日本のインターネット普及率

先日ITU(国際電気通信連合)は、国別のインターネット等の情報通信技術の普及度合いをまとめた報告書を発表しました。

これは携帯電話や固定電話の普及率やインターネットの加入者数、平均通信速度などをもとに算出したランキング形式のものです。
今回日本は10位となりました。
上位10カ国は以下になります。

1位 韓国
2位 アイスランド
3位 デンマーク
4位 スイス
5位 イギリス
6位 香港
7位 スウェーデン
8位 オランダ
9位 ノルウェー
10位 日本

日本はアジアではトップクラスかと思いましたが、韓国や香港の方が普及しているんですね。

ちなみに日本のスマートフォンの所有率は今年70%を超え、タブレット端末の所有率も40%に迫る勢いです。

逆にフィーチャーフォンの利用推移は右肩下がりで、23.5%にまで落ち込んでいるのが現状です。

mobile

近年では急激なスマホ普及によって、10代のスマホ利用時間が3年間で1.2倍、パソコンは6割減となり、20代のスマホ利用時間は3年間で1.7倍、パソコンは3割減というメディアのパラダイムシフトも起こっています。

日本におけるインターネットの人口普及率がわずか3%台だった1996年から、わずか20年でインターネットが広く普及し、PCからスマートフォン、スマートウォッチ、そしてAIの台頭も著しい昨今。

数年後には、今はまだ予想もできない新たなマシンが普及していくのかもしれません…。

iOSを強力に管理

2007年のiPhoneの登場と共に、iOS(iPhone OS)もアップデートが重ねられてきました。

iOS自体の作りがセキュアだったため、Android端末に比べ企業での利用が進んでいます。

ただし、企業が望むような端末管理や制限がなかなか出来ない部分もあり、MDMでの利用もロックやWipeといったごく当たり前の機能のみが多かった様です。

しかし、iOSのアップデートが進むにつれ、利用可能となるMDM APIsも多様になってきました。

今では、かなりの制限もできる様になり、企業利用でも十分な対応が可能となっています。

そんな機能の一つに「アプリ制限」があります(要監視モード)。

今までのMobiControlではごく限られたアプリのみの利用制限に留まっていましたが、「iOS 10」になり大幅なアプリ制限機能を提供出来ました。

この機能を利用すれば、「端末管理者が許可したアプリのみを利用させる」ことが可能になります。

また、VPP(Volume Purchase Program)のデバイスベースの配布にも対応しているので、アプリの利用制限とアプリの自由な配布が同時に可能となります。

つまり、アプリ利用制限中でも、アプリのサイレントインストールが可能です!

「MobiControl」ではリリースされた「iOS 10.1」と「iPhone 7」「iPhone 7 Plus」にも対応し、『余計なアプリを利用させたくない』という要望にも応えられる機能を持っています。

MobiControlでの『アプリの利用制限』については

support@pol-japan.co.jp

までお問い合わせ下さい。

うっかり?

このブログではモバイル端末にまつわるセキュリティ関連の記事も掲載しています。

ある時は端末ログインパスワードに関する注意喚起だったり、脆弱性に対応したOSのアップデート情報だったり、脆弱性そのものだったりします。

今回もセキュリティ関連で。

一部のメーカー製端末は密かに内部のデータを某国に流していた様です。

セキュリティ企業のKryptowire社はAndroid端末のうち、ローエンドに属する端末で位置情報、テキストメッセージや通話履歴などの個人データが収集されていたと明らかにしました。

これは対象とするデータを収集し、一定間隔で特定のサーバーへ送信するアプリによってもたらされました。

このアプリは中国/Shanghai Adups Technology Company(Adups)で開発されたもので、同社はファームウェアをOver The Air(OTA)で配布する業務を行っています。

同社のファームウェアを採用している端末メーカーとして「Huawei」「ZTE」「BLU」などが挙がっています。

また、同社はこの様なアプリが入ったのは、顧客の求めに応じた「迷惑メッセージや迷惑電話を区別する手段を提供」するために導入され、例えば「BLU」製端末では機能が「手違いで」含まれていた、としています。

これに対し、米国「BLU」社では直ちに対応し、「アプリを削除してセキュリティ問題を解決しました」と公式に声明を出した様です。

ところが、更に・・・。

セキュリティ調査会社のBitSight社は、ルート権限を取得した上で自由にソフトウェアを実行可能なルートキットが含まれるファームウェアが安価なAndroid端末に導入されていると明らかにしました。

この脆弱性で、悪意のある第三者により端末を自由に操作されてしまう可能性もあり、脆弱性を含む端末メーカーとして、また「BLU」社が出てきてしまいました。

脆弱性を含むファームウェアは中国/Ragentekが製造したもので、米国内で判明している分だけで280万台に上るそうです。

やはり価格が安いとなると、ある程度のセキュリティは犠牲になってしまうのでしょうか。

もっとも、ガッチリしたセキュリティ対策を施した端末もそんなに高くはありませんが、多くの国や地域ではまだ手の届かない価格になっているので、この様なセキュリティ対策が為された端末が安価に出てくることを願います。

Nokiaの復活?

