こんにちは!管理部田上です。

 

本日は、POLで目指せるキャリアパスの一つ・「マネージャー」という役職についてご紹介するため、

実際に開発部でマネージャーをされている『上野(うえの)さん』にインタビューをしてまいりました。

 

(WEBでインタビューを行う様子)

 

現在の業務内容やマネージャーになった経緯マネージャーになるために必要なこと・・・・などといった、昇進を目指す方に役立つ情報だけでなく

上野さんがマネージャーを目指す決心をしたきっかけの部分も詳しくお話いただいたので、「将来、何を目指したらいいんだろう」という学生さんや、「目標ってどうやって立てれば良いんだろう」という社員の皆さまにも ぜひご覧いただければと思います✨

 

 

また、上野さんはお客様先に常駐して(SESとして)勤務された経験が長く、常駐先で働いていく中での気付きや、社外で働く中でどのようにして評価されていくかといった部分も詳しくお話いただいております。

SESエンジニアの働き方や、評価されるためのノウハウが知りたい!という方も、ぜひ最後までご覧下さい☺

 

↓START!

料理人からITエンジニアに。POLにおける9年間の軌跡

まずは、これまでのキャリアを教えてください。

19歳から25歳くらいまで、ホテルの宴会調理部で料理人として働いていました。

それが私のファーストキャリアだったのですが、26歳の時に未経験からIT業界へ

 

もともとPC関連に興味があったことからIT業界に入ったのですが、最初の会社で担っていたお仕事は、『SE』ではあったものの「ものづくり」ではなかったんです。

実際に社会を動かす歯車となるようなシステムを作りたかった、そんな想いから転職を考え、2014年 POLに入社しました。

 

入社後の最初の約2年は社内配属でしたが、その後、2021年の9月まで…約6年の間、客先常駐のエンジニアとして働きました。

(常駐しながらも社内業務として、プログラム開発を行っていたりしましたが…。)

 

それ以降 半年ほどの移行期間を経て、昨年から完全に社内開発へ戻り、現在に至ります

POLに入社してから、今年の4月で『9年』になります。

マネージャーに就任したのは、約2年半前で、勤めて6年くらいで就任したことになります。

 

現在のお仕事内容は?

社内開発ということで、自社製品の『amie』に携わっています。

現在している業務としては、”開発”…というより、マネージャーなので、メンバーのマネジメントをしたり、どちらかというと『amie』がしっかりと運用できるように調整する業務が主な仕事内容ですね。(例:メンバーが書いたソースコードのレビューやチェックなど)

 

 

マネージャーという進路は、もとから目指していましたか?

 

自分が入社したときは「マネージャー」という役職がもともとなかったんです。

なので、そもそも選択肢になく、意識して目指していたわけではなかったです。

 

 

2年半前、今のオフィスに引っ越してきたくらいで、役職ができました。

「マネージャー」ルートと「プリンシパル ※スペシャリスト」ルートがあり、最初はこのまま能力を磨いてプリンシパルを目指した方がよいか迷いました。

 

でも、自分の将来やりたいことの中に「自分で製品を作って世に出したい」という目標があり、そのためには、”マネジメント力”がないとダメだと思って、「マネージャー」を目指すことに決めました。

 

 

開発って、ちゃんとした製品を作ろうと思ったら、一人では絶対に作れないんですよね。(できる人もいるかもしれませんが、私は無理です笑)

 

客先常駐として働いていた中でも、製品の改修や機能追加を実施すると、必ず後輩の面倒を見たりチームを作るという”マネジメント”にどうしても行き着きます。

 

開発の能力を磨いて大きな案件に加担するのも素敵なものづくりだと思いますが…

やっぱり主体となって動いて、「この製品は、自分が作った!」と胸を張って言えるようになりたかったので、自分はマネージャーをやってみよう!という気持ちになりました。

 

しかも、プログラマの知識だけでチームをマネジメントするのはすごく難しいんです。

特にSESの場合、その人の潜在能力や成長力よりも、”今持っている力”が問われるため、いきなりマネージャーとして現場に配属されるのはなかなか難しい。

 

自分は常駐の経験が長かったので、そのあたりの感覚はすごくリアルに感じていました。

 

そういったことから、役職の制度が出来上がった時は、チャレンジできる貴重なチャンスだと思ったのと、現在営業部でゼネラルマネージャーをしている高木さんの後押しもあり、やってみようと心を決めました。

 

 

マネージャーになるために、どんなことを心がけましたか?

