- インタビュー
社長インタビュー:アメリカ研修!IT業界中心地【シリコンバレー】で感じた業界の今後について
■始めに
皆様こんにちは🌷
ペネトレイト・オブ・リミット株式会社 採用担当の田上です。
突然ですが皆様は最近のIT業界の最新トレンド、キャッチできていますか?
AIがどんどん発達し、日々最新情報が目白押しのIT業界。
その最先端の発信地とは、どんな場所なのでしょうか。
今年の9月中旬、弊社代表・佐武 伸雄が、IT業界の現状や今後について学ぶ目的で、『JAIC』主催のアメリカ研修に参加し、まさにIT最先端の発信地である【シリコンバレー】に行って参りました!
今回の記事では、アメリカ研修の内容だけでなく、研修を通して佐武社長が感じられたことや、IT業界・POLの今後について、お伺いした内容をご紹介させていただきます✨
(社長室におけるインタビューの様子)
■研修について
研修の概要
最先端IT人材の育成に特化した協会、一般社団法人ITキャリア推進協会(通称『JAIC』)が主催した、初のアメリカ研修。
チャットGPT他、生成AIの登場によって大激動の時代に突入したIT業界。
その大激動の中心であるアメリカ・シリコンバレーにて、情報をキャッチアップして今後やってくる大激動の時代の舵取りに役立てていきたい、そんな想いで企画された3泊5日の研修となります。
研修の目的や詳細については、主催の『JAIC』様より以下のプレスリリースにて詳しくご紹介いただいておりますので、よろしければ合わせて御覧ください👀✨↓
弊社(佐武社長)が研修に参加した理由
佐武:グローバルなITベンチャー企業はほとんどがシリコンバレーから生まれているので、『一体どんな街なんだろう』『いつか行ってみたい』と思っていたんです。
それがすぐに大きなビジネスに繋がるというより、世界のITの中心地に出向いて、目で見て、今後どういうことができるかを考えるきっかけになればと思いました。
行ってみないと、実際のイメージは掴めないので。
また、正直なところで行くと、会社の将来の道として、シリコンバレーへの”ルートを持っている人”と出会える貴重な機会でもありました。
実際に研修では、シリコンバレーに20年いるという日本人の方を紹介していただいて、その方に現地の企業を集めて頂いたんです。
ただ自分でシリコンバレーに行ってもこのような機会は得られないので、本当に参加してよかった、貴重な機会でした。
研修の思い出
(Open AI視察の様子
引用:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000017.000082399.html)
夕方に日本を出て、月曜日の朝に到着。
シリコンバレーの地を踏んで、最初に行ったのは『Open AI』の視察でした。
(佐武社長撮影:Salesforce社のキラキラ輝く高層ビル)
1日目は、他にも様々な急上昇IT企業を視察して回りました。
中に入れないことが多く少し残念でしたが、意外と普通の町中にポツンと有名な企業があったりして驚いた、イメージが変わったと佐武社長は語ります。
特に最初に訪れたOpen AIは、世界中で知らない人がいないくらい有名な企業なので、ガラス張りの高層ビルをイメージしがちですが、実際は3階建ての素朴でシンプルな建物なんです!!
