MobiControlの構成
MobiControlシステムは、下記のコンポーネント(構成要素)から成り立っています。小規模システムでは、2.3.4を、1台のサーバで運用することもできます。
- 端末(モバイル端末、PC、など)
- MobiControlマネージメントサーバ(データベースサーバ
- MobiControlデプロイメント・サーバ
- Web サーバ
- MobiControl Web コンソール
社内のデータ・リソース(社内PC)が、MobiControlサーバと業務データのやりとりをすることもあります。 業務データを端末向けに送ったり、逆に端末が生成した業務データを収集するのに使います。MobiControlデータベース・サーバ
下記のデータを格納しています。マネージメントサーバは、複数のデプロイメント・サーバを統御できます。 マネージメントサーバのRDBMSには、Microsoft SQL Serverを使います。 MobiControlサーバのOSには、Windows Serverを使います。 エンドポイントデバイスは、どのデプロイメント・サーバにアクセスしても、同じようなサービスを MobiControlから受けられます。
- 端末の詳細設定の値
- ルールの設定値
- 端末の所属するグループとその階層関係
- 端末に配布するアプリとそのパッケージ
- 端末から収集した端末状態値
- 端末の指定フォルダから収集したユーザデータ
- 端末宛に送るアプリ、ファイルおよび業務データ
- その他
MobiControl デプロイメントサーバ
端末と直接、各種データを送受するサーバです。端末は定期的にデプロイメントサーバにアクセス(チェックイン)をします。 端末からのチェックインを受けると、端末向けに送るべきデータや構成プロファイルをデータベースサーバから 検索してきて、それを送ります。また、端末状態に関する値(例:IPアドレス、通話記録、地理的位置など)を収集し、データベースサーバに格納します。
Android端末やWindows端末の指定フォルダのデータを収集します。
端末は、定期的または常時、MobiControlサーバに接続しています。
MobiControl Webコンソール
MobiControl管理者は、次の作業を行います。MobiControlの管理者は、複数任命されます。端末グループの階層構造に基づき、各レベルの管理者が 責任範囲の端末を管理監視します。 Webコンソールは、ブラウザベースです。従って、どこででも、監視と管理ができます。
- 端末の動作を規定する詳細設定の設定/編集
- サーバの動作を規定するルールの作成/変更
- 端末にアプリを配布し、インストールをさせる
- 端末の状態(地理的位置やインストールしたアプリ名など)を表示
- 端末画面を表示しての、リモート操作(またはリモートビュー)
- 端末にメッセージやスクリプトコマンドを送る
- 端末紛失時に画面にメッセージ表示とWipe(初期化)
MobiControl Webサーバ
WebコンソールがアクセスするWebサーバです。Webソフトとしては、Microsoft IISを使います。端末
MobiControlが管理できる端末OSは下記の通り:-サーバをMobiControl v14にアップグレードすると、macOSとLinuxも登録できます。
- iOS version7.0以降
- Android version4.2以降
- version5.1未満は、Android Plus対応機種としてメーカーとモデルが登録されている場合に限られます
- version5.1以降は、原則的に殆どのメーカーとモデルに対応します。
- パソコン用Windows OS Windows 8.1以降
但し、Windows Modernとして登録する場合は、Windows10に限定- Windows Embedded Windows CE4.2以降
詳しくは、Windows Embedded端末を参照。- Windows Phone version8.1以降
- Windows 10 Mobile