国内コンシューマー向けの端末展開から撤退して1年を経過したパナソニックですが、先日記事にした「ELUGA S」の様に、海外ではコンシューマー向けに端末を展開しています。
そんなパナソニックですが、2014年9月16日から21日までドイツ/ケルンで開かれていた「photokina 2014」で発表していた新端末「DMC-CM1」を12月1日に英国から発売するとのこと。
(「Photokina Star賞」も受賞している端末です)
この端末(といっていいのでしょうか)はカメラがメインとなったAndroid機となっていますが、ライバルは高級コンパクトデジカメ。
それもそのはずで、20メガピクセル(2,000万画素)の1インチCMOSセンサーを搭載し、開放F値2.8の10.2mm(35mm換算で28mm)ライカ DC Elmarit Lensを搭載しています。
センサーサイズと単焦点レンズから本気度が伺えます。
明るめで比較的広角なレンズと大きめで程よい画素数のセンサーなので、綺麗に撮れるのではないでしょうか。
画像処理エンジンには「ヴィーナスエンジン」を採用しているので、クリアでナチュラルな発色も期待できます。
スマホ部分としても、Android 4.4(Kitkat)をOSとして4.7インチ(1920×1080)ディスプレイ、2GBメモリー、16GBストレージにmicroSD(128GBまで)対応、LTE通信可能と十分なスペックです。
「カメラ」か「スマホ」か・・・どちらの分類でしょうか(電話機能が付いた「カメラ」でしょうね)。
パナソニックはかつて、「LUMIX Phone P-02D」などのカメラ性能を意識した端末を発売していました。
また、カメラを推しだした端末としてはSamsungも「GALAXY Camera 2」を今年頭に、「GALAXY K Zoom」を今年春に発売しています。
割りとニッチであると思いますが、最近のスマホの撮影画質は飛躍的に向上しましたが、まだ満足いかず、かつカメラとスマホの2台持ちもなぁ、なんて考えている時に役立つガジェットではあるかと思います(当然通話もできます)。
海外での販路を見いだし、様々な端末を発売していこうと考えているパナソニックのこの端末をこれからも気にしたいと思います(日本の「技適」マークもあるので、国内での販売も考えられます)。
なお、今回のテーマとは逆(になるか)ですが、お手軽カメラで有名な「ポラロイド」は純粋なAndroid端末の「LINEAGE」を出しています。
因みに、MobiControlは端末のカメラ機能の制御が可能なので、機密性の高い場所での端末利用時にカメラ機能を制限することで、情報漏洩を防ぐことが可能となります。
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