- インタビュー
【社風】社員の提案で実現した、エンジニア育成プロジェクト!『NEG』って何?ーCSDチームインタビュー
こんにちは!管理部田上です。
本日は、現在社内で進行中の『NEG』というプロジェクトについて、立案→運用を担当されている営業部の『CSD』チーム3名にインタビューを行いました✨🎤
『NEG』プロジェクトとは何か?ということだけでなく、CSDチームの3名がどのようにして立案し、運営しているのかについても詳しくお話していただいたので、
「社員が立案したプロジェクトって、どんなふうに実現するのかな?」というところが気になる方や、「POLの社風が知りたい!」という方も、是非最後まで御覧ください✨
【What is ”CSD”??】
Custum Solution Development カスタムソリューションディベロップメント の頭文字を取って『CSD』。
弊社の3事業のうちの1つとなります。
▽今回の参加社員
■大野(おおの)さん 中途入社5年目 リーダー
■田山(たやま)さん 中途入社4年目
■古谷(ふるや)さん 新卒2年目
エンジニア不足の課題解決に、営業が直接アプローチ。『NEG』プロジェクトの裏話
始めに、3名が属する「CSDチーム」はどんな業務を担当されているのですか?
(大野さん)
CSDチームは、主にSESの営業をメインで行っている部署です。具体的には、パートナー企業さんと協業させていただきながら、エンジニアの方と一緒にお客様の課題解決を行っていきます。
それだけでなく、POLは事業の壁なくお客様の課題を解決していく「3事業連携」を推進しているので、実際に僕たちも別事業の営業と協力しながらソリューションの提案等も行います。
最近では、これらの営業のお仕事に加えて、今回の主題である『NEG』プロジェクトの企画立案~採用業務を担当しております。
『NEG』というプロジェクトの概要
(大野さん)「New Engeneer Generation ニューエンジニアジェネレーション」の頭文字を取って「NEG」という名前を冠したプロジェクトです。
(余談ですが、「エヌイージー」というのがちょっと言いにくくて、社内では「ネギ」と呼ばれています!笑)🥬
内容としては、IT未経験の方を対象に、弊社の得意分野・先端技術【AI/機械学習】に特化したエンジニアを育て上げることでエンジニア不足に貢献していこうというもの。
『中途採用』の領域で行う採用/育成プロジェクトになります。
中途でエンジニア未経験の採用というのも珍しいとは思うのですが、このプロジェクトのポイントは、半日研修、半日業務というスケジュールで行っていただくので、研修中もお給料満額支給!チャレンジしやすい環境をご用意していることです。
NEGプロジェクトでは実際に、半日 自社開発製品のテストや”キッティング”などという業務を行い、残りの半日はEラーニング(オンライン授業)で研修を進めていきます。
『NEG』の研修によって身に着くスキルと、修了後のキャリアプラン
(大野さん)
研修のEラーニングでは、開発のアルゴリズムの礎となる数学(微分/積分や関数など)や統計学を始めとして、AIに強いPythonや機械学習などの開発実技までしっかりと学べるカリキュラムをご用意しています。
こういった研修を経て、最終的には「G検定」と「E資格」の取得を目指していきます。
G検定…ディープラーニングの基礎知識を有し、適切な活用方針を決定して、事業活用する能力や知識を有しているかを検定する。
E資格…ディープラーニングの理論を理解し、適切な手法を選択して実装する能力や知識を有しているかを認定する。受験のためには認定プログラムの修了が必要。
『NEG』では、上記E資格受験のための”認定プログラム”を研修内容として導入しているため、修了後2年間であれば、E資格を受験することができます。
研修後は、主にお客様先でのプロジェクトに参画いただき、客先常駐のエンジニアとして現場でキャリアを積むことができます。
とはいえ、『NEG』は新卒の一括採用とは違い、随時ご応募に対応していき、入社のタイミングでそれぞれが研修をスタートする形になります。
こういった特質から、研修の内容も、適正やご希望に合わせて一人一人柔軟にご提案させていただいています。
『NEG』プロジェクトの一番の目的・意義は”IT未経験の方をエンジニアに育成すること”なので、POLの社風に合う未経験の方を採用し、エンジニアとして適正を活かせる道にご案内する、というイメージが一番合っているかもしれません。
プロジェクト発足のビハインド
(田山さん)
誰が最初に言い始めた、というところでは、私から起案させて頂きました。2021年の12月に、私から営業部の上長に相談をしたことが始まりです。
最初から採用/育成プロジェクトという形が固まっていたわけではなく、当時は
「会社として成長している今、体制を広げられる現場も増えてきて、もっともっとお客様の課題を解決していくためには、エンジニアの人材不足が課題…。何かできることはないか」
というところを相談としてお話していました。
こんな形で、最初はぼんやりとしていたのですが、『NEG』が現在の形になったきっかけは、POLの経営のビジョン『夢計画』でした!
