アプリ・カタログルール

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アプリカタログ・ルールを設定した後に、チェックインした端末には「App Catalog」のアイコンが表示されます。
これをタップすると、右のようなアプリのカタログが端末に表示されます。
端末ユーザは、 この中からアプリを選んでタップします。
タップしたアプリがダウンロードされインストールされます。

アプリカタログ・ルールを編集し、アプリを追加すれば、右図のアプリも増えます。

実際の運用は、端末ユーザによるこのような操作を待たずに、サイレント・インストールを実施します。 サイレント・インストールとは、端末ユーザの知らないうちに、業務アプリをインストールしたり、バージョンアップすることです。

Appストア・アプリの業務への展開には、多くの知るべきことがあります。
このページには、その多くの分野を記してありますので、お時間があるときに、 じっくりと、お読みください

1. アプリカタログ・ルール作成の前に知っておくこと

1-1. 3種類に大別されるアプリ

(図1a)

アプリカタログ・ルールのダイアログ画面で、「追加」をプルダウンをすると、3種類のアプリが大別表示されます。
ダウンロード元サーバや、アプリ利用権の所属先で、更に細かく分類されます。(表1-1)を参照ください。

(表1-1)

ダウンロード元
設定画面アプリは
公開か
非公開か
ダウンロード
可能端末
エンタープライズ アプリ
(社内開発または
外注で開発。社外には非公開。)
ダウンロード元サーバ

MobiControlサーバ3-1を参照非公開MobiControlに
登録した端末
社内のダウンロード用サーバ3-2を参照
App Storeアプリ
(公開されているアプリ)
アプリ利用権の所属先

フリー(非VPP)3-3を参照公開全てのApple端末
VPPデバイスベース3-4を参照
VPPユーザーベース
VPP B2Bアプリ
サーバはApp Store
開発元との契約が ある
企業向けアプリ
3-5を参照非公開開発元との契約が
ある企業の端末

1-2. App Storeアプリは、なるべくVPPアプリにする

(表1-1)で、水色でマーキングしたアプリは、VPPアプリと呼びます。 VPP(Volume Purchase Program)は、一括購入割引制度のことで、有償アプリを企業/団体でまとめ買いをして 割引を受ける制度です。有償のVPPアプリをダウンロードしても、端末ユーザのApple IDには課金されず、企業/団体に まとめて請求されます。

サイレントインストールを実現するために、App Storeアプリは、それが無償でも、なるべくVPPアプリとして設定します。
App StoreアプリをVPPアプリとするためには、VPPトークンをMobiControlサーバに アップロードしておく必要があります。 詳しくは、「VPPトークンの入手と配付」を参照ください。
また、このような手配をする権限者として、AppleからABM(Apple Business Manager)担当者アカウントを取得しておく必要があります。 詳しくは、「Apple Business Manager担当者アカウントの取得」を参照ください。
ちょっと面倒ですが、社内のApple製品を管理するためには、必須の作業ですので、是非実行ください。

1-3. デバイスベースとユーザーベース

VPPアプリの利用権の所属先に関しては、「デバイスベース」と「ユーザーベース」があります。
  • デバイスベース
    VPPアプリの利用権はデバイスに所属。デバイスの利用者が変わり、異なるApple IDのユーザが使っても、そのアプリを継続使用できる。
  • ユーザーベース
    VPPアプリの利用権はApple IDに所属。「iPhoneを探す」で、デバイスを削除して、他のデバイスに乗り換えても、同じApple IDである限りは、アプリの継続使用ができる。
APP Storeのアプリは、(表1-2)のように5種類に分けられます。どのアプリをアプリカタログに掲出するか事前に決めておく必要があります。

(表1-2)


有料アプリ
料金負担は?

