Safariの不具合

前回の記事のまさに当日、iOS端末の標準ブラウザのSafariで不具合が発生しました。

例えば、iPhoneでSafariのアドレスバーをタップするとSafariが落ちてしまうというものです。

機種やOSに依存せず発生する様なので、厄介です。

この不具合は検索候補が有効になっていると発生する様で、キャッシュデータ処理のバグが起因の様子です。

問題の回避はSafariの「検索候補」(または「Spotlightの検索候補」)を「オフ」にするか、「履歴データ」を「削除」で、これにより発生しなくなります。

この事象に対し、Apple社は修正を行った様で、現在は発生が収まった模様です。

前回では、ある特定のサイトに関するJavaScriptの仕業でしたが、偶然にもSafariで違う原因の不具合が発生してビックリしました。

Apple社からの不具合だとすると、防ぎようがないので何とも大変です。

iOS端末でのサイト閲覧は慎重に

インターネットの普及につれ、気軽に「ブラウズ」することが可能となりました。

多くの人が利用するにつけ、愉快犯も出てきて、良からぬ事をします。

そのうちの一つがブラウザークラッシャーです。

「ブラクラ」とも言われますが、ウィルスやスパイウェア、アドウェアが該当します。

ブラウザーを開くと突発的に新しいブラウザが開き続けます。

小さなブラウザが止めどもなく増えていくので、ビックリします。

やがて、機器の負担が増し、フリーズしてしまいます。

業務でPCを利用している場合など、とても厄介なものでした。

駆除や防止ツールが増えたので、最近ではほとんど見かけなくなりましたが、舞台がPCからモバイルに移った様です。

iOS端末向けに「ブラクラ」を誘発する悪質なサイトが流行っている様です。

iOS端末のSafariで、ある特定のサイトをブラウズすると、サイトに埋め込まれたJavaScriptがURLに数字を次々と付加していってリロードを強制処理させ、端末をフリーズに追い込む、というものです。

サイト自体のURLは分かりやすいものですが、短縮URLやURL偽装で分からなくなるので、困ったものです。

また、Safariだけでなく、Chromeでも同様の可能性があるとのことなので、iOS端末だけでなく、そのほかのモバイル端末にも影響が出るかもしれません。

何気なく、または意識することなくリンクをタップしてしまいがちですが、ちょっと注意した方が良さそうです。

因みに、フリーズした場合は端末のリブートで復活するそうですが、めったにリブートさせないモバイル端末なので、使えなくなる時間が出る分、少々不便になるかもしれません。

お気を付け下さい。

インドでのAppleの闘い

昨年末、インド地元紙が「iPhone 6s」シリーズの価格をAppleが最大16%引き下げたと報道しました。

 
インドで6sシリーズが発売されたのは昨年の10月ですから、約2ヶ月での値下げということになります。

iPhone6s

Appleがこの短期間に主力製品を値下げするのは初めてのことで、背景にはインドでのスマートフォン市場の競争の激化が関係しているとのこと。

 

現在インドはアジア太平洋地域の中で最もスマホ出荷台数伸び率が高く、中国・米国に次いで世界で3番目に大きいスマートフォン市場です。

なんと2017年までに米国を抜くとも言われています。

 

しかし低価格の端末を選ぶ傾向にあるインドで、Appleの市場シェアはわずか2%と苦戦しているため、今回の値下げはシェア拡大を狙うための戦略とみられます。

 
また、先日Appleはインドでの直営店を開設すべく、インド当局に認可申請を行ったと報じられました。

 
インドでは小売業の外資規制があるため、日本にあるような直営店を開設することはなかなかできなかったようですが、その規制が緩和された今、インドの商工省はAppleの申請を審査すると回答しています。