かつては圧倒的なブランド力を持っていた「Nokia」ですが、携帯電話事業は2013年にMicrosoftに売却されました。

Microsoftはモバイル向けOS「Windows Phone 8/8.1」の普及テコ入れとして買収を行い、その後にNokiaブランドの「Lumia」シリーズを発売しました。

しかし、思ったような効果で出ず、モバイル向けOSは相変わらず「Android」と「iOS」に占められている状況でした。

モバイル向けOSも「Windows 10 Mobile」とアップデートされると「Lumia」シリーズも「Microsoft」ブランドで発売されましたが、それでも2大OSを崩す結果にはなりませんでした。

Microsoftは2016年5月に台湾の鴻海精密工業傘下、中国の富士康科技(Foxconn Technology)の子会社であるFIH Mobile、それとフィンランドのHMD globalに「Nokia」ブランドの資産を売却すると発表しました。

買収した2社は今後3年で携帯電話事業に5億ドルの投資を行い、その中でAndroid端末を出す予定としています。

このAndroid端末発表の場が、来年スペイン/バルセロナで開催される「Mobile World Congress」(MWC 2017)になりそうだとの事です。

このMWCでは、ミドルレンジとハイエンドの2種が登場する模様。

成熟したAndroid端末市場で(新)新生Nokiaはどの様な端末を出してくるのか、スペックと共にデザインもとても気になります。

おそらく、数ヶ月後には詳細が明らかになるかと思いますが、追っていきたいと思います。

「Lumia 930」「Lumia 950」も良かったんですけどね。。

新たな取組

最近ではSIMフリー機を始め、様々なスマホが登場しています。

また、コラボ?した端末も以前から出ていました。

代表的なコラボ端末は「ディズニー仕様」でしようか。

NTTドコモ、SoftBank、AUの各社で出ています。

その他、キャラクターもののコラボとして、「ヱヴァンゲリヲン」(SH-06D)/「ジョジョの奇妙な冒険」(L-06D)/「ONE PIECE」(N-02E)/「初音ミク」(SO-04E)/「ドラゴンクエスト」(SH-01F)なども出ていました。

このコラボシリーズに新たに加わった端末が「ANA Phone」です。

端末はソニー「Xperia XZ」。

ana_phone

OSはAndroid 6.0.1(Marshmallow)で、2.2GHzと1.6GHzのクアッドコア構成のチップセット、RAM3GB、ストレージは32GBで、MicroSDにも対応しています。

5.2インチのディスプレイは1920pix × 1080pixのフルHDで、メインカメラは2300万画素、フロントカメラは1320万画素と非常細かい画素数になっています。

特徴はハイレゾ音源に対応した機能や圧縮音源をアップスケーリングしてハイレゾ音源並に高音質化するDSEE HXを搭載、ノイズキャンセリング機能とともに、高音質を楽しめます。

なお、コラボ製品として、ANAのマイルが2年間で最大34,400マイル貯められることや、オリジナルのホーム画面は時間帯にあわせて変化する仕様。

ANAオリジナルアプリとして、ANA就航都市89都市から、2都市を選択し、時刻と天気や気温を表示することができるアプリがプリインストールされています。

端末は最新機種なので、「ANA仕様」の端末でマイルの取得も皮算用している場合には重宝しそうな端末です。

所有者にはANA搭乗時にスペシャルなサービスが盛りだくさんだといいのですが・・・。

意外な支払い手段

iOS 10、そしてiPhone 7/iPhone 7 Plusの登場で日本でも「Apple Pay」が利用可能となり、便利さが拡がってきましたが、一方で企業利用している場合には「制限したい」との声もあります。

「MobiControl」でもそんな声にお応えできる機能も提供し、企業向けに安心をお届けしています。

ところで、世界規模で考えると、端末は持っているけど、常時快適な通信環境にない地域や国がまだまだ多くあります。

これら地域、国では決済手段が乏しく、また金融機関も十分に機能していない場合があり、ネットワークを利用した支払手段は敷居が高いものとなっています。

この様な状況を打破するべく、また円滑な決済手段の登場をビル・ゲイツ財団ではかねてから提唱していました。

これに呼応するように、英国/ケンブリッジ大学は貧弱なネットワーク環境下でも資金決済が可能となる「DigiTally」を発表しました。

この「DigiTally」は多くの国や地域でまだ使われている「GSM」(2G)回線でも安全に決済手段を提供したものとなり、SIMに「DigiTally」専用のシールを貼って、セキュリティーを高めて利用します。

