こんにちは、管理部 人事チーム1年生の田上です!

 

とうとう私が”新卒1年目”を名乗ることができるのも残り一か月🔥

4月から社会人になって初めての後輩ができるため、より一層気を引き締めて業務に取り組んでいる今日この頃です。皆さまはいかがお過ごしでしょうか?

 

さて、本日はなんと!「退職者インタビュー」

 

2023年3月を以てPOLを退職される予定の、【営業部スペシャリスト:野澤(のざわ)さん】にインタビューさせていただきました✨

 

野澤さんは、入社から約9年間、営業としてご活躍されたベテランPOL社員です。

 

今回のインタビューでは、「退職者」としての目線だけでなく、「社歴の長い社員」としても、POLについてとても詳しくお話していただきました。

 

POLがここまでどのように成長してきたかどんなところにやりがいを持っていたかなど、私を含めた若手の社員が持っていない視点のお話を沢山ご紹介しているため、ぜひ、皆さま最後まで御覧ください😻🌼

 

【目次】

1、POLに入社するまで

2、POLに入社してから

3、POLは、ずばりどんな会社ですか?

4、POLにおけるキャリアで得たもの

5、辞める理由

6、POLを志望されている方へのメッセージ

 

9年間会社とともにチャレンジし、成長した激動の日々

1、POLに入社するまで

現在は営業として長らくお仕事をさせていただいていますが、大学では「理系」の所属で、実はITのプログラミング開発を専攻していました。

身近なものだったことも含めて、就活では「IT」を軸にして、1社目として地元・新潟のシステム会社に入社しました。

 

1社目では「リテール業界」のお客様に対する課題解決ということで、発注システムなどの営業を担当していましたが、実は、こちらの会社は1年弱で退職してしまいます。

 

理由は様々あるのですが、一番大きなきっかけは、自分が仕事をする中で感じていた”大きな課題”を解決する商材「MobiControl」と出会ったことです。

 

その”大きな課題”とは、お客様の一番の悩みを解決する術がなかったこと。

 

前社でお客様の対応をしていく中で、自分がご紹介したシステムの入ったモバイルデバイスを「紛失した」「盗まれた」などでセキュリティ面の課題を持たれているお客様が多くいらっしゃったのですが、前社の選択肢ではその課題にアプローチすることができなかったんです。

 

しかし、そんなとき、今でも主力商材として扱っている「MobiControl」を、POLがちょうど前社に紹介しに来ました。それが、POLとの出会いでした。

 

「MobiControl」は、まさに「業務用端末をなくしたとき/盗まれたとき、どうする?」という悩みに直接アプローチできる商材です。

 

POLはその時、今よりも規模の小さい会社だったのですが、私は当時そんな「MobiControl」という商材に強く惹かれて、自分もこの商材を売っていきたい/もっとお客様の課題解決のために挑戦していきたいという想いから、転職を決意しました。

 

2、POLに入社してから

そんな経緯で出会ったPOLに、2014年の4月に入社。私はこのとき新卒2年目だったので、「第二新卒」としての入社でした。

 

実は当初は営業として採用されたわけではなく、大学まで開発の経験を積んでいたことを買われて「営業以外もやってみない?」という提案をもらい、開発職の技術者として採用されました。

 

確かに希望の部署ではなかったのですが、自分の提案力を上げていくために 開発もやってみたい!と思っていたので、後ろ向きな気持ちはありませんでした。

(当時の上長だった、現開発部GMの江川さん)

 

入社後は、現在は開発部のGMをされている「江川(えかわ)さん」の下で、モバイルアプリの開発を行いました。

 

しかし、モバイルアプリの展示会に開発者として積極的に参加し、お客様と直に話して説明を行ったところ、提案力について高い評価をいただくことが多かったんです。

 

そういった実績が重なり、2015年に営業部に異動、夢だった「MobiControl」の販売に携わるようになりました。

 

それから長い間、「MobiControl」の営業として第一線でお仕事をさせていただきました。

 

実際の業務としては、大手SIerとの取引実績の拡大や、「MobiControl」を中心としたお客様へのコンサル業務など。

 

こうして「MobiControl」のプレイヤーとして長らく従事しましたが、2020年の4月に、念願だった自社製品の「amie」がリリースされ、より力を入れていきたいということで、

「amie」の専属マネージャーとして、営業プロジェクトの立ち上げに携わり、今に至ります。

 

(『amie』 展示会にて、セミナーを行う野澤さん)

 

3、POLは、ずばり、どんな会社ですか?