 
あの手この手でインドに販売攻勢を図るApple。
インドのマーケットリーダーである韓国大手企業サムスンに、今後どう立ち向かっていくのでしょうか…。

街中が快適に

来訪する外国人向けに提供する通信環境を、色々な国の事例や日本での取り組みなどを何回か紹介してきました。

また、素晴らしいサービスでは日本でも取り入れて欲しいと思い、紹介をしています

紹介した中の一つに「LinkNYC」があります。

LinkNYCの取り組みは、利用頻度が減ってきた「公衆電話」をWi-Fiスポットに置き換える、というものです。

2014年11月に発表された、このサービスですが、着実にプロジェクトが進んでいて、とうとうサービスインに漕ぎつけた様です。

記事で紹介した当初は2015年内のスタートを目処に、約10,000箇所の設置を目指す、としていたところ、今月にサービスイン。

ニューヨーク市の委託を受けた「CityBridge」というNPO法人が運営するこのサービス、先ずは4台からのスタートの様ですが、将来的には今のところ7,500台の設置を目指す様です。

デジタルサイネージを搭載した筐体には、Wi-Fiアクセスポイントの他、アプリを利用した無料の国内通話、緊急電話、充電用のUSBポート、埋め込まれたタブレットによる各種サービスへのアクセスが備わっています。

バックボーンが「1Gbps」もあるので、通信速度も快適との事。

ネタ元の一つで実際の通信速度を測っていますが、なんと約436Mbpsのスピードが出ています。

某コーヒーハウスが提供するWi-Fiサービスも出ていますが、55倍の開きがありました(もっとも、某コーヒーハウスのWi-Fiサービスも十分ですが)。

現在はサービスが始まったばかりなので、利用者が少ないため非常に高速な結果となっていますが、これならスポット近くに多くの人がいて利用しても大丈夫そうです。

街中で、ちょっとしたデータ通信を行う場合はとっても重宝しそうです。

東京でも、オリンピックに向け、実現してもらいたいものです。

iOS9.2.1

iOSは頻繁にOSのマイナーアップデートをリリースします。

「iOS9.2」がリリースされたのが、去年の12月9日

このリリースから約1ヶ月、1月20日に「iOS9.2.1」がリリースされました。

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前回のアップデート後、iOSのMDM機能を利用してアプリをインストール、またはアップデートしようとした場合、インストールまたはアップデートが完了しない不具合の発生が露見しました。

今回のアップデートリリースでは、その不具合を解消したとアナウンスされています。

MobiControlをご利用のお客様向けでも、「iOS9.2」へのアップデートは控えて頂く様、告知していましたが、「iOS9.2」へアップデートされた端末がある場合は、このバージョンへアップデートすることをお勧めします。

なお、今回はマイナーアップデートとなり、新規の機能追加はありませんが、Wi-Fi接続時に通信内容が傍受されてしまう脆弱性の修正も入っている様です。

この脆弱性は約3年前から言われていた様で、やっと修正されたとの事。

その他Wi-Fi絡みでWi-Fiや公衆Wi-Fiで接続不能になる不具合の修正も含まれています。

また、iPhone4sとiPhone5ではアップデート後、端末の動きが改善されたとの情報もあります。

アップデートに際して、KDDI(au)利用者は注意が必要です。

au版iPhone6/6PlusiPhone 6s/6s Plusで留守番サービスが利用出来なくなる不具合が発生している様です。

今のところ、大きな不具合報告はない様ですが、いつもの様にアップデートの際は情報収集をして慎重に行いたいものです。

まだまだ続く?

中国に於ける検索ポータルは圧倒的に「百度」(Baidu)が君臨しています。

世界で利用されているGoogleは中国当局の検閲を避けるため、香港にサーバーを移したところ、ブロックされた様なので、実質的に百度にならざるを得ない様です。

その他の検索サービスもありますが、当然の検閲対象となっており、自由な閲覧は難しい様です。
(もっとも、健全性を高めるために行っているとの事ですが)

少し前、その「百度」が提供している日本語IMEの「Simeji」関連のアプリにバックドアが仕込まれ、端末の乗っ取りができる状態を作り出すことが可能であると記事にしました。

これは、アプリ開発用のSDKにバックドアを生成する機能が備わっていたことから分かりました。

そして、その後です。

百度はSimejiブランドのセキュリティアプリ、「Simejiプライバシーロック」というアプリを出していますが、このアプリにも「バックドア」生成の疑いが出てきました