APPストア
アプリ
非VPPアプリ個人負担 (1)
ユーザーベース
VPPアプリ会社負担(2)
デバイスベース
(3)
ユーザーベース
VPP B2B アプリ(4)
デバイスベース
(5)
ユーザーベース
デバイス・ベースのアプリを適用するには、端末のOSがiOS9以上であることが必要です。
(表1-2)の (3)または(5)のアプリダウンロードに備えて、 料金を会社負担にできる権利を持つApple IDとして、端末ユーザのApple IDをAppleに登録する必要があります。
その登録手続きを、以下説明します。
次の「ユーザーベースのApple IDのAppleへの登録」をクリックしてください。

ユーザーベースのApple IDのAppleへの登録

  • 会社支給端末の場合は、会社のメールアドレスをApple IDとするApple IDアカウントを予め作成しておきます。
    端末をMobiControlに登録してから最初に、(表1-2)の (3)または(5)のアプリを、ダウンロードしようとすると (図1b)がポップアップします。
    (図1b) (図1c)
    「続ける」をタップすると、(図1c)が表示されます。 「閉じる」をタップすると、(図1d)が表示されます。

    (図1d) (図1e)
    既にApple IDを保有していれば、「既存のApple IDを使用」をタップします。 Apple IDとそのパスワードを入力し、Sign Inをタップします。ブラウザが起動し(図1f)が表示されます。

    (図1f)Appleの利用規約です。一読してから「Agree」をタップします。利用規約を保存しておきたいときは、「Send by Email」をタップします。

    (図1g) (図1h)
    「Agree」をタップします。 「OK」をタップします。これで、(図1e)で入力したApple IDでダウンロードするVPPアプリの費用は、会社負担となります。

    最初のVPPアプリのダウンロードで、上記のようにApple IDの登録をすると、 2番目以降のVPPアプリをダウンロードする際には、(図1b)のポップアップは現れません。
    監視モード端末の場合は、サイレント・インストールとなります。

1-4. 端末でのポップアップとサイレントインストール

端末は、チェックインをすると、アプリカタログと照合し、インストールしてない アプリがあるかどうかを把握します。インストールしてないアプリがあると、端末画面にポップアップを表示することがあります。
「インストールプロンプト」と「Apple IDとパスワードの入力要求」の両方、または片方がポップアップします。
(図1i)インストールプロンプト
(図1j) Apple ID とパスワードの入力要求
当該端末でApple IDの入力をしたことがない場合当該端末でApple IDの入力をしたことがある場合
どちらのポップアップも表示されないときは、サイレント・インストールがされます。 端末ユーザの知らないうちにアプリがインストールされ、バージョンアップされます。

(表1-3)は、どのようなケースで、どのポップアップがでるかを示しています。
Pは、インストールプロンプト、 Aは、Apple ID とパスワード入力が要求されるポップアップです。
どちらのポップアップもでない場合は、サイレント・インストールがされます。
「監視モード端末」と「非監視モード端末」は、端末のセットアップの方法による区別です。 どちらのモードでセットアップするかのガイダンスは、「Apple製品の設定」を参照ください。

(表1-3)

監視モード端末非監視モード端末
エンタープライズ アプリ
Appストア 非VPPアプリ
A P A
App ストア VPPアプリ
B2B VPP アプリ
ユーザーベース
P
(注)初回だけ(図1b)がポップアップ
デバイスベース
P

(表1-3)は、配信オプションが「必須」の場合です。

および のケースでは、サイレントインストールがされます。
  • 「監視モード端末」は、会社支給端末を想定しているので、端末ユーザにインストールの許可プロンプトを表示しません。
  • 「非監視モード端末」は、私物端末に業務アプリを配布することを想定しているので、 インストールの許可を求めるプロンプトが表示されます。
(注) 但し、 のケースでは、当該端末のアプリカタログで、初めてVPPアプリをダウンロードしようとすると、(図1b)がポップアップします。 以下、(図1h)までの手順で、Apple IDをVPPの対象となるユーザとしてAppleに登録します。
そして、2回目のVPPアプリからは、の場合でも、 サイレントインストールされます。

「監視モード端末」に、アプリカタログ・ルールで配布し、インストールしたアプリは、端末ユーザの操作ではアンインストールが できないようにできます。詳しくは、「端末機能とコンテンツの制限」を参照ください。 「アプリの削除禁止」の項にチェックを入れます。

1-5. アプリのバージョンアップのサイレントインストール

バージョンアップされたアプリがダウンロードされると、端末にポップアップ表示される場合もあれば、サイレントインストール される場合もあります。 どのようなケースでポップアップがでるかを (表1-4)で示します。
Appストアのアプリでも、Apple ID とパスワード入力要求ポップアップがでなくなります。当該アプリとApple IDとが 初回インストールの時に紐づいているからです。

