今年も1年、ありがとうございました

本日、2016年12月28日は弊社(ペネトレイト・オブ・リミット株式会社)の本年最終営業日となります。

本年はこのブログに207本の記事を掲載しました。

気になった記事はありましたでしょうか。

「モバイル」を軸に、執筆者が気になっているトピックを掲載していますが、「モバイル」を取り巻く環境も日々変化していて、SIMフリー端末の台頭があったり、VR(Virtual Reality)が流行りつつあったり・・・。

「モバイル」から「ウェアラブル」へのシフトが進むかと思いきや、スマートウォッチは失速気味だったり・・・。

OSをみてみると、AndroidやiOSのアップデートで魅力的な機能が追加された年でもありました。

思い返してみても、あっという間の一年でした。

2016年、どんな年でしたでしょうか(個人的にはWindows 10 Mobileのアップデートが来ましたが、もう少し使いやすいかと思ったのですが・・・)。

そして2017年、どんな年にしますか(個人的にはWindows 10 Mobileのアップデートでもっと使いやすくなってほしいですが・・・)。

来年、2017年は1月4日からの営業となります。

新たな年に、より「気になる」記事が出来上がればと思っています。

今年一年間、本当にありがとうございました。

さて来年、気になるトピックとしては「IoT」(Internet of Things)です。

「MobiControl」の便利な機能も、少しずつお伝えしていきたいと思います。

来年も引き続き、MobiControlとこのブログを宜しくお願い致します。

次は折りたたみ?

フィーチャーフォン(ガラケー)の歴史を振り返ると大きな弁当箱様から始まり、やがて「手に持てる」ストレート端末になり、画面の大型化で折りたたみ式端末へと流行のカタチを変えてきました。

スマホも登場当初はディスプレイサイズが小さいフラット型からディスプレイサイズが大きくなり、大きい方では「タブレット」という分野が登場し、さらにタブレットとスマホを埋めるサイズとして「ファブレット」という分野が登場しました。

現在のフラット型(ストレート端末)から、更なる変化が見られるでしょうか。

韓国/Samsung社は以前から、スマホの「次のカタチ」を考えていました。

2012年、中国市場向けに「W2013」という端末を発表しています。

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この端末は二つ折りガラケーのカタチを踏襲しながら、前後にディスプレイを配した「デュアルディスプレイ」になっていて、富裕層を狙った端末でした。

以降、中国富裕層向けにシリーズを進化させ「W2014」「W2015」「W2016」「W2017」と毎年端末をリリースしています。

最新の「W2017」はCPUが「Snapdragon 820」で4GBのメモリに64GBのストレージを有し、microSDにも対応しています。

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シリーズの特徴となるディスプレイは両面とも4.2インチのフルHD(1920pix × 1080pix)。

この端末も富裕層をターゲットとしており、市井で販売されているハイエンド端末より、更に高額になる模様です。

この「折りたたみ」、これから来そうです。

本当に折りたためるディスプレイは韓国/LG社が開発していますが、これを目当てに「Microsoft」「Google」「Apple」がアプローチしている様です。

ガラケーの折りたたみの様なカタチではなく、タブレットを折り畳んだ様になると考えられます。

ともかく、どんな端末が出て来るか、楽しみに待ちたいと思います。

あぁ、残念

使ってますか?

「スマートウォッチ」。

このブログでも何回か取り上げている「スマートウォッチ」ですが、どうも盛り上がりに欠けている様で、と思っていたら出荷数事態も減少傾向の様です。

スマートウォッチの5大ブランド(メーカー)は「Apple」「Germin」「Samsung」「Lenovo」「Pebble」ですが、トップを走る「Apple」のシェアは「41.3%」。

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Data by IDC

その「Apple」も2015年の390万台出荷から、2016年には110万台出荷と前年比「-71.6%」となっています。

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もっとも、「Apple」自体のシェアが随分と下がっている様ですが、全体的にみても2015年の「560万台出荷」から2016年の「270万台出荷」へと半分以上減っています。

当初利用していても、最近は利用しなくなってしまう場合もあるかもしれません。

また、スマートフォンやタブレットに比べ、端末価格が高めだったり、バッテリーの持ちが・・・の部分で購入、利用に進まなくなってしまっているのかもしれません。

ただ、スマートフォンやタブレットが割と最近になって、コストパフォマンスの高い製品が出て来る様になって、低廉な価格で購入できる様になった事を考えるとスマートウォッチも今後同様な道を進むのでしょうか。

