Android Plus

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2つのセットアップ方法



Android端末を、Android Plusとしてセットアップをするには、次の2段階の操作を行ないます。

MobiControl v13での
Android Plusのセットアップには、2つの方法があります。






①
エージェントの取り込み		
②
登録用URLまたは登録IDの入力


方法1端末から soti.net/oem にアクセスし、ダウンロード
登録用URLまたは登録IDの入力







方法2コンソールPCからの直接受け渡し
(USBケーブル接続による受け渡し、または

SDカードによる受け渡し)		
エージェントがmcsetup.iniを自動読取









    


  • Android Plusのエージェントは、端末メーカー、及び端末モデルによって異なります。


  • 方法2は、端末が完全閉域網にあっても、登録ができます。
    (但し、MobiControlサーバは、DMZに置いて、SOTI Serviceへのアクセスを可能としておきます。)


  • 登録用URLや登録IDは、端末登録ルールを作成することで、生成されます。


  • エージェントをインストール後に、エージェントを開けると、最初に、登録ID、又は登録用URLを入力する画面が現れます。手入力してもよいですが、QRコード読み取りでも代行できます。
このQRコードを、MobiControl Stage Barcode Generatorを使って、作成しておきます。
    
方法3では、登録ID、又は登録用URLの入力は不要です。mcsetup.ini ファイルにその情報が書き込まれているからです。


  • Android Plusのエージェント・アプリは、Google Playストア以外からダウンロードします。
Androidは、それを、提供元不明のアプリと、みなします。
    Android 8未満の場合は、事前に、そののインストールを許可する設定をします。
    
次の「 提供元不明のアプリのインストールを許可する設定」をクリックしてください。

    Android 8以上の場合は、エージェント・アプリのダウンロードの際に、その旨の警告がでます。そこで、許可を与えます。














A. 提供元不明のアプリのインストールを許可する設定(Android8未満)




  • 


    


    

    (図a-1).
    (図a-2)
    (図a-3)
    

    端末の「設定」メニューの「セキュリティ」をタップします。
提供元不明のアプリのインストールを許可します。赤矢印部分をタップ
警告がでるので、「OK」をタップ


    

    



    


    (図a-4)
    		MobiControl Agentは提供元(SOTI Inc)が確定しているアプリです。


    
Androidでは、Playストア以外をダウンロード元とするアプリは、提供元不明のアプリの扱いとなります。
 
    従って、提供元不明のアプリのインストールを許可する必要があります。
     
    
MobiControl Agentのインストールが終われば、(図a-4)の画面を開き、提供元不明のアプリのインストールを許可しないモード、つまりA2の画面に戻します。


    

    

    

    

    














説明を開いた状態


説明を閉じた状態



次の をクリックしてください。















B. 方法1. SOTIのサイトからエージェントをダウンロード




  • 


    
PCまたはタブレットで、soti.net/oemにアクセスします。

    
(図b-1)が現れます。


    (図b-1)
    


    

    
Android Plusとして設定する場合は、「Android Classic - OEM Specific Agent and Plugins」を選択します。
(図b-2)が現れます。

    


    (図b-2)
    


    

    
Manufacture欄の右端をプルダウンして、端末メーカーを選択します。

    
続けて、端末モデルを選択します。

    
最後に、端末エージェントのバージョンを選択します。

    
画面に QRコードが現れます。(図b-2)の左側です。
このQRコードを、これからMobiControlに登録しようとする端末にスキャンさせます。次の方法も可能です。

      

    • 
QRコードを印刷しておき、その印刷物を、端末にスキャンをさせる

    • 
QRコードを画像ファイルにし、メール添付などで、遠隔地に居るインストールする人に送る

    

端末で、QRコードをスキャンをすると、Chromeが起動し、ダウンロード元のURLにアクセスします。そして、端末エージェントのダウンロードが始まります。ダウンロードが終わると、(図b-3)が表示されます。


    
上記の手順を、端末自らの操作で行い、(図b-2)の左側の「Download」ボタンを押すことでも
エージェントのダウンロードはできます。


    


    (図b-3)
    (図b-4)
    

    Playストア以外からのダウンロードなので、「提供元不明」として警告がでます。「OK」を押します。
エージェントのダウンロードが終わりました
    

    






    