(表1-4)
アプリのバージョンアップでのサイレントインストレーションまたはポップアップ

監視モード端末非監視モード端末
エンタープライズ アプリ
Appストア 非VPPアプリ
P
App ストア VPPアプリ
B2B VPP アプリ
ユーザーベース
P
デバイスベース
P

(表1-4)は、配信オプションが「必須」の場合です。

でのバージョンアップは、端末ユーザが知らないうちに実行されます。 非監視モード端末は、私物端末を想定するので、必ずバージョンアップの許可を端末ユーザに求めます。

1-6. アプリのバージョンアップの制御

Appストアで、アプリがバージョンアップされることがあります。 次の2つの選択ができます。
  1. 自動
    端末にAppストアにアクセスし、新しいバージョンのダウンロードと(サイレント)インストールをさせます。 これは、MobiControlサーバが、Appストアでのバージョンアップを検知した後の最初のチェックインの時に実行させます。
  2. 規制
    Appストアで、アプリがバージョンアップされても、端末にはバージョンアップさせません。
    コンソール管理者が、「Push App Update」のボタンを押すと、端末でのアプリのバージョンアップが始まります。
以上の選択は、アプリ毎に設定します。詳しくは、3-6.アプリ毎の「詳細設定」を参照ください。
MobiControlサーバは、24時間に1回、Appストアにアクセスし、アプリがバージョンアップされているかどうかをチェックします。 従って、a.の場合でも、バージョンアップの実行は、最大24時間遅れます。

1-7. 「推奨」か「必須」か

各アプリの配信オプションとして「推奨」か「必須」かを選択できます。
「推奨」を選択すると、端末に「インストール」プロンプトが表示され、サイレント・インストールはされません。 端末がMobiControlサーバにチェックインする毎に、このプロンプトが表示されます。 何回表示するかを指定します。
(図1L)

(表1-5)


(表1-3)(表1-4)で、の場合 (表1-3)(表1-4)で、 の場合
推奨指定回数のプロンプトが表示された後に、 サイレント・インストールがされる 指定回数のプロンプトが表示される。端末ユーザが対応しなければ、インストールされない。
必須プロンプトの表示をしないで、サイレント・インストールされる 端末ユーザが対応するまで、チェックインの毎に、プロンプトが表示される。
アプリカタログ・ルールの作成の前に知っておくべきことは、以上です。
それでは、アプリカタログ・ルールの作成を始めます。

2. アプリ・カタログ・ルール名の入力

(図2a) (図2a)のiOS端末のルールの一覧を表示するには、 iOS端末に対するルールの作成を参照ください。
ここで、「アプリ・カタログ」を右クリックすると、「アプリカタログ・ルールの作成」という文字列が現れます。 これをクリックすると、(図2b)の設定ダイアログがポップアップします。

(図2b)

赤い背景色の部分に、ルール内容を連想しやすいルール名を入力します。
アプリやアプリ・カタログは、配付する部門別に異なる可能性があります。従って、多くのアプリ・カタログを作成することになります。

(図2c)

(図2c)のサンプルのように、ルールの種類がアプリ・カタログであることと、対象部門((図2b)では東京本社)が連想できるような名前を付けます。
「次へ」のボタンを押します。

3. アプリ・リスト

(図3a)のようなアプリリスト画面が現れます。この画面に登録(追加)するアプリがアプリ・カタログに反映されます。 アプリカタログ・ルールの作成の主な作業は、(図3a)にアプリを登録することです。

(図3a)


アプリを登録(追加)した例が、(図3b)です。

(図3b)


アプリカタログ・ルールの作成の主目的は、(図3b)の作成です。 (図3b)から下記を理解できます。
  • エンタープライズアプリとApp Storeアプリと二段表示になっている。
    (これ以外に、「VPP B2B」が追加される場合もあります)
  • アプリの配信オプションに「推奨」と「必須」がある。
  • ライセンス・タイプに、「フリー」、「VPP(ユーザーベース)」、「VPP(デバイスベース)」があること
    (「フリー」は、非VPPアプリを指します)
  • VPPの購入には「アカウント名」を付して管理されること。
    VPPトークンの入手」 のページ(図17)のダイアログの「説明」欄に入力した文字列が、ここでいうアカウント名です。 この時、MobiControlサーバにVPPトークンをアップロードしましたが、そのVPPトークンに購入者側が名付けた名前が、アカウント名です。
  • 対象となるデバイスのモデルとして、「iPhoneのみ」、「iPadのみ」、「全て(iPhoneとiPad)」があること
下記のをクリックください。
説明を開いた状態
説明を閉じた状態

