2014年11月にリリースされたAndroid OS「5.0」(Lollipop)ですが、日本国内では実質「Nexus」シリーズ向けのバージョンとなっています。
「Nexus」シリーズの利用者は順次アップデートのお知らせがあり、アップデートが多少進んでいるかと思います。
「5.0.1」「5.0.2」とアップが繰り返され、最新版は「5.1」となっています。
手持ちの「Nexus 7 2012」にも導入しましたが、バッテリー持ちの悪化と通信の不安定さに悩まされ、「4.4.4」(Kikat)に戻してしまいました。
今は「5.1」を待っています。
ところで、Android OS「5.0」(Lollipop)にはメジャーアップデートとして様々な機能が搭載されています。
隠れた(!?)機能もあります。
端末設定の「セキュリティ」内に「信頼できるエージェント」という項目がありますが、ここを見ると「Smart Lock(Google)」の項目が表示されます。
この項目を「ON」にすると、「セキュリティ」内に「Smart Lock」という項目が出てきます。
Smart Lock内には「信頼できる端末」「信頼できる場所」「トラステッドフェイス」「持ち運び検知機能」の4項目が。
・「信頼できる端末」
ここでBluetooth接続するデバイスを登録すると、登録されたデバイスが接続されている間は「ロックを掛けない」ことが可能となります(有効範囲は約100m)。
・「信頼できる場所」
ここに特定の「場所」を登録するとGPS機能を利用した位置情報サービスと連動し、登録された場所にいる場合に「ロックを掛けない」ことが可能となります(Google MAPを利用して登録します)。
・「トラステッドフェイス」
「顔認証」です。パターン/PIN/パスコードより安全面で「劣る」と注意があります。
・「持ち運び検知機能」
加速度センサーを利用して「身につけている」間、「ロックを掛けない」ことが可能となります。
机の上などに置いておく(一定の時間端末が移動しない)とロックが掛かります。
上記4項目は「利便性」向上の機能ですが、注意深く設定を行わないとセキュリティが非常に甘くなります。
設定が有効な状態で例えば、「身につけている」と端末が判断したら、盗まれてもロックが効かないことになります。
隠れた(!?)機能ですが、注意して下さい。
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