    		
(図b-4)の「開く」の文字列をタップすることで、インストールが始まります。(図d-2)が表示されます。
    
「開く」の文字列をタップしても反応がないときは、「ダウンロード」フォルダを開き、その中のファイル名をタップします。(図d-1)を参照ください。 

    

    


    

    




















C. 方法2. エージェントAPKファイルとINIファイルをコンソールで入手




  • 


    C-1. soti.net/oemからエージェントAPKファイルをコンソールにダウンロード
    


    
(図b-2)の左側の「Download」ボタンを押して、エージェントインストーラ(APKファイル)をダウンロードします。

    


    C-2. MobiControlサーバからmcsetup.ini ファイルをダウンロード
    


    

    
(図c-1) 
    

    



    

    
該当端末に適用する端末登録ルールを右クリックすると、(図c-1)のようなプルダウンメニューが現われます。 
    
このメニューの中の「端末エージェントをダウンロード」を選択します。(図c-2)がポップアップします。


    

    
(図c-2) 
    

    



    

    
「INIファイルのダウンロード」をクリックします。mcsetup.ini ファイルをコンソールに保存しておきます。
mcsetup.iniには、サーバのアドレスや適用する端末登録ルールを指定する情報が含まれています。
    
mcsetup.ini ファイルが、エージェントファイル(APKファイル)が、端末の同じフォルダにあると、
セットアップの際に、(図d-11)の登録IDまたは登録用URLの入力画面が、表示されません。
登録IDまたは登録用URLの入力作業をスキップできます。

    


    
(図c-2)の「APKファイルのダウンロード」をクリックしても、MobiControlエージェントのインストーラ(APK)ファイルを、MobiControlサーバから
ダウンロードできます。しかし、MobiControlサーバが、v13の場合、それが格納しているAPKファイルは、古いバージョンで、使い物になりません。

    
MobiControlサーバのバージョンが、v14.3以上だと、(図c-2)での「APKファイルのダウンロード」をクリックすれば、
最新のエージェントをダウンロードできます。

    


    


    C-3. コンソールから端末に2つのファイルを受け渡す
    

    

      

    1. 
端末をコンソールPCとUSBケーブルで、接続します。

    2. 
コンソールのエクスプロラーで、端末のdownloadフォルダを開けます。

    3. 
コンソールPCの、APKファイルと、mcsetup.ini ファイルを、端末のdownloadフォルダにコピペします。

    


    


    C-4. 端末の「ダウンロード」フォルダを開く
    

    


    
(図c-3) 
    



    

    

端末画面で、のアイコンを探し、これをタップします。
そうすると、端末内の「ダウンロード」フォルダを開けます。(図c-3)のような画面が現れます。

    
エージェントのインストラーファイル(拡張子:APK)と mcsetup.ini の2つのファイルがあります。
    
この2つは、コンソールから受け渡されたファイルです。

    

このAPKファイルの名前部分をタップします。
エージェントのインストールが始まります。画面は、(図d-2)に遷移します。


    


    
mcsetup.ini のファイル名が、mcsetup(2).ini のような形式だと、エージェントのインストーラは、アクセスするべき
MobiControlサーバのアドレスを認識できません。
    

下記の(図d-11)が現れてしまい、登録用URLまたは登録IDの入力を求められます。

    


    


    














D. エージェントファイル(APK)を起動して、MobiControlサーバに登録する





(図d-1)







端末画面で、のアイコンを探し、これをタップします。
そうすると、端末内の「ダウンロード」フォルダを開けます。(図d-1)のような画面が現れます。
端末の「ダウンロード」フォルダに保存された
このファイルが、エージェントのインストラーファイル(拡張子:APK)です。



このAPKファイルの名前部分をタップします。エージェントのインストールが始まります。画面は、(図d-2)に遷移します。









(図d-2)
(図d-3)
(図d-4)


「インストール」をタップ「開く」をタップ待機します
















(図d-5)
(図d-6)
(図d-7)


「許可」をタップ「許可」をタップ「許可」をタップ
















(図d-8)
(図d-9)
(図d-10)


「許可」をタップ「許可」をタップ「許可」をタップ


























(図d-11)







(図d-11)では、登録IDまたは登録用URLを入力します。登録用URLや登録IDは、端末登録ルールの設定内容に記されています。

登録用URLまたは登録IDを入力することで、MobiControlエージェントは、登録しようとするMobiControlサーバのアドレスと適用する端末登録ルールを把握できます。



