1月4日、米Microsoftが「Windows10」の月間稼働端末が2億台を超えたと発表しました。
この2億台にはPCとタブレットだけではなく、Xbox OneやWindows Phone、IoT等、非PC端末も含まれており、2200万台以上が企業または教育機関で利用されているとのこと。
普及速度も非常に速く、Windows10は「Windows8」をおよそ400%、「Windows7」をおよそ140%上回る勢いだといいます。
まだ「Windows8」や「Windows7」のユーザーも多いとは思いますが、これらのユーザーに対してMicrosoftは「Windows10」への移行への働きかけを積極的に行っており、マシンに「無料アップグレード」を促すメッセージを表示させています。
無料アップグレードは2016年7月に終了する予定のため、以前のバージョンのマシンを持つユーザーにアップグレードさせたいMicrosoftは、この働きかけに一層力を入れるだろうと言われています。
また、2016年10月末以降PCメーカーはWindows 7やWindows 8.1を載せたPCを販売することができなくなるため、Windows10の稼働端末台数は今年も大きく伸びる予想です。
さらにWindows10から利用されている新ブラウザの「Microsoft Edge」は「Chrome」や「Firefox」で利用可能な拡張機能がサポートされていないという問題点が指摘されていますが、これもMicrosoftは「来年の早い時期」に解消する予定としています。
その他、2016年はエンタープライズ向けセキュリティの強化や、スマートフォンをデスクトップとして使用する機能にも力を入れると発表しています。
爆発的に稼働台数を伸ばすWindows10ですが、ユーザーが快適に利用するには、もう少し時間がかかりそうですね。
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