユーザー情報です。
をクリックすると、 設定してあるディレクトリサービスとの接続プロファイルまたは IDプロバイダとの接続プロファイルの名前リストが表示されます。 その中から該当するディレクトリサービスとの接続プロファイル または、 IDプロバイダとの接続プロファイルを選択します。
続けてユーザ名を入力します。ユーザ名の全ての文字列を入力しなくても、半角で最初の4文字を 入力すると、ユーザ名候補が表示されます。それを選択すると(表5)の情報が自動的に表示されます。
サーバの性能と通信回線の帯域幅により、表示されるまで時間がかかることがあります。 ディレクトリサービスでの認証を経て利用できるWiFiやVPNがあります。 これらのWiFiやVPNの構成プロファイルには、端末ユーザのUPNを挿入して、端末に配布しインストールできるようになります。 Exchangeメールの構成プロファイルには、差出人としてのメールアドレスを挿入をして、端末に配布できるようになります。
をクリックすると、 設定してあるディレクトリサービスとの接続プロファイルまたは IDプロバイダとの接続プロファイルの名前リストが表示されます。 その中から該当するディレクトリサービスとの接続プロファイル または、 IDプロバイダとの接続プロファイルを選択します。
続けてユーザ名を入力します。ユーザ名の全ての文字列を入力しなくても、半角で最初の4文字を 入力すると、ユーザ名候補が表示されます。それを選択すると(表5)の情報が自動的に表示されます。
サーバの性能と通信回線の帯域幅により、表示されるまで時間がかかることがあります。 ディレクトリサービスでの認証を経て利用できるWiFiやVPNがあります。 これらのWiFiやVPNの構成プロファイルには、端末ユーザのUPNを挿入して、端末に配布しインストールできるようになります。 Exchangeメールの構成プロファイルには、差出人としてのメールアドレスを挿入をして、端末に配布できるようになります。
6. ハードウェアの詳細
(表6)
項 目 | 説 名 |
---|---|
MACアドレス | WiFiモデムのMACアドレス |
メーカー | 端末メーカーの名前 |
モデル | メーカーが付けたモデル名 |
総拡張ストレージ | 永続的記憶装置(ROM)の容量 |
総メモリ | メモリ(RAM)容量 |
SD全体のメモリ量 | SDカードの容量 |
総ストレージ量 | 永続的記憶装置(ROM)の容量 |
利用可能な拡張ストレージ | 永続的記憶装置の利用可能な容量 |
書込可能なメモリ容量 | メモリの中の書込可能な容量 |
SDカードの書込可能メモリ | SDカードの書込可能な容量 |
書込可能なストレージ | 永続的記憶装置の書込可能な容量 |
バッテリステータス | バッテリの残量 |
ハードウェア暗号化機能 | ハードウェアの暗号化がされているか否か |
ハードウェアのシリアル番号 | 製造時にメーカーがつけた16進法番号 |
7. ウィルス対策
(表7)
項 目 | 説 名 |
---|---|
ウィルス対策定義バージョン | BitDefender社のウィルス対策定義バージョン エージェントが13.4以下の場合は表示なし |
ウィルス対策検疫なし | 隔離フォルダの空にする動作の継続期間 |
ウィルス対策定義アップデート | アップデート動作の継続期間 |
ウィルス対策スキャン |
8. 付属情報
コンソール管理者が追加的に入力した端末に関する情報。
任意の情報を付加できる。例えば、「所属部門名」、「会社支給か私物か」、「端末ユーザ名」、「端末ユーザのメールアドレス」、「端末の資産台帳番号」
など。
詳しくは、端末グループと端末の付属情報を参照ください。
詳しくは、端末グループと端末の付属情報を参照ください。
9. 監視データ
監視データとは、Android端末内の次の2種類のデータ値を指します。
- 端末のアプリが作成/更新するINIファイルの特定のパラメータの値
- 端末内のXMLファイルの特定の要素ノードの値
(端末ユーザがブラウザで当該ノードに値を入力する)
10. Android Enterprise
Android Enterpriseとしてセットアップした端末の場合に表示されます。
(表8)
項 目 | 説 名 |
---|---|
Androidのステータス |
managed Google Playストアへのアクセス権種別を表示。
|
Android の ID |
managed Google PlayストアへアクセスするためのGoogleアカウントが端末に与えられているか否か
|
管理の種類 |
|