ところで、5大スマートウォッチブランド(メーカー)に入っている「Pebble」ですが、プラスチック筐体の軽快なスマートウォッチ「Pebble」やより時計らしさとスマートウォッチらしさが増した「Pebble Time」が有名です。

両方とも「出来の良さ」で人気がでましたが、制作にあたりクラウドファンディングで出資を募ってスタートアップしています。

後継機「Pebble Time 2」もクラウドファンディングで出資を募り、目標額の「5倍」を集めていました。

ところが、「Pebble」は活動量計メーカーの「Fitbit」に買収されました。

当然、クラウドファンディングでのプロジェクトは「中止」となり、出資者に今回の件で連絡が入っている様です。

「Pebble Time 2」の出荷(発送)直前の時期だっただけに、楽しみにしていた出資者は落胆しています。

「Pebble」を買収した「Fitbit」ですが、Pebbleが持っていたノウハウをどう活かして、新たなデバイスを披露するのでしょうか。

「Pebble Time 2」がなくなった今、少し注意したいと思います。

ランサムウェアの脅威

マルウェアの脅威でも、このところは「ランサムウェア」による脅威が増しています。

「ランサムウェア」とはPC、モバイルデバイスを暗号化やロックしてしまい、解除に対する「ランサム」(身代金)を要求する「マルウェア」です。

厄介なのは、身代金を払ったとしても解除される保証がなく、場合によっては身代金の支払いばかり続いてしまうこともあります。

世界的な拡がりと同様に、日本でも拡大しています。

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出典:トレンドマイクロ社

2015年第3四半期では「法人:340」「個人:1,060」「合計:1,400」のランサムウェア検出台数だったのが、2016年第3四半期には「法人:7,900」「個人:26,300」「合計:34,200」と前年同期比で「24.4倍」にもなっています。

流入経路はメールによる添付を開いてしまうケースが一番多く、次いでWeb経由での拡散になります。

業務利用しているPCやシステムがやられてしまうと影響と被害は甚大です。

さらに、「モバイルデバイスへの脅威」も見えてきました。

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上のグラフは同じくトレンドマイクロ社の資料で、過去1年間(2015年9月~2016年8月)におけるモバイル向けランサムウェアの検出数推移を表しています。

2016年8月時点では、全世界で「193,000件」が検出されました。

ただモバイルデバイス向けのランサムウェアでは、内部の暗号化ではなく「ロック」を利用した攻撃がほとんどで、外部からの暗号化が難しいためだと考えられています。

端末の初期化により排除することが可能ですが、再設定を思うとやはり「考えもの」になります。

「ランサムウェア」をはじめとした「マルウェア」への対策は「事前」が肝要です。

・JailBroken(脱獄)やルート化は行わない
・公式のマーケットのみの利用とする
・アプリの評価や開発元の評判をしっかりチェックする
・セキュリティアプリを導入する
・インストールの際は「権限」(何にアクセスするのか)をしっかりと確認する
・メールやSNSのリンク、添付を安易に開かない

これらをしっかりと実行して、セキュアな端末に保ちたいものです。

ランサムウェアを含めた「マルウェアの脅威」については今後も追っていきたいと思います。

MobiControlではAndroid端末向けにウェブフィルタリング機能やマルウェア対策機能、iOS端末向けにウェブフィルタリング機能を提供しています。

日頃の「事前」対策とともに、上記も含めたMobiControlの機能をフル活用することで、業務利用するモバイルデバイスのセキュリティは一層強化されます。

MobiControlでの『セキュリティ対策』については

support@pol-japan.co.jp

までお問い合わせ下さい。

iOS10.2リリース

12月13日、Apple社は新しいiOSとして「iOS10.2」をリリースしました。

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今回のアップデートは「テレビ(TV)」「絵文字」「写真」「メッセージ」「ミュージック」「News」「メール」「アクセシビリティ」の項目で追加や修正が行われています。

また、「その他の改善および修正」として
●カーテン/ブラインド、人の検知、動き、ドア/窓、煙、一酸化炭素、水漏れセンサーなどを含むHomeKitアクセサリ用の通知のサポートを追加
●HomeKitアクセサリ用のファームウェア・アップデートがある時の通知のサポートを追加
●他社製のアクセサリとのBluetoothのパフォーマンスおよび接続を改善
●FaceTimeに参加している人がぼやけて見える問題を修正
●FaceTime通話で、縦横比および画面の向きが間違って見える問題を修正
●Visual Voicemailの再生を完了できない問題を修正
●Safariのリーダーで、記事が空白のページで開いてしまう問題を修正
●Safariのリーディングリストで記事を既読にすると、Safariが予期せず終了してしまう問題を修正
の追加や修正が行われています。

