デバイス / OS

業務用途のスマートウォッチ

2018-05-08

最近ではお客様から「スマートウォッチの管理がMobiControlでできないか」といったお問合せも増えています。
業務用途でのスマートウォッチの可能性を、各ハードメーカーや企業が模索しており、すでに実用化も進んできているのを肌で感じています。

今では馴染みも多いGoogleの提供する「Android Wear」ですが、発表されたのは2014年6月と今から4年も前となります。
そこから時計メーカーやAndroidのスマートフォンなど販売する各メーカーが、様々なスマートウォッチを販売してきています。

また、「Android Wear」のOS名はGoogleが今年の3月15日(現地時間)に新たな名称へと変更しました。
新名称は「Wear OS by Google」となりますが、日本ではまだまだ馴染みは薄いかなと感じます。

「Wear OS by Google」に名称が代わっても大きな仕様変更はありませんでした。
しかし、Googleが5月3日(現地時間)に発表した「Googleアシスタント」の新機能を見ると、このためにも名称を変えてきたのかと考えさせられます。

「Googleアシスタント」でできることは、アクションをサポートする機能となり、スマートウォッチに対してスマートホーム端末の操作やサードパーティ製のシステムにアクションを実行できるようになります。
スマートフォンで行っていたような作業がスマートウォッチ単体でできることにより、常に身につけているコントローラーとして利用が可能となります。

声だけで利用できるスマートスピーカーだと家の外では利用が難しいため、常に肌身離さず持たれるスマートウォッチならではの活用が想像できます。

また音声での質問や、音声での回答が行えるようになり、ハンズフリーでの操作が実現しています。

この「Googleアシスタント」の機能により、業務用途では今までのハードからスマートウォッチに切り替わる可能性が高まってきました。
倉庫業ではハンズフリーで利用できる音声での棚卸しや作業ガイダンス、場所や移動速度に合わせて設定変更や緊急連絡を行うなど、様々な活用が想定されます。

実際にカシオ計算機社の提供されるスマートウォッチは岡山県警が実用を開始するなど、用途も多いに広がってきています。

より効率的に業務を進めるためにも、業務用途でのスマートウォッチの活用シーンは、今後益々増えて行くと感じています。

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