『夢計画』には、実は創業当初から”若手エンジニア育成プロジェクト”というものがありました。
社長に相談を行った際に、こういった点から「エンジニアを採用して育成するプロジェクトを立ち上げてはどうか」というお話をいただいたのです。
こうして、会社の需要と社員(現場)の需要、そして世の中の需要がマッチする形でCSDチームによる『NEG』プロジェクトが立ち上がりました。
そして2022年の5月、社長から「本当に覚悟はある?」というチャットが!笑
あの時はみんな緊張して冷や汗をかきましたが、チーム3人で「あります!」と返答して、自分たちの中でもしっかりとやっていく決意を固くしました。
そこからはとんとん拍子に進んでいき、8月から実際の採用が始まって、2023年2月現在では、NEGプロジェクトで実際に研修中の方も何名かいらっしゃる状況です。
実際にプロジェクトを進めていくにあたって、大変だったこと
(大野さん)
大変だったところ、で言うと…本当に全部です。笑
そもそも3名とも営業で、採用に関しては全くの未経験だったので、研修会社の選定/大枠での研修スケジュールの作成/媒体を使用しての募集など、初めてのことだらけでした。
そういう新しいことを、今までやっていた業務に加えて上手にやっていかなければならないので、的確なバランス感覚を持ってやっていかなければならないところには、今も苦労し続けていますね。
皆さんにたくさん助けて頂きながら、頑張っています。
本職をしながら採用を行っていくために、心がけたこと
(古谷さん)
心構えの話になりますが、自分はそもそも「本職」と「採用」をあまり分けて考えないようにしています。
どういうことかというと、「お客様の課題解決」という会社の目的はずっと同じで、そのためにできる手段の一つが、私たちが担当している「人での技術力の支援=SES」で、それを向上するための課題が「人手不足」。
それを解決する手段が「採用」…というかたちで、全部が同じ道のりの中にあると思っているんです。
なので、あえて”本職”と分けて考えて両立しようとはせずに、気持ちとしてはどちらにも同じ姿勢で自然に取り組むようにしてきました。
こういった想いがチームで共有できていたので、今までの業務の中に無理やりねじ込むというよりも、営業と同じ熱量で取り組めていて、それはすごくよかったなと思います。
事実、採用が成功して入社していただいた後は営業としてその方と関わっていくことになりますが、採用から担当していると「”一緒に”お客様の課題を解決していく」という気持ちをより強く実感できるので、採用も営業と同じく大切にしていきたいと考えています。
採用という新たな挑戦の中で、楽しさややりがいを感じること
(古谷さん)
やりがい、で言うと、採用の中で魅力付けをする際に、「あ、そういえば自分ってこんな理由で入社したな」とあらためて思い出したりとか、会社の好きなところを再認識できるのは、とても楽しいです。
営業の場合だと、お客様に会社を売り込む際「弊社を利用すると、こんなメリットがあります」という風に、会社の客観的な”強み”をお話していくのですが、採用の場合は「こんなところが素敵な会社で、自分はここが好きなんです」ということを素直に話すことができるので、単純にすごく楽しいですし、新鮮に感じます。
その中で、自分が会社に対して持っていたプラスのイメージを再認識できるので、モチベーションアップにも繋がっています。
(田山さん)
自分は、選考を受けに来てくれた人に上手に魅力付けができたなと思うときに、やはり一番やりがいを感じますね。
一度、「田山さんと初めて面談でお会いしたときに、すごく面白い人だなと魅力を感じて。そういう人がいる会社って楽しいだろうなと思い、ここまで来ました」と最終選考のときに言ってくれた方がいました。
日々、”いかに魅力付けしてマッチしている人の志望度を上げるか”という新しいことに挑戦しているので、そういう言葉をいただくことができたときは、自分がしっかりと役割を果たせたように感じて達成感を感じましたね。
チャレンジしたい方や社員向けにメッセージ
(田山さん)
採用の際にも、会社の好きなところとして候補者様にお伝えしているんですが、社歴2~3年目の一般社員が提案したことを、前向きに捉えて実現までさせてくれる環境って、なかなかないと思います。
そういった意味でも、POLは「やりたい」という気持ちを無下にしない会社なので、その部分に共感する方は、すごくうちの会社に合っていると思います。
(古谷さん)
今回のプロジェクトに関して言えば、チャンスはどのチームにもあったと思っています。
課題を認識して相談し、やりたいものとして提案していったから今私たちが任せてもらっているけれど、例えば別の部署やチームが提案していたら、社長はそこに任せていたと思います。
やる気があれば、相談しながら進めることもできるし、誰でも行動できる環境もあるので、ぜひそういった社風を利用して、まずはチャレンジしてみて欲しいです。
CSDチームの皆さん、ありがとうございました!
最後に
(カレンダーでモノボケをしている大野さんと、笑う皆さん♡)
本日の記事では、営業部 CSDチームの大野さん、田山さん、古谷さんの3名へのインタビューをご紹介しました。
私も採用担当として『NEG』プロジェクトには一部関わらせていただいているのですが、まだ採用を始めて半年ほどであるにもかかわらず、説明会~内定まで一連の流れを成し遂げたCSDチームの活躍に、沢山の刺激をいただいております。
POLが大切にしている行動規範「10のこと」の中には、
『06 できない理由ではなく、チームでできるやり方を考える。』
という文言があります。
この内容は当社の社風として深く浸透しており、「実現を前提にして、どうすればできるか考える」ということが、当社の精神の土台にもなっています。
こういった価値観や、記事の内容にワクワクした/共感してくださった方は、ぜひ当社のメンバーとして、もっともっと働きやすく、世の中に貢献できる会社を作っていきませんか。
記事を読んで、弊社にご興味をお持ちいただけた方は、ぜひ右上の「ENTRY」ボタンからお気軽にご連絡ください。
今回ご紹介した『NEG』プロジェクト参画エンジニアに加え、通常の新卒/中途採用も通年受付中です。
基本的にどの職種もご応募を受け付けることができるため、一度面談にてお話させて頂ければと存じます。
また、ブログについても、より皆様のためになる情報をお届けしたいと思いますので、「こんな情報知りたい!」等のご意見ありましたら是非、弊社宛にメールやお電話、DMにてご連絡ください♪
では、次回の更新でお会いしましょう!
管理本部・採用担当 田上がお届けしました。
END.