以前の記事前後に百度はこのアプリについての説明を行っていますが、再燃した模様です。

先の読売新聞の記事を訂正する様に「お知らせ」を出していますが、このアプリを「予定通り」2016年1月31日に配信停止するとの事です。

アプリ名に「プライバシー」や「ロック」という単語が出ているので、とてもセキュアなアプリかと思っていましたが、この様な事態を招くとなると、不安になります。

プライバシーを守るハズのアプリが、逆にダダ漏れ・・・。

本当なら怖い話です。

意図的ではないにせよ、疑われるような痕跡がある時点で残念でなりませんが、スマホの利用が当たり前となった今では甚大な影響が考えられるので、健全なアプリを望みます。

なかなか難しいことですが、非常に有名なアプリでも「完全ではない」と考え、端末利用者もセキュリティに関するニュースなどに注目をした方が良さそうです。

外国語を手軽に

先日、学研プラスとeラーニングを展開するライトワークスは、小中学生向けのオンライン英会話サービス「OLECO(オレコ)」の提供開始を発表しました。

oleco

レッスンはフィリピンにいる外国人教師とのマンツーマン形式でPCやタブレットのカメラ機能を使用し、学校の授業進度に応じて聞く力と話す力の習得を目指しています。

 
英語の学習法としてオンライン英会話はずいぶん普及していますね。
外国人教師の日本語能力が低いと、初級で英語を学習する人が困るケースもでてきますが…それでも英語教室に通うよりずっと安価で時間を気にせず学習できるというメリットは大きいと思います。

 
近年は「手軽に外国語を学ぶ」方法が多種多様になりましたが、スマートフォンの外国語学習アプリもそのうちの1つです。

 
既に2013年には外国語学習アプリ「Duolingo」が最優秀iPhoneアプリに選ばれています。

 
この外国語学習アプリの勢いは2016年も衰えず、今月発売のビジネス雑誌にも英語学習アプリの特集がされていました。

 

日本人向けの外国語学習が進化する一方で、海外観光客向けの案内も多言語対応に向けて動き出しています。

アクシスインターナショナルは、感情認識型パーソナルロボット「Pepper」の受付・案内サービスの提供を発表しました。

pepper

音声とタブレット機能を用いて中国語・英語・韓国語・アラビア語などで、来訪者の求める情報をすばやく提供できます。

 
商業施設や観光地での多言語対応スタッフ不足の解消や、リピーターの増加も期待できますね。

ちなみにMobiControlは、株式会社栄光様が「栄光ゼミナール」でご利用のiPad miniへ導入されています。

学習法の多様化に伴って、MDM活用の場も広がっていますね。

安心なウェアラブル

今やすっかり、スマホやタブレットが必需品となっていますが、一通りの普及が進んだのか近頃では「モバイル」から「ウェアラブル」へシフトしている様です。

2015年4月にApple Watchが発売されてから、注目の高い分野となっています。

Androidのスマートウォッチとなる「Android Wear」搭載の時計はApple Watchの約1年前、2014年6月に発売されました。

「Android Wear」が先行していましたが、「Apple Watch」が発売されると、あっという間に歴史が塗り替えられてしまっています。

しかし、Android Wearは多くのメーカーが発売を試みています。

スイスの高級腕時計メーカーの「TAG Heuer」からもAndroidのスマートウォッチが発売されています。

TAGHeuer

「CONECTED」です。

同社発売の「Carrera」(カレラ)をモチーフにした、とても興味あるスマートウォッチです。

子供向けウェアラブル、スマートウォッチも登場しそうです。

dokiwatch

「dokiWatch」です。

子供向けながら、通話やメッセージ、ビデオを利用したメッセージや会話も楽しめます。

GPS機能を利用した位置情報の把握も可能なので、外出した子供の現在位置を知ることもできます。

また、セキュリティ面では「非常ボタン」を押すことで、予め設定した先に現在位置の情報とともに周囲の音声データを通知、位置情報は1分間隔で更新を行い、親にも安心な機能が備わっています。

この様なガジェットを小さいうちから触っていると、デジタルモノの親和性がより高くなるかもしれません(もっとも、タッチや音声コマンド指示で物理キーボードの使い方が分からない世代が出てきそうですが)。

子供向け防犯ブザーが流行っている様なので、よりスマートなこの様なモノが受け入れられるかもしれません。

OSサプライヤーのSIM

フューチャーフォン(ガラケー)が登場した時は通信キャリアが端末と回線を提供していましたが、もちろんこの提供形態は現在でも続いていますが、スマホ登場時から通信キャリアの回線を借り受けた「MVNO」(仮想通信事業体)も登場しました。

