つい先日、このブログでもお伝えしましたが、「Android」「iOS」という巨像に立ち向かうべく開発されていたモバイル端末向けOSの「Firefox OS」でしたが、開発元のMozilla Foundationはその「完全な」終わりを告げました。
そしてもう一つ。
「Android」や「iOS」が登場する以前から、スマホとして、またスマホ用のOSとして君臨していた「BlackBerry OS」ですが、とうとうそのシェアがカウントされない数値にまでなってしまいました。
米国の調査会社「Gartner」は2016年のモバイル端末に関する調査結果を発表しました。
調査結果によると全世界での2016年最終四半期のOSシェアは「Android」がダントツで「81.7%」、次点が「iOS」で「17.9%」。
この2つのOSで実に「99.6%」を占めます。
そして「BlackBerry」。
何と「0.0%」です。
四捨五入しても「0.1%」に届かないシェアだった様です。
BlackBerryも今では「Android OS」端末を出していますが、こちらも振るわない状況。
メーカー別に見てみると「Samsung」が首位で「Apple」が2位に変わりがありませんが、2015年と比べると、どちらもシェアを落としています。
代わって、中国メーカーである「Huawei」「Oppo」「BBK Communication Equipment」が台頭してきています。
特に「BBK Communication Equipment」がめざましく、特にインド市場では「278%」の伸びを見せるなど、世界5位の位置に躍り出ました。
Gartnerでは「Oppo」「BBK」「Huawei」「ZTE」「Xiaomi」、そして「Lenovo」といった中国メーカーが2017年に於いても、中国市場以外でも積極的になるだろうと予測しています。
「BlackBerry」の凋落とともに、当分は中国メーカーの時代が続くかもしれません。
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