Windows PCの設定
Windows PC の設定モードには、「Windows Modern」と「Windows Classic」の2種類があります。 両者の違いの概要に関しては、「Windows Modern と Windows Classic」を参照ください。
エンドポイントPCの設定分野には「構成プロファイル」と「ルール」と「詳細設定」 があります。(図1)
エンドポイントPCに対する、これらの設定オブジェクトの配付のタイミング等については、「構成プロファイルとルールと詳細設定 」を、是非ご一読ください。
チェックインの時に、送受される設定
構成プロファイル
Windows Modern と Windows Classicでは、その用途が異なるので、構成プロファイルのメニュー項目は大きく異なります。Windows PC に対する構成プロファイルのメニューの表示方法については、「Windows PCの構成プロファイルの作成」を参照ください。
- Windows Modern
セキュリティ対策、アプリの制限、端末機能制限、メール/WiFi/VPNの設定など多くの設定項目があります。- Windows Classic
ランチャーの設定のみ詳細設定
Windows Modern と Windows Classicでの詳細設定の設定項目は、下表のように、共通の項目もあれば、異なる項目もあります。Windows PC に対する詳細設定のメニューの表示方法については、「Windows PC とグループの詳細設定」を 参照ください。
Windows Modern Windows Classic 異なる項目
- デバイス正常性構成証明ポリシー
- 時刻の同期
共通の項目
- 付属情報
- リモート操作の設定
- 更新スケジュール
- 接続の設定
Windows Classicでは、「接続時間帯の設定」と標記- 時刻の同期
- 監視データ
- サーバアクセス順位
- サポート担当者への連絡
ルール
Windows PC に対するルールには、次の6種類があります。但し、Windows Classicモードでは、「4.アプリカタログルール」がありません。 Windows ClassicモードのPCにアプリを配布するには、アプリをパッケージ・スタジオでパッケージ化して送ります。
- 端末登録ルール
- ファイル同期ルール
- 端末移動ルール
- アプリカタログルール
- データ収集ルール
- アラートルール
Windows PCに対するルールのメニューの表示方法については、「Windows PCのルールの設定」を 参照ください。端末登録ルールの作成
Windows Modern と Windows Classic の端末登録ルールの作成方法は大きく異なります。
- Windows Modern
AD_DS(Active Directory Domain Service)などのディレクトリサービスの「ユーザグループ」を、MobiControlの端末グループに紐づけます。
認証するサーバは、AD_DSだけでなく、Azure ADも適用できます。- Windows Classic
下位階層グループ毎に端末登録ルールを作成します。 その後に、エージェント・インストーラを生成します。 これを管理対象となるPCにインストールします。 Windows Classic モードで設定しようとするPCの登録には、Active Directoryでの本人認証を必要としません。エンドポイントPCのMobiControlサーバへの登録
管理対象となるPCをMobiControlサーバへの登録方法は、Windows Modern と Windows Classic では大きく異なります。
- Windows Modernの登録
エンドユーザが、AD_DS(Active Directory Domain Service)などのディレクトリサービスのアカウントを入力します。 ディレクトリサービスのユーザグループに紐づけられている、MobiControlの端末グループに登録されます。- Windows Classic の登録
端末登録ルール毎に生成したエージェントインストーラ(.exe)を、エンドポイントで実行することで登録されます。スクリプト・コマンド
- Windows Classic
Windows ClassicモードのPCに対しては、MobiControlのスクリプトを適用できます。
PCのレジストリファイル(拡張子 .reg)をコンソールからエンドポイントPCに送ったり、レジストリの修正を行なうことができます。
MobiControlのスクリプトの適用方法やスクリプトの種類については、「MobiControlスクリプト一覧 (Windows Classic)」を参照ください。- Windows Modern
Windows ModernモードのPCには、MobiControlスクリプトは適用できません。 その替わり、Windowsのコマンドを入力して、エンドポイントPCを操作します。
「Windows PCをリモート操作」の画面で、エンドポイントPCのディスプレイ画面が現れます。 この画面の左下の「ここに入力して検索」の部分に、cmd の3文字を入力すると、Windowsのコマンドを 入力できる画面が、コンソールに表示されます。