(引用:Wikipedia https://en.wikipedia.org/wiki/OpenAI)
そして今回の研修のメインは2日目、現地の企業10社とのミートアップがあり、日本企業を含め各社よりITビジネスに関するプレゼンが行われました。
(佐武社長提供:ミートアップの様子)
ゲストとしてお越しいただいたフリーモント市長 リリー・メイ氏にもご挨拶いただきました。
(佐武社長 スピーチの様子
引用:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000018.000082399.html)
ビジネスのプレゼンも大変刺激的だったので、感想については後述しますが、
他にも印象的だったのは、日本の方々はスーツやジャケットなどを着用している方がほとんどだったのですが、現地の方々は役職の方であっても服装がすごくラフな方ばかりだったということ👀
また、同じく文化の違いという点で言うと、アグレッシブでフランクな方が多く、名刺を持っている方が少なかったのも印象的で『100%実力勝負』という文化を強く感じました。
外から見てみることで、自国の文化や当たり前を強く認識することができて、面白いですね✨
ミートアップ終了後は、交流会としてピザパーティが開催されました。
(ピザパーティの様子
引用:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000019.000082399.html)
そして最終日:3日目は、Googleのカンファレンスに参加。
(佐武社長提供:Google本社入口前)
カンファレンスでは、前日のミートアップで未来・希望的な観点からのお話が多かったことと比較すると、どちらかと言うとGoogle社の過去の実績をもとにして、新しい製品を紹介していました。
「○○が成功したように、この新しいツールも、今は賛否両論であっても、少し経ったら新しいスタンダードになる」という考え方が印象的でした。
天下のGoogle社が仰る言葉だと、強い説得力があります…!
(引用:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000019.000082399.html)
カンファレンスの後はhp(ヒューレットパッカード)の発祥の地に出向いたり、アップルパークに訪れたりと…IT名所を巡りました。
やはりアップルやGoogleは、オフィス周辺の街がすごく綺麗に整備されていて、他の場所と全く違う・オフィスに近付くとすぐに分かるというところに、”王者の風格”を感じました!!
(引用:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000019.000082399.html)
3日間の中に全てが詰め込まれた、盛り沢山な研修はこれにて終了。
(さらに詳しく、以下の記事でご紹介いただいておりますのでぜひ御覧ください👀✨)
【ITキャリア推進協会(JAIC)】チャットGPT他生成AIの発信地 サンフランシスコ・シリコンバレー視察研修実施報告
■研修を通して感じたこと
シリコンバレーへのイメージ ~ITドリームを肌で感じられる街~
(佐武社長撮影)
佐武:シリコンバレーから名だたる企業が生まれているので、もともと、ものすごく先進的な街というイメージを持っていました。
しかし…行ってみたら意外と、すごく”普通の街”だったので、そこがまず驚きでした。
あのOpen AIも、本当に”角を曲がったその辺”にあるんですよ!笑
街全体としては普通なのですが、Googleやアップルなどの近くはやはりイメージ通り先進的で、
何というか、会社が生まれてから成長して、大企業になるという過程が、全部街の中にあって面白いと感じました。
もとは小さなアパートの一室からスタートして、どんどん高級な土地に移動していって、最終的には”街を作る”までに成長する…。
数年前は聞いたこともなかったような会社がベスト50に入っていたりするような激動の時代、
2〜30年でこの成長を遂げている企業もあるわけで、IT企業の夢を感じますね。
ハードルが高くなった部分と、低く感じた部分、両方がありました。
ビジネスについて ~”モノづくり”力だけでは生き残れない時代へ~
佐武:2日目のミートアップでプレゼンを聞いていて、「テック」というものの概念が変わってきていることを強く感じました。
もともと我々の業種は「ものづくり」でした。
開発して”物を作る”という行為で、お金を稼いでいたんです。
日本は現在も、”物を作る”技術で成り立っている企業が多いですが、残念ながら、今後は世界的にそういう時代が終わっていくと思います。