3.1. 3.2. エンタープライズ・アプリ

  • (図3sub)
    (図3a)または(図3b)で、「追加」ボタンを押すと、 左の(図3sub)のようなプルダウンメニューが表示されます。
    ここで、 エンタープライズ アプリを選択すると、(図3-1)が現れます。

    3.1 MobiControlサーバをダウンロード元としてエンタープライズアプリを配布

    (図3-1)

    • 「IPAファイルをインポート」にチェックを入れ、「参照」ボタンを押すと、エクスプロラーが現れます。
    • 配付するべきアプリファイルのあるフォルダに移って、 該当するアプリを選択します。これが、インポート(MobiControlサーバにアップロード)されます。
    • 画像部分をダブルクリックすると、エクスプロラーが現れます。 当該アプリのアイコンとするべき画像ファイルを選択します。
    (図3-1b)は、入力例です。

    (図3-1b)


    (図3-1b)で「OK」ボタンを押すと、(図3-1b)のアプリが、(図3b)に反映されます。

    3.2 イントラネットサーバをダウンロード元としてエンタープライズアプリを配布

    (図3-1)で「専用アプリのダウンロード元」にチェックを入れると、(図3-2)のようになります。

    (図3-2)

    • ダウンロード元サーバのURLを入力します
    • 画像部分をダブルクリックすると、エクスプロラーが現れます。当該アプリのアイコンとするべき画像ファイルを選択します。

    (図3-2)で「OK」ボタンを押すと、(図3-2)のアプリが、(図3b)に反映されます。
    エンタープライズ・アプリは、右図のように、端末画面では、カスタムアプリとして、表示されます。

サイレント・インストールはできません

3-3. App Storeアプリ-非VPP

  • (図3sub)
    (図3a)または(図3b)で、「追加」ボタンを押すと、 左の(図3sub)のようなプルダウンメニューが表示されます。
    ここで、 App Store アプリを選択すると、(図3-3a)が現れます。

    (図3-3a)

    国名を選択し、赤い背景色の「検索定義」の欄に探したいアプリの文字列の一部やジャンルを入力してから、「検索」をクリックします。 検索結果として、(図3-3b)のようなアプリ候補の一覧がポップアップ表示されます。

    (図3-3b)

    この中から、端末にインストールさせるアプリを選択し、「OK」ボタンを押します。
    選択したアプリの詳細が (図3-3b)に書き込まれ、(図3-3c)のように表示されます。

    (図3-3c)

    (図3-3c)で「Volume Purchase Programを有効にする」にチェックを入れずに、OKボタンを押せば、
    (図3b)のアプリリストへの登録が終わります。

    (図3b)


    (図3b)で、「次へ」ボタンを押すと、(図4)が現われ、アプリを配付する端末グループを指定します。

Appストアアプリをサイレント・インストールをするなら、コレ。
デバイスベースか、ユーザーベースかの選択

3-4. App Storeアプリ- VPP

  • (図3sub)
    (図3a)または(図3b)で、「追加」ボタンを押すと、 左の(図3sub)のようなプルダウンメニューが表示されます。
    ここで、 App Storeアプリを選択すると、(図3-4a)が現れます。

    (図3-4a)


    (図3-2)や(図3-3)と異なり、 「Volume Purchase Programを有効にする」にチェックを入れます。
    また、「管理対象の配布(iOS7以降)」を選択しています。

    アプリのダウンロードの際にVPPトークンを提出

    • VPPとは、一括購入割引(Volume Purchase Program)のことです。
    • 予め、Apple社の「ビジネスStore」から、 当該アプリの引換証となるVPPトークンをダウンロードし、MobiControlサーバにアップロードしておきます。 詳しくは「VPPトークンの入手と配付」をご参照ください。
    • MobiControlサーバは、VPPアプリを含むアプリカタログ・ルールの適用対象となる端末に、VPPトークンを配付します。
    • 端末がApp Storeからアプリをダウンロードするときに、VPPトークンを 引替証として提出します。端末ユーザ個人には課金されません。
    • (図3-4a)のアカウント欄の右端をプルダウンすると、アカウントのリストが表示されるので、該当アプリに対するアカウントを選択します。
      ここで、アカウントとは、VPPトークンに対し購入者側が名付けた名前です。