(図d-11)で、執るべき操作には4択があります。







登録ID登録用URL


手入力
①
②


QRコード
読み取り		
③
④





登録用URLは、端末が閉域網にあって、SOTIのEnrollment Serviceサーバにアクセスできないときに、入力します。
詳しくは、登録IDと登録用アドレスのどちらを入力するか?を参照ください。



(図d-11)の下段に、QRコードマークがあります。これをタップすると、QRコードスキャナーが起動します。
これで、登録IDまたは登録用URLに相当するQRコードを読み取ります。

QRコードは、MobiControl Stage Barcode Generatorを使って、作成しておきます。


登録する端末台数が少ないときは、①を採用します。端末台数が多いと、
③または、④を採用すると
作業が簡素になります。






「C. 方法2」では、(図d-11)は現れません。これは、エージェントが、mcsetup.ini ファイルから、登録用URLを読み取るからです。
登録IDまたは登録用URLの入力は、スキップできます。


(図d-11)で入力が終わり、「登録」ボタンをタップすると、(図d-12)に画面遷移します。





(図d-12)
(図d-13)


「有効」をタップ端末の登録が完了しました。左上のハンバーガーマークをタップすると、メニュー画面に移ります

















E. 本人認証


上記の「D. エージェントファイル(APK)を起動して、MobiControlサーバに登録する」は、本人認証の手順を省いた場合の説明です。


外部の人間が、端末をMobiControlへ登録するのを防止するために、本人認証をします。
詳しくは、「登録時の本人認証」を参照ください。





F. プラグインのインストール




端末の登録が終わったら、プラグインをインストールします。
「端末へのプラグインのインストール」を参照して、インストールしてください。作業は、簡単です。


Android Plus端末の
「端末の機能制限」に関する構成プロファイルは、
端末機種によっては、制限ができない機能項目があります。しかし、これらは、プラグインをインストールすることで、
機能制限が可能になることがあります。「APN」機能の強化もされます。





G. エージェントのアップデート



機能向上とバグ解決のために、エージェントは、平均して月に1回は、バージョンアップ(アップデート)されます。 
端末のエージェントも最新バージョンにするように、お願いします。



    

  • Android Enterpriseのエージェントは自動アップデートされます。
    
但し、事前設定が必要です。Android端末エージェントのアップデートを参照ください。

  • 
Android Plusのエージェントは、パッケージに挿入して端末に送ることで、アップデートします。
Android Plusエージェントのアップデートを参照ください。
    
因みに、
MobiControlサーバのバージョンが、v14.3以上なら、Android Plusエージェントのアップデート作業は、簡単です。






H. MobiControlエージェントがバックグラウンドで作動し続けるように設定



Android端末のMobiControlエージェントは常時作動させ、MobiControlサーバとの接続を維持する必要があります。他のアプリがフォアグラウンドで作動していても、
また、端末がスリープ状態になっても、エージェントは、バックグラウンドで作動し、接続を維持しなければなりません。
Android端末が、MobiControlサーバと接続していると、
コンソールの端末一覧画面での端末アイコンは、 と緑色
になりますし、またそうなっていなければなりません。Android端末のアイコンが、
 とグレイに
なっている端末は、「端末接続時間帯」の設定により接続時間帯を制限してある場合を除き、運用上望ましくない状態です。

Android6.x、 7.xの端末では、スリープ状態になると、殆どのバックグラウンド・アプリの動作は停止します。
しかし、端末がスリープ状態になっても、MobiControlエージェントが、バックグラウンドで作動を継続するようにします。

その方法は、「常にサーバとの接続を維持」のページを参照ください。





I.　エージェントのもう1つの取り込み方法





上記の「B. 方法1」「C. 方法2」では、soti.net/oem からMobiControlエージェント・インストーラー(APK)ファイルをダウンロードする方法を、ご案内しました。


この他に、MobiControlサーバから、最新のAPKファイルをダウンロードし、そのままインストールする方法もあります。


(図I-1)





登録用URLをサードパーティのQRコード変換ソフトを使い、QRコードを読み取るだけで、インストールします。
この場合、端末は完全閉域網にあっても、登録ができます。

但し、サーバが、v14.3以上である必要があります。

詳しくは、方法2. MobiControlサーバからエージェントをダウンロード」を参照ください。

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