「iOS 10」になってから、「シャッター音が(必要以上に)大きくなった」という残念なお知らせがありましたが、スクリーンショット時のシャッター音は「サイレントモード」で「無音」になり、ちょっと嬉しい修正かもしれません。

このアップデートで重要な修正は「ロック画面から簡単に端末アクセスが可能となる」脆弱性に対応しています。

いつもの様にOSのバージョンアップは様々な情報を収集した上で、慎重に行った方が宜しい様です。

Galaxy Note 7の終焉

Samsung社の「Galaxy Note 7」は至る所で発火・爆発騒ぎとなり、対策を取りましたが、対策品でも発火・爆発があったため対策品の交換と販売を中止しました。

他のGalaxy製品でも同様な事故が発生しているため、心配です。

ともかく、Galaxy Note 7に関しては「他の製品への交換」も進めて利用回避を進めてきましたが、未だに35万台ほどが未回収の状態とか。

そこで、「使わせない」アップデートを行う様です。

従来でも「65%以上」充電できない様にするアップデートがありましたが、12月15日以降、ヨーロッパでは「30%以上」充電できない様にアップデートを行います。

また、更に厳しい状況のアメリカでは完全に充電できなくするアップデートを実施とのこと。

つまり、「文鎮化」ですね。

これらのアップデートにより、端末の回収をより強力に進めていく様です。

日本での発売はありませんでしたが、Galaxy Note 7を使いたいがために輸入版を購入したユーザーもいるかと思います。

爆弾を抱えている様なものですから、早く手放した方が宜しいかと。

怖い話です。

他にも影響?

何かとざわついているSamsung社ですが、8月に発売された「Galaxy Note 7」は間もなく、爆発という事例を作ってしまい、35件で発火するという同様な事象が発生し、結局は「生産打ち切り」という事態になっています。

ところが、「Galaxy Note 7」だけではなかった様です。

日本でも販売されている「Galaxy S7 edge」でも発火事故があった模様。

ネタ元によると、「Galaxy Note 7」を使っていたユーザーがSamsung社の交換プログラムに基づき、「Galaxy S7 edge」へ交換後、充電中に発火、爆発となったとのこと。

その他、アメリカ/オハイオ州でも「Galaxy S7 edge」の爆発事故があり、ユーザーは重度のやけどを負った様です。

更に、今度は新たに飛行機内での発火騒ぎもありました。

パラオから台湾へ向かう予定の台湾の航空会社中華航空の機内で「Galaxy S6」シリーズが発火、爆発したとのこと。

フィリピン/マニラ付近上空でのことでしたが、幸いに客室乗務員が氷のバケツに入れて冷却、鎮火させたとのことで、大事には至らなかった模様。

飛行機は無事に台湾/桃園国際航空に到着し、けが人はないとのこと。

場合によっては大惨事になりかねない事態だっただけに、客室乗務員の機転が賞賛されます。

「Galaxy Note 7」の発火、爆発の件でSamsung端末がクローズアップされている様で、同社の他端末での事故が相次いで出てきています。

そんなSamsung社は次の端末として来年に「Galaxy S8」のリリースを予定しているとbloombergは伝えています。

デザインやスペックはまだまだ噂レベルのものしか出ていませんが、来年(2017年)2月にスペイン/バルセロナで開催される「MWC 2017」(Mobile World Congress 2017)で発表されることが濃厚です。

何れにせよ、安全な端末であって欲しいと願います。

Android OSアップデート

8月にリリースとなったAndroid OS 7.0(Nougat)ですが、2画面構成でのマルチタスク機能、ホーム画面上部から引き出す「クイック設定」の柔軟性向上、省電力モード「Doze」の機能改善、データ通信の節約につながる「Data Saver」やファイルベースの暗号化などのセキュリティ対策が盛り込まれました。

10月には「7.1」がリリース。

「7.1」ではシステムアップデートのバックグラウンドでのインストールやVRプラットフォームである「Google Daydream」のサポートなどが追加されました。

そして、12月5日(米国時間)、最新版となる「7.1.1」がリリースされました。

このバージョンには40個以上の脆弱性に対するパッチが含まれます。

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機能面では、iPhoneの3D Touchに似た機能としてクイックアクションが追加され、ホームに配置されたアプリをロングタップすることにより、アプリ内の機能を簡単に呼び出すことを可能にしました。

