社内開発 インタビュー

ペネトレイト・オブ・リミット(POL)株式会社 採用担当の田上はるかです🌷

まだまだ暑いですが夏も終わりが見えてきました。

私は人事として入社して初めて、夏採用のピークを経験して一つ成長したように感じています。

 

選考を通してたくさんの学生さんと会話をしていく中で、

POLの開発部はエンジニア未経験率が高いようだけど、どうして安定して成長できているの?」

「実際に社内開発の方は1日どんなスケジュールで動いているの?」

という、社内開発の実際のお仕事に関するご質問を多くいただきました。

ということで、本日は、開発部の中でも「社内開発=自社開発」のお仕事について、開発部ゼネラルマネージャー(以下GM)の江川さんに聞き込みを行った内容についてご紹介させていただきます。

 

 

未経験だから、入社してから毎日どのようなお仕事をするのか分からなくて不安」といった未経験の方だけでなく、「自分の開発経験をどのようにして生かせるのかな…」といった経験ありの方も、ぜひご覧ください✨

 

 

ブログの最後では、POLにおけるエンジニアのお仕事に向いている人の特徴もご紹介しておりますので、そちらもお見逃しなく👀!!!

 

 

社内開発の業務内容

開発部の1日スケジュール

開発部の島 写真

(開発部が業務を行うデスク周辺の様子。)

 

10時 出勤

業務の始まり 朝会(WEB)

午前中 タスク消化・案件対応

13時~14時 お昼休憩

午後 タスク消化・案件対応続き

1日の締め 夕会(WEB)

 

スケジュールの詳しいところについては公開できない部分も多いため、大まかなスケジュールとなってしまいましたが、基本的には出勤時と退勤時にそれぞれWEB上で打ち合わせを行い、その他の時間は各自やチームでタスクを進めていくような形となります。

 

各自のタスクの決め方

スクラム開発 イメージ

前回の記事「【新卒採用】開発職の1日インターン選考の流れ」で少しだけご紹介したように、弊社はスクラム開発という開発手法でのもと業務を進めているため、1度に全体を開発するのではなく、小さな単位で計画と実装を繰り返しています

 

ということで、弊社の社内開発エンジニアの1日ごとの予定は、各スクラムの初日に決めた各自の開発タスクから立てられています。

 

簡単に言うと、「〇月〇日のバージョンアップデートに向けて、各自がそれぞれ新機能実装やバグ解消、テストなどの割り当てられた業務を計画的にこなしていく」といったイメージです。

 

各自のタスクの内容

(社内開発で活躍する新卒・未経験出身の2名)

 

弊社の「amie」社内開発チームは現在(2022年8月)Aチーム、Bチームの2つに分けられており、それぞれ

「Aチーム」…新機能を開発・実装する

「Bチーム」…品質管理・案件対応

というタスクを持っています。(チーム分けは状況によって変化します)

 

Aチームは現在少数精鋭、エンジニア歴の長い3名で業務を行っており、社内の開発部に属するほとんどがBチームに所属しています。

 

タスクの具体例としては、

「Aチーム」…〇月末までにamie登録のドキュメントを文言から検索できる機能を実装

「Bチーム」…本日中に〇〇様利用中の辞書機能に起きたバグを解決、〇日に実装予定のキーワード分析機能が正常に機能するかテストを行う

上記のようなものをイメージしていただくと実際の業務に近いかと思います。

※上記の具体例は実際のものではなく、あくまで一例としてイメージしやすいように上げた仮想的なものになるため、amieに現在実装されている機能とは関わりがありません

 

未経験出身半分以上で成果を出し続けられる理由

プログラミング イメージ

実際の業務の大枠をご紹介したところで、学生の皆様から多くの質問が寄せられた「未経験出身ばかりでも開発が成立する理由」について、ご説明していきたいと思います。

 

弊社の新卒入社エンジニアの開発未経験率は驚異の【89%】。それだけでなく、文系出身率66.6%の数値を記録しています。(中途入社エンジニアを含めた全体の未経験率も61.9%です)

 

こうした実情から、弊社では「文系や未経験からでもエンジニアに」という文言を説明会などで度々お話していますが、その際に「文系出身や経験ゼロから初めたエンジニアがそんなにたくさんいるのに、どうして安定して成果を出せているの?」と疑問に思われる学生さんが多いようです。

