数年前と比べると格段の性能向上がはかられ、「簡単に持ち運べるPC」並になり、今やスマホはすっかり出回っています。
出回る数が多いとPCと同じ様に、脆弱性を突いて悪さをするマルウェアが登場します。
前の記事でもAndroid端末向けにしつこくも復活するマルウェアを取り上げました。
アプリの削除だけでは駆除できない厄介さもありました。
Android端末は自由度が高い分セキュリティが甘くなりがち、なんて話もあります。
企業利用にiOS端末が多い理由として、「セキュリティ」が上がってくることも多いです。
しかし、iOS端末も決して高いセキュリティを保っていませんでした。
技術革新に関するリサーチと展望を取り扱っているサイト「VentureBeat」によると、2015年に発見されたプラットフォームごとの脆弱性で、「iOS」は「Android」の約3倍の「危険性」があったとのこと。
iOSが「375」に対し、Androidは「130」となっています。
OSを含めた企業ベースてみるとAppleの「1147」に対し、Googleは「317」。
この調査ではMicrosoftの脆弱性が一番高いと出ており、次にAdobeとなっています。
もっとも、この調査では脆弱性個々の内容まで踏み込んでいないので、安易な評価は下せませんが、「意外とiOSもセキュリティが甘い」がみてとれます。
特に、日本ではiOS端末が広く普及しているため、注意する必要がありそうです。
幸いにも、モバイル端末でセキュリティの脆弱性を突かれた危険性があまり日本に及んでいないので、大事にはなっていませんが、PC同様に普及が進んだモバイル端末を取り扱う場合は、「セキュリティ」も気に掛けたいところです。
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