LINE、Clova Homeの提供開始

LINEは4月9日、AIアシスタント「Clova WAVE」「Clova Friends」によるホームIoTサービス「Clova Home」の提供を開始しました。
今までのClova waveでも赤外線機能を使用してテレビのリモコンとして動作することはできました。

ですが、今回のサービスを使うと「照明消して」としゃべるとインターネットを通して遠隔地の照明を操作することが可能です。

同社は今後照明だけでなく様々なIoT家電と連携を進めていくとしています。

この機能を使えば家に着く前に暖房で部屋を暖めたり、お風呂を沸かしておいたりと多くの用途での応用が期待できます。今までも専用アプリをスマートフォンにダウロードすることで遠隔操作が可能なものはありましたが、LINEという身近なツールで利用できるのは他の競合製品にはない強みとなりそうです。

MobiControlではv14からIoTとしてlinux端末も管理が可能となります。また、API対応も可能ですので独自アプリケーションからアクションを呼び出すことも可能です。

将来的にはLINEなどSNSを介して「MobiControlなど業務ソリューションの設定変更を簡単に行える」そんな時代がすぐそこまで来ているように思います。

天気予報もインテリアに

QUANTUM、カマルクホールディングス、artless Inc.の3社が共同開発した「QM weather.(クムウェザー)」を発表しました。

スマートフォンアプリで地域を設定するだけで、自動的にインターネット上の天気予報を取得し、天気アイコンで表示します。 現在の天気は点灯、設定した時間帯の天気は点滅で表現し、気温は光の色で表現してくれるようです。

アイコンで表示することで、身支度中や外出する直前に一目で 確認し判断できるため、天気予報を細かくチェックする必要が なくなります。わずかな時間ではありますが、忙しい朝の時間に少し余裕ができるような気がします。

デザインは、「QM」・「artless」・「京源」・「Digital Habits」の4組のデザイナーがコラボレーションしています。それぞれの個性的な天気アイコンと、4種類のウッドカラーから選択可能なため、様々な空間に合わせることができます。さらに、法人向けに台座の ロゴ彫刻や、天気アイコンのカスタマイズデザインも対応可能となっているようです。

QM weather.は、7月20日から蔦谷書店、NU茶屋町で販売が開始され、価格は13,000円(税別)です。今後、KAMARQのECサイトなどで順次販売拡大予定となっています。

MVNOの競争を透明に

すっかりコモディティ化した「スマホ」や「タブレット」ですが、これらの普及は通信キャリア(MVO)の様々な努力の成果の表れです。

当たり前になってきた「スマホ」や「タブレット」の利用ですが、近頃では「通信料」が高いとみなされ、代替プランが多く出てきました。

これらの代替プランを提供しているのが「MVNO」(仮想移動体通信事業者)です。

通信キャリアから回線を借り受け、独自のプランを作って、中には「格安」な金額で通信を提供しています。

この「MVNO」は210社にも増えています(総務省調べ、2015年12月末時点)。

契約数も約1155万件で移動系通信の契約数全体の「7.2%」になっています(総務省調べ、2015年12月末時点)。

様々なMVNOが様々なサービスを展開していますが、通信キャリアが「競争の透明化」を求められ今の姿に落ち着いてきた様に、次の段階として、MVNOにも「競争の透明化」が課題となっています。

そこで、総務省は「通信速度」をキーワードとして、「競争の透明化」を図ろうとしています。

データ通信速度の進化は凄まじく、現在は受信時最大「375Mbps」となっていますが、3月以降は「682Mbps」の提供も始まります。

ただし、これらの数値は「理論値」であり、実効速度としては概ね53Mbps~91Mbps(NTTドコモ)となっている様です。

更に、通信回線を借り受けているMVNOでは、借り受け時の契約により、もっとバラツキが多い状況です。

この「バラツキ」を通信速度の「開示」によって明らかにし、「競争の透明化」につなげようとしています。

通信キャリアは総務省の要請により、全国1500箇所で通信速度を計測し、ホームページで公表していますが、同様な基準でMVNOにも要請を行う方向です(ただし、測定箇所は減数される見込)。

この要請で、実際の通信速度と提供する料金での比較が容易になり、質の向上にもつながると期待されています。

フルスピードを謳っていても、場所や時間によって「ほぼ繋がらない」といってもいい状況になるときもあるので、歓迎すべき施策です。

この取組は2017年度にも実施の見込です。

単純に「速度」といっても、面白い提供もあります。

京セラ子会社の京セラコミュニケーションシステム社は免許不要の920MHz帯を利用した通信事業を展開し、この通信速度が「100bps」です。

書き間違いではありません。

「100bps」です

色々な提供方法があるんだなぁ、と考えさせられます。

去りゆくFirefox OS

モバイルの世界ではGoogleの「Android OS」とAppleの「iOS」で圧倒的なシェアをとっています。

その中にあって、Web標準技術のHTML5をベースに完全にオープンなOSとして期待されていたMozilla Foundationの「Firefox OS」でしたが、2015年12月に開発停止の予告をしていました。

そして2016年、Mozillaからバージョン2.6を最後に開発の終了が「公式」に宣言されてしまいましたが、「IoT」向けには開発を継続的に進めていました。

「IoT」向けの流れでは、パナソニック社からFirefox OSを搭載した「スマートテレビ」が発売されてもいました。

しかし、この流れも長くは続かなかった様です。

Firefox OSを開発していた「Mozilla」はIoT向け「Firefox OS」の開発チームに解散を伝えたと記事にでました。

非常に意欲的なプロジェクトでしたが、スマートテレビを含めたIoT関連でも影響を与える事が出来ずに、OS市場から去っていきます。

世の中は「Mobile」から「IoT」へと領域を拡げる中で、第三極となるべく開発された「Firefox OS」でしたが、ことごとく壁に当たってしまったのでしょう。