 

どんなところが好きで9年間続けてきたか、という話にもなりますが、私がPOLのカルチャーに対して感じていることが3つあります。

 

【POLの好きなところ】

① 意欲的な「やりたい」を実現できる

② ベンチャーに少ない「大企業と直接取引」

③ 「一緒に働きたくない」人がいない

 

 

① 意欲的な「やりたい」を実現できる

 

まず1つ目は、社風の部分。

 

すごく正直に言うと、私が入社してすぐの頃は「ザ・ベンチャー」という雰囲気だったので、「やらないものは去るべし」といった社風が確かにありました。

 

私は当時ギラギラしていたのでやりがいを持って続けてきましたが、しかし、モチベーションの低い人はなかなか馴染めずやりにくい環境だったと思います。

 

ーでも最近は、「こだわり」の浸透により”自分に自信がなくて、どう進めていいか分からない”という人であっても、意見が言いやすい環境になっています。

 

もともとあった「意欲があれば、いくらでも成長できる」という良い部分はそのままに、一部の人を排除してしまっていたカルチャーが消えて、社員皆が成長しながら楽しく働いていける環境が出来ていると思います。

 

そんなカルチャーのお陰で、社員同士がお互いに協力し合って「MobiControl」という事業もここまで大きくすることがでたんです。

直近で担当していた「amie」についても、そんな経験があるからこそ、皆「いける」という強い想いを共有しながら高い目標を協力して目指していくことができているのだと思います。

 

② ベンチャーに少ない「大企業と直接取引」

 

2つ目は、業務について。

私は「MobiControl」の営業として長らくお仕事をしてきましたが、配属された当初は大手の会社さんと直接やり取りをすることができなかったんです。

(ディストリビューターさんを経由してでないと販売ができなかった)

 

そういった部分がスピード感を遅くしていて課題だったので、POL最初の営業マンだった現GM・高木(たかぎ)さんと協力しながら、直接取引ができるように尽力してきました。

 

その甲斐あって、現在は取引先も増え、信用も上がって、POLのような規模感では珍しく【大企業との直接取引】が可能になったんです!!

 

POLには若手のメンバーが多いですが、若いうちから大手の企業さんと直接取引をする経験ができる環境はとても貴重で、そういったところも、POLの好きな部分ですね。

(大企業との直接取引に尽力した 現営業部GM:高木さん)

 

 

③ 「一緒に働きたくない」人がいない

 

最後は、環境を構成している人について。

 

もちろんどんな環境にも「合わないなあ」「苦手だなあ」という人はいると思います。

特に営業として様々な企業様と関わっていく中でも、色々な方がいらっしゃいました。中には、考えが凝り固まっている人や、人にきつく当たる人ももちろんいます。

 

でも、私はPOLで過ごした9年間の中で、「この人とは一緒に働きたくない」と思う人が全くいませんでした

 

これって、会社選びの中で一番大切にしなければならない部分じゃないかと思っています。

 

気持ちよく働けること。前向きに、「一緒にやろう」と言ってくれる人たちがいること。

そういう”柔軟性”のある人たちが集まることで、良い環境ができて、皆が伸び伸びと成長しながら働くことができます。

 

POLのこういうところは、私は自信をもって「良い」と言えるし、一番好きな部分ですね。

 

4、POLにおけるキャリアで得たもの

私の経験にフォーカスしてしまいますが、まず、確実に次に生きるのは、「サブスクリプションのストックビジネス」や「最先端の技術(モバイルやAIなど)」についての知識やノウハウです。

 

POLにいると、特にアンテナを張っていなくても「最先端」の情報がいくらでも入ってきます。

新しいものに興味があったり、いち早く流行をキャッチしていきたい人にとっては、刺激がいっぱいの良い環境だと思います。

 