 

この点をしっかりとご説明するために、まずは弊社が「文系出身の方もエンジニアとして採用している理由」、次に「プログラミング経験のない方を採用することができる理由」をご説明し、最後に「未経験出身が半分以上でも成果を出し続けられる理由」をご紹介します。

 

 

文系出身の方もエンジニアとして採用している理由

文系の学部に通っている方は、「文系からエンジニアになるのは難しい」というイメージを持たれる方が多いかもしれませんが、実際問題として、それは間違いではありません。

 

そもそも業界全体として”理系出身”の方が優遇されやすいのは、開発の初期段階でロジックを組み立てる際に最低限の数学的思考力を必要とするからです。

 

つまり数学的思考力はプログラマーの素養とも言えます。

 

IT業界の中には、こうしたプログラマーの素養をはかる分かりやすい指針として、「理系出身である」か「文系出身であるか」という基準を取り入れ、理系出身の方を歓迎する企業様もいらっしゃるかと思います。

 

しかしプログラマーの素養として数学的思考力と同じくらい大切なのは「ユーザー視点に寄り添うことができる」こと

設計の段階ではお客様の要望に寄り添った視点で考えられることがお客様のためになることはもちろん、会社の信用のためにもとても大切です。

こうした素養に、文系出身・理系出身は関係しません

 

POLのエンジニア採用では、数学的思考力だけを重視して選択肢を狭めることをせず、より幅広い方とお会いして会社に合った人材を見つけていきたいという思いで、文系理系問わずエンジニアの採用を行っています。

 

そんな弊社の採用では、「数学的思考力」を測る指針として、非言語のWEBテスト実際にお仕事に触れてもらうことができるインターン選考を取り入れており、テスト結果の傾向や向き合い方を基準の一つとしています。

 

 

 

プログラミング経験のない方を採用することができる理由

しかし、文系・理系に関わらず、「経験あり」「なし」の場合はまた話の軸が変わってきます。

 

例えば弊社には、大学院でガッツリとAIの開発を学んでいた新卒3年目の社員がいますが、そういった、自らの専門分野を「開発」とする、今までも開発について”研究”してきたような学生は、やはり最初から即戦力としてよりコアな部分に携わることができます。

 

「やっぱり即戦力が欲しいんじゃないの…」と思われてしまうかもしれませんが、弊社の新卒採用においては、そうした”即戦力を持っている”ということよりも”社風に合っている””一緒に成長できる”ということを、より重要視しています。

(上記新卒3年目社員も能力だけで採用したわけではなく、人柄がしっかりと合っていたことから採用されました)

 

なぜなら、単純に、開発のお仕事はそうした”プロフェッショナルにしかできないお仕事”だけではない(比較的取り組みやすい業務もある)からです。

 

もちろんエンジニアは技術職であるため、誰にでもできてしまうような簡単な仕事はほとんどありませんが、開発部の江川GMの実感として、「素養のある人がしっかりと1年経験を積むと問題なく業務ができるようになる」ということです。

 

 

お仕事内容のご紹介の中で「Aチーム」「Bチーム」についてご紹介させていただきましたが、Aチームを始め、Bチームの主力として活躍する社員のように、弊社にはすでにとても難易度の高い開発を担当するエンジニアがおり、未経験からスタートしたエンジニアが、少しずつ成長していくための土台が整っていると言えます。

 

未経験出身が半分以上でも成果を出し続けられる理由

ここまでご説明した内容の結論としては、「難易度の高い開発の担い手がすでに社内にいるため」未経験者の採用を行っても安定した成果を出し続けることができている、ということになります。

 

しかしここで大切なのは、こうした「難易度の高い開発の担い手」は、もとからバリバリの開発経験者として入社した人ばかりではない、ということ。

未経験出身であっても、ほとんどの先輩社員は今となっては開発部の主力として活躍しています。

 

つまり、”こだわりを持って人材を採用していくことで、弊社で一から育った社員が安心して働き続けてくれているため、即戦力の人材ばかりを求める必要がない”という、POLの離職率の低さもこうした現状と密接にかかわっていると言えます。

 


 

「難しいことは強い先輩がやってるから成果については大丈夫」という、なんとなく当たり前とも言える結論となってしまいましたが…

実際のところ、弊社のように、文系出身者や未経験出身者をフラットな視線で採用しているIT企業は多くありません。

 

こうした現状のIT企業で就活している学生さんの

未経験者ばかりでどうしてこんなにうまく行っているの?

