セキュリティ

セキュリティが高まる?

2015-09-07

間もなく新しいiOSの発表が控えているので、記事にしたりしていますが、その中で端末ログイン時の認証も取り扱っています。

今までのiOSは「簡単なパスコード」と「それ以外」(英数認証の場合)で、「簡単なパスコード」を選択した場合は「4桁」で設定されますが、iOS 9では「4桁」に変わって「6桁」が登場します。

パスコード設定画面で「パスコードオプション」をタップします。

「6桁の数字コード」が選択できる様になるので、これを選ぶと「6桁」の認証コードの設定が可能なります。

「4桁」の10,000通りに比べ、「6桁」では1,000,000通りと組み合わせが大幅に増えるので、覚えやすくもかなりセキュリティを高めた設定も可能となります。

更に進んだ認証をさせちゃおう、というプロジェクトがありました。

「NFC/RFID implant project」

ガラスで封印された、この小さなチップを体(手)に埋め込み、「NFC/RFID」の技術で様々な認証を通してしまおう、というプロジェクトです。

実際にロシア/カスペルスキー社の従業員が太めの注射器から、このチップを埋め込み、半年ほど利用している様です。
(あぁ、痛そうです・・・)

現時点の利用シーンはスマホのロック解除(認証)や社内への入室時の認証に留まっているそうですが、社員証の携行が必要なくなったり、「カギを取り出す行為」がなくなったりで「可能性を感じる」とのこと。

実際の認証の様子はドイツ/ベルリンで開催されている「IFA2015」で披露された模様です。

また、現在は限られた機能に限定されていますが、将来的には自動改札の通りぬけや電子マネーを取り込んでの支払いも考えている様子。

近未来的なSF映画の様です。

因みに「MobiControl」は管理コンソールから端末ロック解除用の認証コードを設定することが可能なので、管理者の意図した設定(桁数や複雑性、有効期限管理など)が行われていないと端末利用が困難となるので、端末ログイン時のセキュリティを高めることが可能です。

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