暗号化されたSMSベースを使い、8桁のコードを利用して決済するので、スマホでなくてもフィーチャーフォンでも使えます。

セキュリティーが甘い通信回線のセキュリティーを高め、通信品質を安定化し、かつ簡単な操作で決済が可能となるこの技術は「手軽さ」の恩恵を与えそうです。

リッチな環境でも、プアな環境でも同じように発展していくことが望ましいです。

この「DigiTally」、今後もちょっと注目していきたいと思います。

新しいモバイル向けOS

モバイルデバイス向けOSは現在、「Android」と「iOS」で占められています。

他にも「Windows 10 Mobile」などのOSはあるのですが、上記2つのOSで「圧倒的な」シェアを握っている状況です。

例えば、日本では「Androidが61.7%」「iOSが37.4%」「その他が0.8%」、アメリカでは「Androidが63.4%」「iOSが34.2%」「その他が2.4%」、ドイツでは「Androidが81.1%」「iOSが15.0%」「その他が3.9%」など。

なかなか2大OS以外が食い込む余地がない状況です。

かつて、この2大OSに立ち向かうべくブラウザー界の雄であるMozillaが「Firefox OS」を登場させましたが、今年の2月に敗北宣言を出しています。

また、インテルが音頭を取り、サムスンが主導し、NTTドコモから端末が出るとされてきた「Tizen」OSも結局のところ、拡がりが見られず、主導しているサムスンが孤軍奮闘している状況です。

AndroidはLinuxベースですが、同じプラットフォームを採用している「Ubuntu」もOSの統合を考え、モバイル向けOS「Ubuntu Edition」を出していますが、日本登場の噂も聞こえてこない、な状況です。

そこに来て、新たなモバイルデバイス向けOSが登場します。

「Plasma OS」です。

plasmaos

このOSはモバイルデバイス向けに「完全」に「オープン」なソフトウェアシステムを開発するために設計されています。

Android OSにも「自由さ」がありますが、「Plasma OS」はより自由度が増したOSになっています。

ネタ元でプロトタイプをインストールした端末の動作が確認できますが、完成度は高い様です。

見た目が新鮮なので、非常に楽しみですが、2大OSに「ちょっとでも」割って入ることができるでしょうか。

今後も追っていきたいと思います。

同時に日本でも展開される様、期待しています。

ガラケーの終焉

ケータイ電話が登場した1985年当時(もっとも、携帯する様な大きさではありませんでしたが・・・)、単純に「電話する」機能のみでした。

1987年には小型化され(それでもブロックくらいの大きさでしたが・・・)ましたが、やはり「電話する」機能のみのものでした。

除々に機能追加されていき、「電話する」機能のみからショートメッセージ(SMS)によるメッセージの送受信は出来る様になっていました。

そして1999年。

終末感が漂うこの年の頭に、NTTドコモから世界初の携帯電話IP接続サービスの「iモード」が誕生します。

それまでの単純なメッセージ送受信から、「メール」を利用したメッセージ送受信や端末から直接インターネット網へ接続が可能になり、機能と利用できるコンテンツが大幅に拡大していきました。