    「ユーザーベース」か「デバイスベース」か

    (図3-4a)の指定タイプの右端をプルダウンすると、「ユーザーベース」か「デバイスベース」のプルダウンメニューが現れます。 どちらかを選択します。 「デバイスベース」か「ユーザーベース」を参照ください。

    アプリ一覧表への反映

    (図3-4a)で、アカウントを指定し、「ユーザーベース」か「デバイスベース」かを指定したら、「OK」を押します。
    選択したアプリが、(図3b)に反映されます。

    (図3b)

    (図3b)で「次へ」を押すと、(図4)が現われ、対象端末グループまたは端末を選択します。

    引き替えコード(iOS6以降)

    以上、VPPトークンによるライセンス管理を説明してきました。これは(図3-4a)で、「管理対象の配付(iOS7以降)」にチェックを入れた場合でした。 (図3-4a)では、「引き替えコード(iOS6以降)にチェックを入れることもできます。但し、引き替えコードによるライセンス管理はお勧めしません。 引き替えコードは、配付した端末に永久に紐付けされてしまいます。
    • 同じユーザが端末を乗り換えても、新しい端末にライセンスを移すことができません。
    • 当該端末のライセンスを回収し、他の端末ユーザの端末に移すこともできません。
    引き替えコードの利用は、対象端末OSのバージョンがiOS6の場合に限定的に使うのが望ましいでしょう。

3-5. VPP B2B 管理対象の配付

  • (図3sub)
    (図3a)または(図3b)で、「追加」ボタンを押すと、 左の(図3sub)のようなプルダウンメニューが表示されます。
    ここで、 VPP B2B アプリを選択すると、(図3-5)が現れます。

    VPP B2B アプリのVPPトークンのApp Storeからの入手、及びMobiControlサーバへのアップロード手順は、 「VPPトークンの入手と配付」で記述した手順と同じです。

    (図3-5)

    (図3-5)の「VPPアカウントの選択」ボタンの右端をプルダウンすると、購入したVPPトークンに名付けた アカウントの一覧が表示されます。
    該当するアカウントを選択します。
    アカウントとは、 「VPPトークンの入手」 のページ(図17)のダイアログの「説明」欄に入力した文字列です。 この時、MobiControlサーバにVPPトークンをアップロードしましたが、そのVPPトークンに名付けた名前が、アカウントです。
    これで、当該のVPP B2Bアプリに対するVPPトークンが紐づけられました。端末がApp Storeからダウンロードするときに、VPPトークンを 引替証として提出します。端末ユーザ個人には課金されません。

    (図3-5)の「OK」ボタンを押すと、(図3-5)で設定したアプリが(図3b)に反映されます。

「配信オプション」を「推奨」か「必須」かの選択
Appストアのアプリの更新を自動にするか、コンソールでの手動でするかの選択

3-6. アプリ毎の「詳細設定」

  • (図3-1)、(図3-1b)、(図3-2)、(図3-3a)、(図3-3b)、
    (図3-4a)、(図3-4b)、または(図3-5) の下部にある、「詳細設定」を押すと、(図3-6a)が現れます。

    (図3-6a)