という素朴な疑問にしっかりとお答えするために聞き込み調査を行った結果、

そもそも経験や能力よりも”人”を大切にしているから人が離れにくく、成長したエンジニアが難しい業務を担うため新人が育ちやすい

という、POLの採用方法がもたらしたとても良い効果に辿りつきました。

 

新米 採用担当の田上としても、POLで働くエンジニアの未経験率は、こうした理由にしっかりと裏付けられていたということが判明したことは、大切な発見となりました!

 

長く説明してしまいましたが、上記のような理由から、POLには文系・理系出身、または経験あり・なし問わず、新入社のエンジニアが挑戦しながら着実に能力を伸ばしていくことができる環境が整っているので、未経験の方は安心して成長していくことができますし、経験ありの方も自分の能力を存分に発揮し、さらに成長していくことができると言えます。

 

 

お仕事別・エンジニアに向いている人材

最後になりますが、エンジニアに向いている人の特徴は?というところで、学生さんからご質問を多く頂く「開発部・サポート部」について、また関わるお仕事の内容ごとに、採用担当が基準とする「こんな人が向いている!」というポイントをご紹介していきます。

 

開発部・サポート部の違い

社内開発 インタビュー

POLの新卒採用では、どちらもエンジニアの部署であるとして「開発部」と「サポート部」で迷う人が多いですが、この点について開発部の江川GMに聞き込みを行ったところ、以下のようなご意見をいただくことができました。

 

【開発(システムエンジニア)に向いている人】※活躍している人の特徴

★自分で何かを作りたい

★新しいものを生み出したい

 

【サポート(インフラエンジニア)に向いている人】※活躍している人の特徴

★困っている人に対して解決策を伝えたい

★何を困っているのかを一緒に考えて解決に導きたい

 

上記のように、開発とサポートは同じエンジニアのお仕事であっても、お仕事の内容が全く違うということがわかります。

 

開発部(システムエンジニア)は何かを作っていくお仕事であるのに対して、弊社のサポート部(インフラエンジニア)は作られたものに対して、その使い方を伝えていくというイメージが近いかもしれません。

 

 

新卒採用における選考基準

さらに、POL採用担当がエンジニア志望の方を選考する際に大切にしている基準としては、以下のようなものがあります。

★忍耐力がある・難しい状況でもネガティブになることがない

★コツコツと努力することができる

 

 

また、POLの開発部では本日ご紹介したような社内開発のお仕事の他に、客先常駐という働き方がありますが、それぞれの職種ごとに活躍している人の特徴を簡単に挙げると、以下のようになります。

 

【社内開発】

★新たな発見をすることができる、感じたことを提案できる(江川GMこだわりの基準‼)

★創造性や柔軟性がある、ものづくりに興味がある・好き

 

【客先常駐】(会社の顔として他社に出向く)

★真面目さや謙虚さがある、約束をしっかりと守ることができる

 

 

沢山の特徴を網羅的にご紹介してしまいましたが、興味のある分野の特徴を見比べて、職種について研究を深めていくためのお手伝いをすることができればと思います。

 

 

23年卒 新卒採用エントリー受付中!

おわりに

ここまで読んでいただき、誠にありがとうございます😻

 

今回は、選考を通して沢山の学生さんとお話する中で、質問の多かった「開発部の業務」に関して、聞き込みを行った内容を取り上げさせていただきました!🌷

 

現在は23年卒のエントリーを受付中ですので、ご興味を持っていただいた方はぜひ、選考にご参加いただけますと幸いです✨

(参加を希望される方は以下テンプレをメールにてご送付お願い致します)

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宛先:【recruit@pol-japan.co.jp】

(学校名)(お名前)

ペネトレイト・オブ・リミット(POL)株式会社

23年卒 採用選考への参加を希望します。

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選考を通して皆様にお会いできるのをお待ちしております。

 

 

 


 

まだまだ暑いので、皆様体調には十分お気をつけください🌞🍀

 

以上、管理部・田上がお送りしました🥰

次回の更新をお楽しみに!

 

END.