様々なメーカーから出ていた端末も、各社争う様に「小型、軽量化」していき「80g」台の端末もありました。

一つの時代を作った「iモード」ですが、スマートフォンが出始め、「モバイル」の主流が「ガラケー」から「スマホ」へ移るとともに利用者も減少することとなりました。

この、利用者減少はスマホへの最適化への遅れも影響している様です。

2016年11月2日、NTTドコモはiモード搭載のケータイ(ドコモケータイ)の出荷を終了すると発表しました。

同時にiモード搭載の「らくらくホン」と「iモードサービス」は引き続きの出荷と利用が可能とアナウンスしています。

ガラケーの終焉とともに、iモードも、より衰退していく様です。

「iモード」マークの点滅、そしてメール受信・・・懐かしいです。

分からないですね

スマートフォンやタブレットは「電波」を利用し、データのやりとりを行っています。

データには重要なものや個人情報にかかわるもの、取るに足らないものなど様々な種類があります。

データ通信に無防備だと、これら情報が第三者に見られてしまうため、注意が必要です。

街中を含め、そこらじゅうで確認できるWi-Fiのアクセスポイント。

通信の傍受は非常に簡単な様子で手練だと1分半もあればハッキングに成功するとのこと。

海外では実際に傍受されてしまうことが多い様で、Wi-Fi接続時にはVPN利用が望ましいとされています。

VPN利用とはいかないまでも、通信時のセキュリティーは気にしたいものです。

しかし、巧妙なものも存在します。

ドイツ・ベルリンを拠点として活動するアーティスト兼ハッカーのJulian Oliveさんは「Stealth Cell Tower」を作成しました。

celltower

これはプリンターを装った通信傍受装置で、傍受だけでなく、電話番号の乗っ取りやSMSの通信相手の情報も取得できてしまうとのこと。

「IMSIキャッチャー」という情報収集ツールを警察・政府・諜報機関・軍などが利用している実態を調査していく過程で、この装置の制作に思い至ったとのこと。

対象とする電波規格は「GSM」なので、日本では利用出来ませんが、実在を考えると恐ろしい気がします。

ところで、Wi-Fi網やキャリアの地上波に依拠しない端末として、SoftBank社は衛星電話「501TH」を来年に発売する予定の様です。

501th

重量が212gと、これまでの衛星電話に比べ、非常にコンパクトな作りになっていますが、待ち受け時間は100時間、連続通話時間は9時間と、「IP55/IK05」の耐性もあり実用性も全く問題ありません。

さてこの衛星電話、やっぱり通信を傍受されてりしてしまうのでしょうか。

何れにせよ、通信を行う際のセキュリティーは十分に気を付けたいものです。

iOS 10.1リリース・・・と

iPhone 7/iPhone 7 Plusの発売とともに、これら端末を十分に機能させるOSの登場が待たれましたが、10月25日に「iOS 10.1」としてリリースされました。

筆頭の機能追加は「iPhone 7 Plus」向けの「ポートレートモード」の搭載です。

この機能はiPhone 7 Plusに備わっている「デュアルレンズ」を利用し、被写体にピントを合わせて周りをボケさせる「被写界深度エフェクト」を実現します。

大口径で明るいレンズを使った撮影と同じ様な効果が期待できます。

ただ、この機能は現時点で「ベータ版」の扱いとなっている様です。

そして、「Apple Pay」。

前回の記事でも取り上げましたが、iPhone 7/iPhone 7 Plusで「Suica」が利用できる様になりました。

日本独自の機能なので、おサイフケータイの利用を心待ちにしている人へのサプライズです。

「iPhone 6」以降のiPhoneやiPhone 5以降とペアリングしたApple Watchでも、アプリ内の支払いやウェブ上の決済に「Apple Pay」が利用できます。

「マップ」は乗換情報が付加され、主要地域の交通機関情報と合わせ、より充実したものになり、Google Mapと同等な使い勝手となりました。

その他の改善や修正として
●他社製アクセサリのBluetooth接続の問題を改善
●デバイスがスリープから解除されたときの、AirPlayミラーリングのパフォーマンスを改善
●“iTunesで購入したものを表示”がオフのときに、iTunesで購入したコンテンツを再生しない問題を修正
●iPhone 7およびiPhone 7 Plusで、FaceTime HDカメラがセルフィーAppおよび顔認識フィルターで使用された場合、LIVEプレビューが表示されない問題を修正
●“ヘルスケア” Appで、中国語の手書きキーボードを使用すると漢字の各筆画が個別の文字に変換されてしまう問題を修正
●Safariから“メッセージ” AppにWebサイトを共有するときのパフォーマンスを改善
●Safariのタブ表示で、プレビューが正しく表示されない問題を修正
●メールの本文がとても小さなフォントで表示されてしまう問題を修正
●HTMLメールが正しく表示されない問題を修正
●“メール” Appで検索フィールドが表示されない問題を修正
●起動時に、“今日”の表示のウィジェットがアップデートされない問題を修正
●“天気”ウィジェットがデータを読み込まない問題を修正
●iPhone 7で、ホームボタンの設定が検索結果に表示されない問題を修正
●迷惑電話を警告する機能拡張が着信を拒否しない問題を修正
●アラーム音をオフにできない問題を解決
●Bluetooth経由でオーディオを再生すると、Taptic Engineがフィードバックを返さない問題を修正
●iCloudバックアップから復元するときの問題を解決
が上がっています。

また、セキュリティーの担保として
●CFNetwork Proxies
●CoreGraphocs
●FaceTime
●FrontParser
●カーネル
●libarchive
●libxpc
●サンドボックスプロファイル
●セキュリティ
●システムの起動
●WebKit
についての脆弱性へ対処しています。

ios10_1_1

ところが、早速の11月1日に「iOS 10.1.1」がリリースされました。

このアップデートは「ヘルスケアデータ」に関する不具合などの修正版になっています。

今のところ、特にアップデートに対する不具合情報は出ていない様ですが、毎度のごとく、OSをアップデートする際は情報収集してから、慎重に進めた方がいい様です。