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絵文字も刷新し、様々な職業が追加され、表現力が高まりました。

Google Messenger、AlloやHangoutなどの対応アプリでアニメーションGIFも挿入可能となっています。

なお、現時点でこのバージョンに対応している主な端末は「Nexus 5x」「Nexus 6」「Nexus 6P」「Nexus 9」「Pixel」「Pixel XL」などのGoogleリファレンス端末となっています。

除々に対応機種が増えてくることかと思いますが、アップデートを行う際は情報収集などして注意下さい。

ただ、Android端末は何かあっても戻すことが可能なので、ちょっと安心ですが。

BYODじゃなくても

iOSの端末メーカーは1社、Androidの端末メーカーは(かなり)多数あります。

なので、モバイル向けOSのシェアではAndroidが占めている状況です。

japan
例えば、大手通信キャリアから販売されているので、iOS端末の売れ行きが多いといわれている日本でもiOSのシェアは「37.4%」で、Android OSが「61.7%」です。

北米ではどうでしょうか。

usa
アメリカではiOSが「34.2%」で、Android OSが「63.4%」と日本とそんなに変わりがありません。

ヨーロッパは?

germany
ドイツをみると、iOSが「15.0%」で、Android OSが「81.1%」と随分と差が開いています。

france
フランスはというと、iOSが「19.9%」で、Android OSが「74.2%」とドイツと同じ様な状況です。

gb
イギリスはiOSが「40.6%」で、Android OSが「55.7%」と拮抗に近くなっていて、日本やアメリカよりもiOS端末の割合が多いです。

主要国でみてもAndroid OSが多いのが分かります。

ところで、最近耳にする言葉で「BYOD」があります。

Bring Your Own Deviceの略で、プライベートで利用している端末を業務に持ち込み利用することを想定した言葉です。

個人端末を業務に用いることはなかなか大変なことですが、Androidでは「Android for Work」という仕組みでBYODに応えようとしています。

Android for Work自体はAndroid OS 5.0(Lollipop)から対応しているのですが、より強力な管理を考えると「6.0」(Marshmallow)以降の端末が必要になります。

「6.0」(Marshmallow)以降の端末では「Device Owner Mode」という機能が利用できます。

MobiControlでは、このDevice Owner Modeに対応し、BYODとしてAndroid for Workを利用しなくても、企業が配布した端末でも今までのAndroid端末以上の制御を可能としました。

「MobiControl」ではAndroid PlusというAndroid端末を強力に管理、制御する技術がありますが、GoogleのAndroid for Work技術を利用すれば、Android Plusに次ぐ管理、制御が可能になります。

multi

例えば、マルチユーザーアカウントを作成させたくない、という場合でもMobiControlでは簡単に制限が可能です。

MobiControlでの『Android for Work連携』については

support@pol-japan.co.jp

までお問い合わせ下さい。

バッテリー問題から開放

スマホの筐体が大型化するのに伴い、バッテリー容量も大きいものが載る様になりました。

「ファブレット」というカテゴリーの端末も出てきて、連続使用時間も伸びています。

ただ、同時にリッチなコンテンツのゲームも増えてきたので、ヘビーユーザーは大型化した端末筐体とバッテリーでも足らずに、モバイルバッテリーを持ち歩くこともに多いかと思います。

7月にリリースされた「Pokémon GO」(まだ続いていますか?)も、みるみるバッテリーが減っていきます。

こんな悩みが解決しそうです。

米国/セントラルフロリダ大学の研究チームは従来のバッテリー技術を大幅に向上させる技術の開発に成功した様です。

supercell

この技術を利用すると、スマホの充電は「数秒」で完了し、放充電も「30,000回」以上可能になるとのこと。

supercapacitors
Photo by ACS Publications

これらの成果は電気二重層コンデンサという「スーパーキャパシタ」で、電子の高速移動と高エネルギー密度を実現したとのこと。

従来のスマホ向けバッテリーでは、放充電回数が1,000回程度で充電時間も満充電まで「時間」単位で掛かっていることを考えると素晴らしいです。

先日に某スマホでバッテリーの発火事故などがあったので、制御系はどうなのか心配な部分もあります。

ともかく、本格的な展開はこれからとなる様ですが、スマホのバッテリーだけでなく、バッテリーを必要とする様々なデバイスにも活用されていくでしょうか。

何年後に実用化されるか、楽しみに待ちたいと思います。