あとは何よりも、自分が手を上げたことは色々やらせてもらえたので、「チャレンジして経験値を得る」流れを山ほど経験することができました。

 

今後のビジョンもクリアになりましたし、営業として、IT人材として、すごく幅広い視野を身に着けることが出来たと思います。

 

転職を考え始めた頃、今までお仕事などで繋がりのあった色んな方が「一緒に仕事しよう!」と声をかけてくれました。

自分で言うのも変ですが、POLはそういう人材を排出できる会社なんです。

 

POLで一生懸命キャリアを積んでいくことで、色々な会社からも求められるような人材になれる、何度も言っていますが、学ぶ姿勢を忘れなければ、誰もが本当にすごい速度で成長できる環境だと思います。

 

5、辞める理由

結論から言うと、「新たな領域に”今”チャレンジしたい」からです。

 

先程お話したように、POLにおいて様々な新しいことを学んで、それを提案していくという経験/基礎的な技術を身につけました。

 

将来的にはPOLも、もっと幅広い領域に進出する予定だと思いますが、現在の会社のフェーズとしては、やっぱり提案できるものの領域が限られています。

 

POLにおいて、やりたいことはまだまだいっぱいあるけれども、私は”今”もっと幅広く、多方面から、お客様の課題を解決する経験を積みたい。

 

具体的には、いわゆる”システムインテグレーション(=システムを用いたお客様の課題解決提案)”をやってみたいと思っています。

 

直近としては、自分のこだわってきた分野でもある「モバイル」を活用して、もっとお客様の利便性を高めるために、まずは知識を付けたいですね。

 

なぜこんなにチャレンジや成長をを求めていくかと言うと、私の軸として「日本の”失われた30年間”を取り戻したい!」という大きな野望があるからなんです。

 

日本のバブルがはじけてから30年間、ずっと日本の経済は低迷してしまっています。

私は、日本の「モノづくり」にもっと携わって、日本の経済を加速させていきたいなと考えています!

 

少し話が大きくなってしまいましたが、結論、「なぜ辞めるか」という部分で言えば、こういった自分の大切な”軸”を保ちながら、最短最速で理想を追い求めていくために、新たな領域に踏み出したかったからですね。

 

6、POLを志望されている方へのメッセージ

自分の「好き」「やりたい」を見つけられる職場だと思います。

 

最初はそういった想いがなくても、会社に入ってから、自分自身のやりたいことや、目指したいことを見つけて、やりがいを持って成長できるので、「誰よりも早く成長したい!」という方だけでなく、「POLの考え方に共感していて、一緒にやりたいことを見つけたい」という方にも、おすすめの環境です。

 

私は新たなステップのためにPOLを離れてしまうのですが、若くてやる気に溢れて、チャレンジを続ける皆様のご活躍を、今後も陰ながら楽しみにしております。

 

最後に

野澤さん、ありがとうございました!

 

本日は2023年3月末で退職予定の野澤さんにインタビューさせて頂きました。

 

野澤さんがご入社されてから実に9年間、POLで、バリバリとキャリアを積みながら会社を押し上げてきたご経験が詳細に伝わり、何だか私も想いがいっぱいになりました。

 

今回のインタビューは簡潔な記事にする予定だったのですが、熱が篭って、結局スーパーロングな記事になってしまいました💦すみません😭

 

また追って、内容を搔い摘んでまとめたものをインスタグラムにてupする予定なので、そちらもぜひ合わせて御覧ください🔥

 

野澤さんを始め、社歴の長い社員は、会社の変化を肌で感じてきたからこそ、「”今の”POLのここが好き」とハッキリと言ってくださいます。

 

あらためて、今のPOLの環境は、もとから当たり前にそうだったわけではなく、様々な人の努力の上で 少しずつ変わってきた結果でもあるということは、若手の社員や、これから入社される方であっても忘れないようにすることがとても大切だと感じました。

 

広報の中でも、こういった会社の歴史や、働く人の価値観が分かるような記事を、今後もっと積極的にupしていきたいと思います✨

 

では、最後に。

チャレンジ精神に溢れ常に前向き成長を追い求めていく「推進力」が素敵な野澤さんの、今後の更なるご活躍を心より祈念しております。

 

END.