最近では「格安」を謳う通信事業者が多くなってきました。
これらほとんどの事業者は「MVNO」(Mobile Virtual Network Operator=仮想移動体通信事業者)といいます。
NTTドコモ、KDDI(au)、ソフトバンク、ワイモバイルなどの移動体通信事業者(キャリア)から回線を借りて、自社サービスとして回線提供サービスを行っています。
2001年からMVNOのサービスが始まっていますが、今では相当数の事業者が存在しています。
モバイル市場に占める「MVNO」の割合も2014年9月末時点で「9.4%」にも上っています。
最近までは、キャリアから販売されている端末を利用して「乗り換える」という方法が主流でしたが、ここに来て「SIMフリー端末」の登場が増えたり、MVNO自体が端末を発売したりしています。
ソニーモバイルコミュニケーションズはMVNO向けの廉価端末として「Xperia J1 Compact」を発表しました。
Android OS 「4.4」(Kitkat)となり、約4.3インチで1280pix×720pixのディスプレイ、2.2GHzクアッドコアのCPU、RAM2GB/16GBのストレージ容量、2070万画素のアウトカメラ、インカメラは220万画素でFelica(おサイフケータイ)と防水/防塵対応とまずまずのスペック。
もちろんLTEにも対応しています。
先日発表のあった「VAIO Phone」と比べるとこちらの方が魅力があるかもしれません。
富士通は既に販売している「ARROWS M01」の販路拡大を発表しています。
Android OS 「4.4」(Kitkat)搭載の4.5インチで1280pix×720pixのディスプレイ、1.2GHzクアッドコアのCPU、RAM1GB/8GBのストレージ容量、800万画素のアウトカメラ、インカメラは130万画素、NFCと防水/防塵対応となっており、初めてのスマホ使いに丁度いいスペックかと思います。
京セラはMVNO向け高耐久性スマートフォンとして「S301」の発売を発表しました。
Android 「4.4」(Kitkat)のOSを搭載し、5インチで960pix×540pixのディスプレイ、1.2GHzクアッドコアのCPU、RAM1GB/8GBのストレージ容量、500万画素のアウトカメラ、インカメラは200万画素、防水/防塵/耐衝撃対応となり、ミルスペック(米国国防総省調達基準)に準拠した堅牢性の高いスマホとなっています。
販売価格的にも非常に低廉なので、コストパフォーマンスが高い製品といえるかと思います。
このところ京セラは北米での販売から始め、立て続けに「頑丈な」端末を出しているので、しばらくはこの路線を進むのでしょう。
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