Linux: ルールの作成
MobiControlがサポートする、Linuxディストリビューションは、下記の2種類です。Linuxデバイスを含むMobiControlでの設定は次の順序で行いますが、ここでは、下記の3番目と5番目、「ルールの作成」を実行します。
- Ubuntu 16.04 以上
- Raspbian 8.0 以上
- MobiControlサーバのプロパティと証明書等設定
- 端末グループの作成
企業や団体の組織にそって、階層的に端末グループを作成
(組織名の入力が主な作業)
- 端末登録ルールの作成とエージェントの作成
- 端末の詳細設定
- 端末登録ルール以外のルールの設定
- 端末エージェントのインストールと端末の登録
- コンソールで、「インストーラファイル」を、SOTIのサイトからダウンロード
- 上記のファイルをLinuxデバイスで実行することで、MobiControlサーバの所定の端末グループに登録
- アプリの配布
- Linuxデバイス用のアプリをパッケージに内包させる。
- パッケージをプロファイルに積み込む。そしてプロファイルを配布することで、アプリの配布を実行。
端末の設定分野には「構成プロファイル」と「ルール」と「詳細設定」 があります。詳しくは、 構成プロファイルとルールと詳細設定 を参照ください。ルールの種類の一覧画面
コンソール画面の左上の三本線アイコンをクリックすると、(図1)のメニュー画面が現れます。
(図1) (図1)の「ルール」を選択すると、画面が遷移して、(図2)のように「ルールの種類の一覧」が表示されます。
(図2)
ルールの種類の一覧画面上辺のタブで「Linux」を選択すると、Linuxデバイスを対象としたルールの種類一覧が(図2)のように表示されます。
(図2)で、作成したいルールの文字列を右クリックすると、ルールの作成の文字列が表示されます。
この文字列をクリックすると、ルールの作成ダイアログがポップアップします。
端末登録ルール
1. 端末登録ルールの作成
MobiControlの端末グループは、企業/団体の組織を反映して、階層構造で形成します。 ここでは、末端グループ毎に端末登録ルールを作成します。 詳しくは、「端末登録ルールの作成」を参照ください。
端末登録ルールを作成すると、続けて、端末エージェント・ソフトをSOTI社からダウンロードする作業をします。
Linuxデバイスのエージェントソフトは、3種類あります。
エージェントの種類名称 CPU系統 CPUのデータパス幅 ARM ARM系 32-bit x86系、IntelまたはAMD製 32bit幅 64-bit 64bit幅
ファイル同期ルール
端末内の特定フォルダとMobiControlサーバの各端末専用フォルダの間で、 ファイル群の同期を行います。データ(例:商品情報)を端末に配付するのに使う機能です。 逆に端末ユーザが作成または編集したファイルを、企業のITシステムにエキスポートするのにも使う 機能です。詳しくは、「ファイル同期ルール」を参照ください。
端末移動ルール
データ収集ルール
端末のIPアドレス、接続しているSSID、地理的位置などを収集します。 詳しくは、「データ収集ルール」を参照ください。
アラート・ルール