小田急電鉄株式会社 様
導入規模 | 600台 |
OS | Androidタブレット |
導入形態 | オンプレミス |
稼働開始時期 | 2015年6月 |
主な用途 | - |
主な利用機能 |
2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催に向けて、お客さまへの更なるサービス向上と業務効率向上を目指し、ご案内資料や必携書類のペーパーレス化並びに海外からのお客さま向け口語翻訳システム新規導入等を検討しておりました。また同時期に、特急ロマンスカーの座席予約状況確認システムの更新も控えていたため、それらを1台の端末で提供することを検討しておりました。
それらの検討にあたって、セキュリティと運用管理の側面から端末管理が必須と考え、弊社の端末管理における課題を解決してくれるMDM製品を探しておりました。
セキュリティ面においては、タブレットの盗難による外部漏えいのなどのリスクを懸念していました。そのためリモートワイプ機能は必須でしたが、MobiControlには即座に対応可能なリモートワイプ機能が搭載されていました。また運用面においては、複数の現場へタブレットを配付した後の遠隔操作対応が大きな検討課題でしたが、その課題は操作性の良いリモート操作機能や配付開始時間の設定が可能なアプリケーション自動配信、ファイル同期機能を活用することで解消できると判断しました。
当社ではセキュリティ事案は発生していないため今まで活用する場面がございませんでしたが、運用面に関しては期待通りの高い効果を発揮しています。
アプリケーションのバージョンアップやファイルの変更があった場合は、サイレントインストールを活用して夜間自動インストールを実施し、翌朝の始発列車までには更新完了しています。また、ロマンスカーの座席予約状況確認システムにおいては、誰がどのような操作をしたか管理する必要があるため、ファイル収集機能を利用して定期的に操作ログの収集を行っています。
そして、ヘルプデスクへアプリケーションの操作方法に関する問合せや不具合対応依頼があった場合は、リモート操作機能を活用し、手元にユーザー端末があるかのように対応しています。特にアプリケーションの操作方法に関する問合せの際は、タブレット画面を共有しながら説明することが可能なため非常に高い利便性を感じております。
鉄道事業、不動産業、その他事業
小田急電鉄株式会社 様
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