    項目説明
    推奨か必須か 右端をプルダウンすると、「推奨」か「必須」を選択できます。「推奨」の場合は、端末に 表示される「プロンプト」の回数を指定できます。詳しくは、「1-6. 「推奨」か「必須」か」を参照ください。
    プロビジョニング・プロファイル エンタープライズ・アプリの場合、プロビジョニング・プロファイルも、アプリと同時に配布します。
    「参照」ボタンを押すと、エクスプロラが現れるので、プロビジョニング・プロファイルのフォルダを選択し、 当該プロファイルを選択します。
    プロビジョニング・プロファイルのファイル名が表示されます。
    プロビジョニング・プロファイルは、AppleのOCSP(Online Certificate Status Protocol)サーバで管理されます。 プロビジョニング・プロファイルには次の2種類があります。
    • デベロップメント・プロビジョニング・プロファイル
      開発段階のアプリを開発チームで共有するのに使います。
    • ディストリビューション・プロビジョニング・プロファイル
      端末ユーザに配付するアプリに同梱するプロファイルです。
    バンドルID当該アプリのバンドルIDを入力します。
    アプリの更新 Appストアで、アプリの更新があったときの対処選択肢です。
    • Automatically update app on devices to at least this version
      Appストアでアプリの更新があったことを、MobiControlサーバが検知したら、端末にアプリの更新を指示します。
      • MobiControlサーバは、24時間に一回は、Appストアでアップデートがあったかどうかをチェックします。
      • MobiControlサーバが更新を検知した後に、チェックインしてくる端末に順次指示します。
      • MobiControlサーバからの指示を受けた端末はすぐに、Appストアにアクセスし、更新されたアプリをダウンロードし インストールします。監視モード端末なら、サイレント・インストールされます。
    • Manually control the update of App on devices
      Appストアでアプリの更新があっても、自動更新はされません。右横の「Push App Update」ボタンを押すまで、端末にバージョンアップの指示をだしません。
    オプション
    デバイスの登録が解除されたときにアプリを削除します。 端末のMobiControlへの登録が解除されると、 このアプリは自動的にアンインストールされます。
    iTunesとiCloudへのアプリのデータのバックアップを防止 当該アプリが生成したデータを、iTunesを使ってパソコンへバックアップしたり、iCloudへバックアップするのを 防止します。

アプリに構成を追加

  • (図3-1)、(図3-1b)、(図3-2)、(図3-3a)、(図3-3b)、
    (図3-4a)、(図3-4b)、または、(図3-5) の下部にある、「アプリの設定」を押すと、(図3-7)が現れます。
    アプリカタログ・ルールによってアプリに設定(構成)を追加することができます。

    (図3-7)

    項目説明
    設定したURI 起動時に、あるURIの画面を端末に表示し、端末ユーザの選択で、そのアプリを起動する場合、そのURIを入力します。
    設定コマンド アプリカタログ・ルールを媒介にして、アプリをインストールするときに、この欄に書き込んだ情報をアプリに読み取らせます。 この欄の情報は、アプリの挙動の一部を規定します。 この欄は、Apple Plist(Property List)フォーマットで記述します。XMLに似ています。

    例えば、MobiControl SDK for iOSを取り込んだアプリの場合、下記のような情報を「設定コマンド」欄に書き込みます。
    <dict>
    <key>DEVICE_DI</key>
    <string>%DeviceIdentifier%</string>

    <key>AUTH_TOKEN</key>
    <string>%AuthToken_1h%</string>

    <key>ENROLLMENTID</key>
    <string>XXXYYYNN</string>

    <key>SITENAME</key>
    <string>MobiControl</string>
    </dict>
    MobiControl SDK for iOS を取り込んだアプリを起動すると、常にMobiControlサーバに接続します。 アプリのオリジナルそのものは、MobiControlサーバのアドレスを把握していません。 上のPlist情報は、そのアプリにMobiControlサーバのアドレスを読み取らせます。

4. 対象となる端末グループの指定

(図3b)で「次へ」を押すと、(図4)が現れます

(図4)

アプリ・カタログ・ルールが対象とする端末グループを指定します。

5. アプリ・カタログ・ルールの設定内容

(図4)で「次へ」のボタンを押すと、(図5)の設定確認ダイアログが現れます。

(図5)

(図5)の設定に問題がなければ、「終了」ボタンを押します。
これで、アプリ・カタログ・ルールの作成は終りです。

6. 詳細設定

(図5)の「詳細設定」のボタンを押すと、(図6)が現れます。 このアプリ・カタログ・ルールの適用期間を設定できます。 今すぐでなく、後日、ルールの適用を実施する場合は、適用開始日時を指定します。
一定期間経過すると、アプリ・カタログの運用を終了することが予め分かっていれば、終了日時を指定します。

(図6)

アプリ・カタログのヘッダ飾り(オプション)

(図6)の画像部分をダブルクリックすると、エクスプロラが開きます。 上部左の画像や、上部バナー画像を指定すると、それが、カタログページの上部に表示されるようになります。

7. 作成済のアプリカタログ・ルールを見る

(図7)