残念な気がします。

ただ、ブラウザーが残っています(最近、重くなりがちですが・・・)。

ブラウザーの分野で、機敏な動作と快適な閲覧が実現される様望みます。

今年も1年、ありがとうございました

本日、2016年12月28日は弊社(ペネトレイト・オブ・リミット株式会社)の本年最終営業日となります。

本年はこのブログに207本の記事を掲載しました。

気になった記事はありましたでしょうか。

「モバイル」を軸に、執筆者が気になっているトピックを掲載していますが、「モバイル」を取り巻く環境も日々変化していて、SIMフリー端末の台頭があったり、VR(Virtual Reality)が流行りつつあったり・・・。

「モバイル」から「ウェアラブル」へのシフトが進むかと思いきや、スマートウォッチは失速気味だったり・・・。

OSをみてみると、AndroidやiOSのアップデートで魅力的な機能が追加された年でもありました。

思い返してみても、あっという間の一年でした。

2016年、どんな年でしたでしょうか(個人的にはWindows 10 Mobileのアップデートが来ましたが、もう少し使いやすいかと思ったのですが・・・)。

そして2017年、どんな年にしますか(個人的にはWindows 10 Mobileのアップデートでもっと使いやすくなってほしいですが・・・)。

来年、2017年は1月4日からの営業となります。

新たな年に、より「気になる」記事が出来上がればと思っています。

今年一年間、本当にありがとうございました。

さて来年、気になるトピックとしては「IoT」(Internet of Things)です。

「MobiControl」の便利な機能も、少しずつお伝えしていきたいと思います。

来年も引き続き、MobiControlとこのブログを宜しくお願い致します。

残念

アメリカ、オーストラリア、ニュージーランドから提供された「Pokémon GO」ですが、提供開始から様々な国に拡がっています。

しかし、何故か出身国である日本で提供されていませんでした。

日本向けには、十分なサーバーを構築できていないとしてサービス提供が遅れている状況でした。

しかし昨日(7/19)、7月20日に日本で展開されるらしいよとの報道があったため、浮ついた状況にもなっています。

またまた、しかし・・・。

明けて7月20日になっても状況は変わっていませんでした・・・。

ポケモンサイトでは「2016年サービス開始予定!」との文字のまま。

実はサービス開始予定は本当の様でしたが、リークがあったために、リスク回避により延期になった模様。

開発元CEOの話しでは「7月末までに提供したい」と発言があった様なので、もうしばらく待つことになりそうです。

最終的には世界200ヶ国(あれ?そんなにあるかな・・・)で提供されるとのことなので、地球規模で旋風が巻き起こりそうです。

「Pokémon GO」については、もう少し追っていきたいと思います。

Linux.Wifatchの脅威?

今やハッキングは日常茶飯事となっています。

Windowsの脆弱性を突いたものやAndroidの脆弱性を突いたものなどにハッキングされる可能性も高まっています。

OS提供者はこうした脆弱性を潰すために定期的にパッチも提供しています。

ハッキングはネットワークを介して行われるので、ネットワーク周りの脆弱性も問題となります。

ルーターの脆弱性を突いたハッキングも発生しました。

「Linux.Wifatch」というマルウェアが約1万台のルーターに感染し、ハッキングを行っていた様です。

2014年にはホームルーターの挙動がおかしいことから発見されていたこのマルウェアですが、今年の4月に更なる情報を得たアメリカ/Symantecはこのマルウェアに対する調査を行い、見解を報告しました。

ルーターに感染したマルウェアはIoT(Internet of Things)製品としてネットワークに接続される冷蔵庫や電子レンジなどの家電機器、スマートデスクやセキュリティ製品に接続されて、DDoS(distributed denial-of-service)攻撃に利用される可能性が出ていました。

ところが、実際の調査では感染したデバイスはP2P(Peer to Peer)ネットワークを確立し、インターネット上の脅威を軽減するためのアップデートを続け、むしろセキュリティを高める動きをしていました。

更に、外部からの侵入を遮断するだけでなく、「パスワードの変更」や「最新のファームウェアへのアップデート」を促すメッセージも表示されていた様です。

なんとも不思議なマルウェアです。

たまたま今回の様な振る舞いをしていますが、「侵入」して「実行」していることを考えると「善」とはいえません。

後日、「Linux.Wifatch」の作者とみられる人物が報告を出したSymantecのブログに説明を出してきました。

それによると、作成の意図は第一に「学習のため」、第二に「理解するため」、第三に「楽しむため」、そして第四として「セキュリティのため」と応えています。

また、「信用してもいいか?」という問には「はい」と回答し、「信用すべきか?」という問には「いいえ」と回答しています。

「問題ではないか?」との問には「telnetと幾つかのプロトコル、簡単なパスコード(我々は”password”を気に入っている)を利用しているだけだ」と回答しています(Linux.Wifatch doesn’t use elaborate backdoors or 0day exploits to hack devices. It basically just uses telnet and a few other protocols and tries a few really dumb or default passwords (our favourite is “password”).)

害はなくとも注意が必要です。

因みに攻撃対象国の割合をみると、中国(32%)、ブラジル(16%)、メキシコ(9%)、インド(9%)、ベトナム(7%)と新興国が多いことから、これら新興国のセキュリティ対策が甘いことが浮き彫りになっています。