 

自分がマネージャーになった時と今は、少し審査基準が変わっているとは思うのですが、自分は「マネージャーになる」ために何かを特別に意識することはしませんでした。

でも、結果としてこれが良かったのかなと思うことは、『行動する』ことを強く心掛けていたことです。

 

人によってどんな行動が良いかは変わりますが、自分の場合は常駐だったので、さらに『行動する』=見せることが重要でした。

 

マネージャーに就任してよく実感するのですが、常駐の場合、常駐している人の普段の頑張り(…結果までの過程)って、なかなか見えないんです

その中でどうやったら会社に対しての行動ができるかを考えていました。

 

実際にやったことと言えば、社内でやろうとしていることに対して積極的に行動したり、社長にどんどん提案すること。

 

具体的には以下の2つの行動があります。

 

まず1つ目。

5年ほど前、『chidori』という位置情報を共有するアプリを開発するプロジェクトが社内で起こり、そこで率先して手を上げて取り組みました。

 

今振り返ると、会社で一から叩き上げてマネージャーに就任したメンバーはほとんどが『chidori』プロジェクトに参加していたメンバーです。

こういう挑戦的なプロジェクトに対して積極的に行動できる人が、結果的に評価されやすいとも言えます。

 

(『chidori』のロゴと、上野さん)

 

※chidoriプロジェクトについては、以下のWantedlyストーリーにてインタビューを掲載しているので、ぜひご覧ください※

常駐先でも感じる「一体感」「つながり」。未経験から開発職として活躍するワールド情報の社員の声。

 

 

 

2つ目、これは自分が一人でやっていたことなのですが、社員全員が参加しているチャット『雑談窓』に、定期的に(毎月)『ナレッジ定期便』を上げることです。

 

ナレッジ定期便は、その名の通り、役立つナレッジを共有するというもので、PPTの形式から始め、WEB化して去年の2月くらいまで続けていました。

 

内容は、資格取得など全社員対象のものから、Githubなどエンジニア対象のもの、あとは今回インタビューいただいている”マネージャーとは”等も過去にアップしたことがあります。

(雑談窓にアップされるナレッジ定期便)

 

(ナレッジ定期便)

 

 

SESとして従事していく中で、やはり自分の頑張りがなかなか社内に見えないのではと悔しい想いをしたこともあって。

 

ナレッジ定期便については、頼まれてもいないしやらなくていいことなんですけど笑

マネージャーになるためにやったわけではないですが、結果としてよかった、そういう行動を起こしてきたからこそ、今の自分がいるのかな、と思います。

 

常駐で損をしたと思われてしまうかもしれないですが、逆に普段社内にいない人が発言をすると、みんなすごく注目するんです。そういった意味では、逆に得でもありました!

 

なので、普段社内に対して発言をしない人ほど、気軽に発言してみてほしいな、と思います。

 

マネージャーになって良かったこと/職位の魅力は何ですか?

 

一番は、マネージャーとしての成長を実感できることです。

先程、開発においてはマネジメント経験が貴重であるお話をしたかと思うのですが、これはやはりメンバーだったら味わえないような成長経験です。

 

それと、社長からは、性格が変わったと言われました笑

 

前は何か壁にぶつかるとすぐに「会社が悪い」「無理」と思うひねくれたタイプだったのですが、「自分は何ができるか」「どうすれば問題が解決できるか」「業務で困っている人はいないか」など広い視野を持ってお仕事をすることができるようになりました。

 

でも、自分としては、マネージャーになったから変わったことというより、ここが変わったからマネージャーになれたんじゃないかな、とも思いますね。

 

あとは、単純に条件面の魅力というところで言うと、お給料が上がります

 

年に一度”マネージャー合宿”に行けることも、魅力の一つです!笑

昨年は箱根に行ったのですが、良い旅館で美味しいものが食べられて、すごく楽しいですよ。

 

(※画像はイメージです)

 

上野さんの、今後の目標は?