左側ペインの「アプリ・カタログ」の文字列を左クリックすると、作成したアプリカタログ・ルールのリストが現れます。リストの中の アプリカタログ・ルールの名前部分を右クリックすると、左の(図7)のようなプルダウンメニューが現れます。

「カタログのプレビュー」をクリックすると、アプリ・カタログ全体のイメージが、コンソール画面にポップアップ表示されます。

(図7)で、「ルールの編集」を選択すると、アプリ・カタログ・ルールの設定内容の修正ができます。
「ルールの編集」を開き、上辺の「アプリリスト」タブを選択すると、(図3b)が現れます。 これから、アプリの追加や削除ができます。
上辺の「ルールの対象」タブを選択すると、アプリ配布対象の端末グループの変更ができます。

8. App Storeアプリのバージョンアップ

アプリ毎の詳細設定」の(図3-6a)で、「Automatically update app on devices to at least this version」にチェックを入れておくと、 Appストアでアプリの更新があっても、自動更新はされません
この場合、新しいバージョンのアプリを検証の結果、展開してよいと判断したら、そのアプリをインストール済の端末に対し、 バージョンアップを指示します。
次の「App Storeアプリのバージョンアップの働きかけ」をクリックしてください。

App Storeアプリのバージョンアップの働きかけ

  • 次の手順で、(図3-6a)を開きます。
    1. (図7)で「ルールの編集」を選択
    2. 「アプリリスト」タブを選択
    3. (図3b)が現れるので、該当アプリを選んで「編集」ボタンを押す
    4. (図3-4a)が現れるので、下辺の「詳細設定」を選択
    5. (図3-6a)が開きます。

    (図3-6a)再掲

    (図3-6a)の「Push App Update」ボタンを押します。 (図8)がポップアップします。

    (図8)

    (図8)にチェックを入れて、「はい]を押すと、全端末がAppストアからのダウンロードを開始します。

    WiFi接続の端末の場合、社内ネットワークとインターネットとの間の回線が輻輳(ふくそう)する可能性があります。 対象端末が多いときは、実行する時間帯を考慮するのがよいでしょう。
    誤って「Push App Update」ボタンを連続して押し、(図8)で、また「はい」を押すと、全ての端末が再度 Appストアにアクセスすることになり、回線が輻輳(ふくそう)する可能性があります。
    時間経過して、アプリをまだインストールしてない 端末を調べてから、再度「Push App Update」ボタンを押すのがよいでしょう。

    監視モード端末なら、サイレント・インストールがされます。しかし、 アプリのアップデートはサイレントインストールでも、端末操作に影響を与えます。 なるべくなら、勤務時間外に実行するのがよいでしょう。

9.「ユーザーベース」から「デバイスベース」への切り替え、またはその逆

「ユーザーベース」を指定してアプリを配布済だが、これを「デバイスベース」に変更したい場合があります。 また、その逆もあり得ます。
次の「ユーザーベース」から「デバイスベース」への切り替え、またはその逆をクリックしてください。

「ユーザーベース」から「デバイスベース」への切り替え、またはその逆

  • 次の手順で、(図3-4a)を開きます。
    1. (図7)で「ルールの編集」を選択
    2. 「アプリリスト」タブを選択
    3. (図3b)が現れるので、該当アプリを選んで「編集」ボタンを押す
    4. (図3-4a)が現れます。

    (図3-4a)(再掲)

    「指定タイプ」の欄の右端をプルダウンして、「ユーザーベース」または「デバイスベース」に切り替えます。

10. VPPトークンの回収、Appストアへの申立て

VPPアプリを1台の端末にインストールすると、VPPトークンが1個、使用中になります。
逆に、そのアプリをアンインストールすると、VPPトークンを回収でき、MobiControlサーバでのVPPトークンの在庫が1個増えます。
そのVPPトークンを、その日のうちに、他の端末に付与したとします。しかし、付与された端末では有効にならない場合があります。 それは、VPPトークンの端末間移動を、Appストアに、まだ申立ててないからです。
MobiControlサーバは、夜中の24時過ぎにApple Appストアにアクセスし、この申立てをします。
それより早く、申立てをしたい場合もあります。

VPPトークンを、他のMDMサーバから移牒してくることがあります。その場合も、Apple Appストアに、移牒の申立てをします。
次の「VPPトークンの回収、Appストアへの申立て」をクリックください。

