近年ウェアラブルデバイスの広がりは凄まじく、2015年の世界市場規模はメーカー出荷台数ベースで7900万台にまで大きくなりました。
2016年の出荷台数は1億190万台で、前年より29.0%の増加が見込まれています。(IDC調べ)
種類別にみると現在はリストバンドとスマートウォッチが市場全体の9割を占めている状態ですが、2020年までにはリストバンドがシェアを10%以上下げ、スマートグラスが躍進すると見られています。
とはいえ、スマートグラスが生活の中でどういう使い方がされるのか…あまりピンとこないので、調べてみました。
まず、先月ソフトバンクから発表されたのが「Solos」(ソロス)。
ロードバイクに乗りながら視野を大きく移動せずに速度や心拍数、走行距離などを超小型ディスプレイで確認できる製品だそうです。
また、ITXが提供するテレビ会議システム「MORA Video Conference」では、オプションサービスでスマートグラスを利用する「MORA ウェアラブル」がサービスとして始動しました。
現場にいる作業者がスマートグラスを装着し、作業者視点の映像をオフィスで表示して、音声で作業指示ができるというものです。
さらには観光客向けの「弘前公園スマートグラスガイドツアー」というツアーも行われています。
これは弘前市が先月から始めたもので、特定のポイントでスマートグラスを装着すると城の歴史や曳屋工事の様子など動画を音声解説付きで視聴できるのだそうです。
その他、周囲を見渡すと、桜が満開の様子や雪が積もる冬の景色が360度のパノラマ映像で映し出されるとのこと。
スマートグラスの使用方法はまだまだ拡大しそうですね!
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