 

目標としては、プライベート面と仕事面の二つのベクトルがあります。

 

まずプライベートの…人生の目標としては、「家を買う」ことです!

どれくらいの広さとか、どんな家とか、具体的なところまで想像していて、そのためにお金がどれくらい必要かを計算して、それが自分の目的や原動力になっています。

 

給与を上げることが目的になっているので、役職を上げることが目の前の目標です。

 

仕事面では、やっぱりずっと夢だった「自分で作った製品を世の中に出す」こと。

これについては、まだそんなに具体的なところまで決まっているわけではないんですが、目の前のやることとしては、やっぱり『amie』をもっと良い製品にして、軌道に乗せること。

そのうえで、自分の作りたい製品を提案していけたらと思っています。

 

 

後輩たちに伝えたいこと

(マネージャー就任前の上野さん)

社内/常駐や部署にかかわらず、報われない時期も正直あると思いますが、終わってから考えると自分の場合は本当にすべてがなくてはならない経験でした。

 

辛い時期に腐っていても本当に仕方がないので、「いつか役立った!って思える日が来るもんだ」というマインドで、前向きに取り組んだ方が良いと思います。

 

もし、不満があれば、うまく行かなくても変えようと色々な方向から行動してみてほしい。重ねて言いますが、そのマインドが大切なので、うまく行かなくても良いんです。

 

同じ意味で、自分が見ている開発部だけではなく、全体に対してになりますが、言いたいことをもっと言っていい。ため込んでいる人が多いように感じます。

 

自分は、20代の頃は特に「なんでこんなに意見が通らないんだ」と、言ってもないのにひねくれていたりしました。

大切なのはまずどんどん言う、伝えること。

 

そうやって、自分の目的や成長のために、うまいこと会社を使ってほしいです。

 

大きな会社で埋もれてしまうよりも、うちの会社は全体に対する発言/提案のチャンスが沢山あるので、評価を上げるのもそんなに難しいことではないんじゃないかと思います!

 

上野さん、ありがとうございました!

最後に

 

本日は、開発部の上野さんに、マネージャー昇進にまつわるお話をお伺いしました。

 

上野さんがPOLに入社されて実に9年、真摯に目の前の業務に取り組んで来た軌跡を感じることができて、なんだか胸が熱くなりました😊

 

お話を聞いている中で感じたこととして、どんな時も目的について一貫性をもって進路選択をされているのが印象的でした。

 

「どうしてもこれを達成したい!」「こんなことをいつかできるようになりたい!」という強い想いがあってこそ、自分から積極的に行動したり、大変なことがあっても納得して落とし込んで、前向きになることができるのだな、と、改めて思いました。

 

キャリアプランを考える際も、未来、自分がどんな人になっていたいかというぼんやりしたイメージから始まって、逆算形式で直近の注力事項を決めていくと一貫性ができて、自分でも納得しながら日々の業務に取り組むことができるのではないかと思います。

 

POLにおけるキャリアプランの選択について

 

POLでは現在、「マネージャー」もしくは「プリンシパル」2つの進路を選択することができますが、2年半前にこれらの役職ができたように、他の進路も今後必要に応じて追加していく可能性がございます。

 

『「マネージャー」にも「プリンシパル」にも、ピンとこない…でも、こんなことがやりたい!』という想いがある方はぜひ、会社と一緒に新しい役職を創りましょう!!

 

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また、ブログについても、より皆様のためになる情報をお届けしたいと思いますので、「こんな情報知りたい!」等のご意見ありましたら是非、弊社宛にメールやお電話、DMを頂けますと幸いです。

 

では、次回の更新でお会いしましょう!

管理本部・採用担当 田上がお届けしました。

 

END.