VPPトークンの回収、Appストアへの申立て

  • 次の手順で、(図10a)を開きます。
    1. (図7)で「ルールの編集」を選択
    2. 「アプリリスト」タブを選択
    3. (図3b)が現れるので、該当アプリを選んで「編集」ボタンを押す
    4. (図10a)が現れます。

    VPPトークンの在庫確認

    VPPトークンの購入個数や、使用中個数の把握をします。

    (図10a)

    (図10a)の「アカウント欄」をプルダウンすると、「VPPアカウントの管理」の文字列が現れます。 これをクリックすると、VPPトークンの管理画面(図10b)が現われます。
    購入したVPPトークンの購入数、使用数、未使用数などが表示されます。

    (図10b)


    端末からのVPPトークンの回収

    「ユーザーベース」でも「デバイスベース」でも、そのVPPトークンをMobiControlサーバに回収し、サーバに在庫としておくことができます。
    次のトリガーが発生したら、VPPトークンは、端末から回収されます。
    • 端末ユーザによる、MobiControlの登録から解除
    • コンソールで、端末を「削除」または「登録解除」
    • 当該アプリカタログ・ルールを削除した場合、又は、アプリカタログ・ルールの対象となる端末グループから端末から外した場合。
    • コンソールで端末が所属する端末グループを移動したが、新しい所属グループでは、当該アプリカタログルールが適用されてない。
    • VPPトークンの指定タイプを、(図3-4a)で編集して、「デバイスベース」から「ユーザーベース」に切り替え
    「デバイスベース」から「ユーザーベース」に切り替えると、その瞬間は、対象となっている端末から、該当アプリはアンインストールをされます。 従って、VPPトークンは回収されます。
    しかし、端末には、(図1b)のプロンプトが現れます。そのプロンプトに従い、端末ユーザのApple IDを、Appleに 登録すると、アプリは再インストールされます。再インストールされると、VPPトークンは使用中に戻ります。
    端末からVPPトークンを回収すると、MobiControlサーバのVPPトークンの在庫が増えます。 他の端末にアプリカタログ・ルールを適用すれば、新しい端末にVPPトークンを渡せます。

    他のMDMサーバからVPPトークンをインポート

    複数のMDMサーバを設置している企業があります。
    システムのスケーラビリティや可用性を目的として、MobiControlサーバを複数、設置している企業もあります。
    この際、他のMDMサーバにアップロードしていたVPPトークンを削除し、このサーバにインポートする場合があります。
    詳しくは、VPPトークンの入手と配付の 「C. VPPトークンをMobiControlサーバにアップロード」のセクションの中の「他のサーバからVPPトークンの移牒」を参照ください。
    このVPPトークンの他のサーバからの移牒を終えると、続けて、Apple Appストアに、この移牒の申立てをします。
    (図10b)の下辺の「詳細設定」ボタンを押すと、(図10c)が表示されます。

    (図10c)


    (図10c)の記述項目説明
    VPPアカウントの所有の申立 (図10c)の赤矢印部分をプルダウンすると、インポートしてきたVPPトークンの名前(アカウント)が表示されます。 その上で、「所有の申立て」ボタンを押します。
    「ライセンス解除通知を有効にする」のチェックボックス これにチェックを入れておくと、当該端末のVPPライセンスが解除されると、端末にその旨の通知をします。
    「VPPライセンスの照合」ボタン端末からVPPトークンを回収し、それを他の端末に付与した場合、 そのライセンスの移動を、Apple App ストアに申立てておかなければなりません。 MobiControlサーバは、夜中の12時過ぎ頃にApple VPPサイトに申立てします。
    この際は、当該VPPトークンが移牒先の端末で有効になるのは翌日になります。

    しかし、(図10c)の「VPPライセンスの照合」ボタンを押すと、すぐに、VPPライセンスの移牒をApple Appストアに申立てできます。

11. 端末の展開率グラフ

左側ペインの「アプリ・カタログ」の文字列を左クリックすると、作成したアプリ・カタログのリストが現れます。リストの中の1つの アプリ・カタログの名前にマウスを当てると、右側ペインに棒グラフが現れます。これは、アプリ・カタログ・ルールの中の各アプリの展開率です。 対象となる端末台数の内、インストール済み台数をパーセント表示しています。(図11)がサンプルです。

(図11)