デバイス / OS

ウェアラブルの今後

2016-02-03

ケータイ電話がショルダー型からブロック型を経て、タバコサイズになってより持ち歩きやすくなりました。

スマホは当初小型なモノが出ていましたが、今ではサイズアップし、「ファプレット」なる言葉が出てきて、ボリュームゾーンは5.5インチ~6インチとなっている様です。

スマホの大型化とともに、より小型化した端末が「ウェアラブル」となって登場しました。

代表的な「ウェアラブル」端末は「スマートウォッチ」です。

「Apple Watch」やAndroid Wear搭載のスマートウォッチなど、身近な存在となっています。

アメリカ/グーグル社は「Project Glass」をスタートさせ、2012年プロジェクトのコンセプトとして「Google Glass」を発表しました。

メガネに装着するウェアラブルデバイスで、ヘッドマウントディスプレイ方式のディスプレイから様々な情報を表示させるものでした。

内蔵カメラの利用により、「拡張現実」(AR=Augmented Reality)にも対応しています。

2013年には「有料テスト」として開発者向けに販売もされました。

しかし、スペックやトータルパフォーマンスの低さ、カメラ機能で「勝手に撮影される」というプライバシーの問題などから、2015年にはプロジェクトが終焉となりました。

メガネ型のウェアラブルデバイスは「終わり」なモノになりそうな流れになっていましたが、ある分野に特化したカタチで、見事な製品が出てきました。

Jins MEME」です。

3軸加速度センサーと3軸ジャイロセンサーを搭載したメガネ型デバイスとスマホのアプリ連携により「ライフログツール」としてココロとカラダの状態を記録し、見える化した製品。

ランニング・ドライブ・体幹トレーニングなど、多様なシーンに特化した展開で「自分自身をよく知る」ことが可能となります。

内蔵されたセンサーにより「疲れて無意識のうちにアゴを上げていることまでわかり」、普段の状況が可視化されます。

自身の健康と活動を知るにはいいツールかもしれません。

ところで「Google Glass」ですが、終焉したかに見えたプロジェクトは「Project Aura」と名前を変えて密かに継続されていた様です。

2015年12月には新しいモデルも公開されましたが、コンシューマー向けではなく業務用に利用が想定されているそうです。

ともかく、メガネ型ウェアラブルデバイスの登場を今後も期待したいと思います。

一覧に戻る

こちらの記事もおすすめです

記事検索

月別アーカイブ

こちらの記事もおすすめです

お電話でのお問い合わせはこちら 03-6272-6871 03-6272-6871 平日10:00〜18:00