借受元キャリアの端末であれば利用可能だったので、「キャリア以外のSIM」として新しい道が出てきました(もっとも、SIMにはキャリア名が印刷されていましたが)。

今では、すっかり定着した感があり、様々なMVNOが登場し、オリジナルなプランを展開しています。

また、スマホでもキャリア提供のものだけでなく、「SIMフリー」な端末も多く出てきまし、一定期間が経過すればキャリア提供の端末もSIMフリー化できる様になりました。

特に、SIMフリー端末は旅行などでの海外利用を考えた場合、現地SIMの利用が可能となるので、圧倒的な費用低減効果が現れます。

更に便利なSIMを・・・とのことでしようか、アメリカ/アップル社は1枚のSIMカードで複数の通信事業者を選択できる仕組みを作りました。

「Apple SIM」です。

Apple_SIM

当初、限定された地域での展開に留まっていましたが、日本でも展開が開始されました。

このSIMがあれば、来日した外国人は日本の通信会社を選択して利用できますし、日本人が海外に行った際も、現地通信会社が提供するプランを手軽に利用できる様になります。

SIMの交換がなくなるだけでも、使い勝手が非常に良さそうです。

アメリカ/グーグル社(アルファベット社)も同様な仕組みとして、「Project Fi」を考えていますが、Wi-Fiとの組み合わせでシームレスな通信を目指しています。

Project_Fi

スマホ界でがっぷり四ツとなっている、アップル(iOS)とグーグル(Android)がSIM絡みの通信でも四ツを組もうとしています。

この中にアメリカ/マイクロソフト社が割って入ろうとしています。

Windows 10が好調で、日本でもWindows 10 Mobileを搭載したスマホが発売され始めましたが、スマホのシェア拡大を狙ってか、2社と同じ土俵に上がろうとしています。

Celler_Data

「マイクロソフトSIM」の登場で三つ巴の様相を呈してきましたが、マイクロソフトSIMはマイクロソフトアカウントからの支払いが可能の様で、決済時の利便性が高そうです。

SIM利用が可能なWindows 10 PCやタブレットも含めて考えると、スマホシェアの圧倒的に低いマイクロソフトのサービスも意外と検討するかもしれません。

何れにしても、3社共に日本でもしっかりとしたサービス展開をしてもらって、便利さを享受したいところです。

待ち遠しさが高い、サービスの話でした。

IEのサポート期限

Microsoftは米国時間の1月12日、2016年のセキュリティアップデートを開始しました。

このアップデートで「Windows8」と「Internet Explorer 8」、「Internet Explorer 9」、「Internet Explorer 10」のサポートも終了します。

(Internet Explorerは、以下IEと表記)

今まではWindowsOS本体のサポート終了日まで、いずれのバージョンのIEもサポートが継続されていましたが、今後サポートされるIEは最新版のみになりました。

 
サポートが終了するとセキュリティ更新プログラム(セキュリティパッチ)の無償提供が終了し、新たに見つかったセキュリティ上の脆弱性も放置されてしまうため、最新版IEにアップグレードするか、セキュリティサポートが提供されている他のWebブラウザへ移行する等の対策は必須です。

各WindowOSで利用できるIEのバージョンについては、下の表を参考にしてください。

ie_support

 

この表はESETがセキュリティブログに掲載した記事「Microsoft ends support for old Internet Explorer versions」に掲載されていたものです。

左側がOSで、右側が2016年1月のアップデートでサポートされているIEです。

 
ちなみにWindows Vistaでの「IE 9」のサポートは2017年4月まで、Windows Server 2008での「IE 9」のサポート期間は2020年1月までなので、サポート終了時期は目の前ですね。

 
Windows Vistaは昨年末のデスクトップOSシェアのTOP10に入っており、ユーザーは減少傾向とはいえ一定数いますので、サポート終了期限には気を付けてもらいたいものです。

 

しかし既に現段階でVistaユーザーだけでなく、全IEユーザーが「ブラウザは常に最新版を利用すること」を意識することが重要ですね。