なぜなら、Chat GPTを始めとするAIが代わりに作ってくれるから。
プログラミング初心者であっても、GPTに適切に命令したら、そのまま使えるプログラミングを書いてくれます。
しかも、機械は疲労もミスもほとんどしません。
だからこそ、「作る」技術そのものにあまり価値がなくなり、どうやってビジネスをしていくか、というところが重要になっていく。
かのジョブズも技術者でしたが、現在は技術者であることがITビジネスをする必要条件ではなくなっています。
技術者がCEOになるのではないし、数学的なことが分からないと入れない業界ではなくなり、”ものを作る技術”以外の個性がないと生き残れない時代がやってきます。
■今後のIT業界におけるPOL
やってみたいビジネス ~現地の方と技術提携を行う~
佐武:漠然としてはいますが、会社としては先端技術を扱っているので、まずはジョイントベンチャーのような形で現地の方と一緒に何か作れたらと思います。
現地に支社をもつ企業もありますが、現地に進出することを最優先にした場合、ハードルだけが上がっていくと思うのです。
だからこそ、日本に腰を据えつつ、まずはアメリカで生活していらっしゃる方と協力する形で身軽にビジネスを行いたいですね。
今までPOLでやってきた”ワールドワイドなビジネス”は、アジアを中心としたものが多かったのですが、今度は先端技術やサービスが常に生まれているアメリカで、一緒にやっていってくれるような方や企業を探してビジネスチャンスを掴みたい。
土台ができたら、日本で売れたものをアメリカに輸出するのではなく、アメリカ向けに商品を企画して、アメリカで成功したものを日本に逆輸入する、大きなチャレンジにも取り組んで行きたいです。
大切にしたい考え方 ~プラス思考とチャレンジ精神~
佐武:先程もお話しましたが、IT業界は本に色々なことが変革されるタイミングに直面しています。
今まではプログラミングを書くという行為がビジネスになりましたが、そうではなくなってきている。
プログラミングで障壁を持っていた人からするとハードルが著しく下がり、IT業界はもはや「誰でも参入できる業界」になっていきます。
そんな中で弊社も、作ること自体はやめなくても、アイデアやビジネス指向、企画で勝てる人材を育成し、戦っていく必要があります。
チャンスと捉えるか、先行き不透明と捉えるか、持つ感情は人によって様々かもしれないですが…
10年に一度くらい、こういうパラダイムシフトは起きるんです。
インターネット、スマートフォンなど…
こういったパラダイムシフトを利用して挑戦をしてきた弊社では、物事が変わるときは絶対的にチャンス!と捉えることを大切にしています。
元のことに縋ろうとするから、ピンチと感じるのです。
AIに仕事を取られると怯えるのではなく、”AIを利用して”もっと幅広いことができるようになる!と考えると面白いですし、舵切りがしやすくなるのではないでしょうか。
弊社の強みは機械学習。今後のAI業界においては大きなアドバンテージがあります。
今後は、”AIを利用して”より付加価値のあるサービスを生み出していきたいと考えています。
弊社が発表する新しいビジネスに、ご期待ください!
■終わりに
最後までご覧いただいた皆様、ありがとうございました✨
今回の記事では佐武社長のアメリカ研修の思い出と、佐武社長が現地で感じられたIT業界の全体像について、詳しくご紹介させて頂きました。
今回担当させていただいた田上としても、佐武社長へのインタビューを通して、普段日本のIT企業で毎日を過ごすだけでは知ることがなかった視点に触れることができ、学ぶことやハッとすることが沢山ありました。
やはり日々変わり続けるIT業界で生きていくためには、最新情報のキャッチアップと、それについてしっかりと自分の意見を持っておくことがとても大切だと感じます。
そしてそして、何より……IT業界ってなんてアツいんだ!!!と思いました。
この記事を読んでいただいた皆様の中には、普段からこういったIT業界のトレンドを常にチェックされている方もいらっしゃるかもしれませんが、もし今回の記事をきっかけに「IT企業って面白いな!」と思っていただいた方は、ぜひご自身でも様々な情報に触れてみるきっかけにして頂ければと思います👀
(私もインタビューの日から、「ChatGPT」を業務の中で利用できるように、試行錯誤を重ねています🔥笑)
同時に、POLの未来を一緒に創りたい!実際に佐武社長と話してみたい!と思っていただいた方は、ぜひ右上のENTRYボタンから新卒/キャリア採用にご応募ください✨
選考の中で皆様にお会いできることを、心より楽しみにしております。
それでは、皆様
次回の更新でお会いしましょう!!🌷
管理本部 田上がお送りしました。
END.